COB LEDライト 超ミニサイズのワークライト

 

今回ご紹介するのはこちら。
メーカー無しの量産型LEDライト。
日本amazonでもちょこちょこ取り扱ってますが今回はアリエクで先月のセールに購入しました。
細々とモデル違いが存在しますが、私のは3色切り替え付きで四角いタイプ。
単色の安いモデルやら丸形やら三角やら面長なやつやら 派生がやたらとあるので
自分好みの形を見つけましょう。

充電端子はType-C。防水キャップが付いていますが本当にただの蓋。
大抵は端子に合わせて凸型のキャップになってるんですけどね。
生活防水だのIPX4だの書いてたりするんですがあまり信用しないほうが良いでしょう。

素材はアルミ合金とプラスチック。カラビナ+栓抜きを担っている外枠が合金で
それ以外はプラなので結構軽量です。
作りはいかにもといったクオリティで、商品ページによってはメーカー名が付いてますが
箱には何も書いていない。
発光部を覆う樹脂が最初から擦り傷だらけ。
マグネットを取り付けていると思われる接着剤がたくさん糸を引いて背面にこべりついている。

商品ページの小ささを強調したいと思われる画像が
巨人の出演により誇張表現されている。

商品仕様から逆算すると、画像の人差し指は太さ3センチを超えています


散々なことを書いていますが肝心なライトとしては結構使えるおもちゃでした。
発光部を見てみると、3色に別れてます。
一番外側が白色、その内側がウォーム、真ん中は赤色になっています。
スイッチを押すと
白色→白色(弱)→ウォーム→ウォーム(弱)→赤色→赤色点滅 と切り替わります。
時間を開けてからスイッチを押すと切り替えではなくOFF。
スイッチを長押しで白色とウォームの同時点灯。

塗装が雑で指に黒い粉が結構付くよ!
明るさはかなりのもので、iPhone等のカメラに付いているライトの大きい版と考えるとわかりやすいかも。
ビカビカ系の光で、直視すると目がやられます。
まっ透明な樹脂カバーなのでとんでもなく眩しい。
色味に関して
白は割りとちゃんと白。青白い光ではないので結構視認性良。
ウォームは一般的な暖色ではなく明るい黄色? 昼光色をもう少し暖色に寄せた半端な色です。
同時点灯に関してはそこまではっきりと色味が異なっていない為か、明るさ含めあまり変わらず。
特に使うことはなさそう。

文字通り、作業灯として使う分には背面に付いたマグネットで天面に取り付けたり
スタンドで自立させ何かを照らすという役割は十二分。
ソロキャンならカラビナ部分をどこかに引っ掛けて眼の前を照らす照明としてもいけると思いますが
直視すると目がやられる仕様なので、他人がいる場所では絶対にやめた方がいい。

点灯時間は弱モードでも1時間ちょっと。2時間は持ってないくらい。
500mAhなので明るさを考えるとこれくらいかなという感じ。

アリエクだとセールで700円前後で買えるのでまぁ良しという感じ。
とにかく小さい、作業灯が欲しいんだ!という需要には合ってると思います。


総評
オススメな人:コンパクトな作業等が欲しかった方。質が悪くても照らせれば構わない方。
個人的好み度:10点満点中/7点
完成度:10点満点中/4点 コスパという意味ではアリですがそのうちダイソーとかでもう少しキレイ目なのが出そう。

See Audio Bravery Anniversary

 

今回ご紹介するのはこちら。愛用していたイヤホン
BraveryのAnniversary版。
基本的にチューニング等は変わらず、付属品と色と形がアップグレードされたイヤホンになります。
なので音質に関するレビューは基本的に無印Braveryの記事を参考願います。

まず付属品のケーブルが最近ちょっと流行っているプラグ交換式。
3.5mmだけでなく2.5mm、4.4mmバランス端子に交換可能。
TRN kirinもそうでしたが1本のケーブルで様々な環境に対応できるのはユーザーとして有り難いですね。
私は3.5mmオンリーの環境ですが。

色と形は画像の通り。
無印はマーブル調のランダム柄に黒っぽいスケルトンボディでした。
Anniversary版(以下赤Bra)はとても鮮やかなルビーレッドで、フェイスプレート側の柄に
seeという文字が追加されています。
無印版のデザインは決して悪くありませんがランダム要素によりちょっとイマイチなものもある傾向。
赤Braに関してはランダム要素がありません。

形状はかなり大きく変化。フェイスプレートがかなりスマートに。
イヤーフィンのような凸が出来、ノズルの凸は根本の盛り上がりを含めるとちょっと短めになりました。
これにより私の耳にはジャストフィット。
しっかりと耳に筐体ごとキッチリ収まります。
無印もとっかかりがないので特別悪くもないんですが良くもなく。
イヤーピースを普段ML~Lを使っているところからM~MSにしたところ
奥に押し込みやすくなり多少は改善されたのですがその丸っこいデザインから
すぐにずれるという残念さがありました。
その点、赤Braは今までで一番のフィット感。
どれくらいフィットしてるかというと装着した状態で会話をしたり欠伸をしてもずれて音がスカスカになりません。
このフィット感だけでも無印を超えて改めて優勝。

音質については上記に書いた通り無印の印象から殆ど変わりないんですが
手元に届く前に閲覧したレビューの中で気になっていた点が。
「低音は若干減った可能性」

元々密度重視ではなく、スマートに、でも楽しく聴ける量感はしっかりとあるイヤホンという印象だったので
そこから若干減るとなると好みからはずれるから今回は見送ろうかな。とも思ったのですが
結果としては個人的に違いはわかりませんでした。
ただ、ここまで装着感が改善したのにわからないということは実際に低音は少々減っているのかもしれません。
音の感じ方は人それぞれですが低音は特に装着感によって変わるので。

改めて音質の完成度を感じましたし、唯一不満だった装着感が改善されたことにより
本当にお気に入りのイヤホンとなりました。
しかし無印版の装着感が気に入っている方にとっては買い替えるまでの理由は見当たりません。
それくらい余計なことをしてないバージョン違いだと思います。

装着感を理由に見送っていた方は是非。
500個限定ですが今度は青色が1000個限定で出ているので、今なら色も選べるぞ!



総評
オススメな人:寒色系で完成度の高い、幅広い音源を楽しめるイヤホンを求めている方。無印版を装着感を理由に諦めていた方。
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点 







JISULIFE ネックファン(ネッククーラー)FA31

 

今回ご紹介するのはこちら。前回の通り、JISULIFEから今年出された新たなネックファン。

こちらの主な特徴としては
・ファンが通常より大きめ
・バッテリー容量4500mAh
・重さ約279g
・充電端子Type-C

前回紹介したFA12Rと比べファンの数は通常通りの2個ですが、ファンのサイズが気持ち大きめ。
見た目がヘッドホンのようなデザインになっています。
充電端子と電源ボタンは左側のファン部分にまとまっており、使い勝手は上がっています。
真中部分はシリコン等ではなく、バッテリー収納スペースになっておりボコっと凸があります。
このデザインのおかげで首にまとわりつくような感覚がかなり減少。
重さが60g程減っているのもありますが装着感はかなり向上しました。

わかりにくいですが、左右の根本に可動域がついているので狭くすることで
顔が小さめの方でもしっかりと風を感じるように調整可能。
狭くするだけで広がりはほぼゼロなのがちょっと残念。
左右微妙に非対称な可動はお察しください。

駆動音はとても静か。1段階で使う分には図書館等のような静かな場所でもあまり気にならないレベル。
段階は2、3までの3段階と別にブーストモードがあります。
この手の製品は電源長押しで電源オフが出来たりするんですがこちらは長押しでブーストモード。
ゆっくり音と風量が上がりかなりの音量になりますがその分大風量。
中々活躍の場はなさそうなモードですが...。

吹き出し口が狭い分、集中的にでます
前作との大きな違いは風の当たりどころ。
FA12Rは大きさもあり口元から頬にしっかりと風があたるタイプ。
FA31は風の吹き出し口が大きな5つになっており、その配置から口元には風がきません。
頬と、首筋をメインに冷やすタイプ。
試しに数日使った結果ではどちらも一長一短ですね。
一瞬で涼しさを感じるのはFA12Rのような口元に集中して風が来るタイプ。
でもFA31も数分続けてると首筋が冷やされるせいか凄く楽にはなる。
総合的にはどちらも割りと涼めるんですがどちらが良いかは好みのレベル。

FA31はカラーリングが綺麗だし、軽いし首が蒸れにくい装着感。風は頬から首筋中心。
FA12Rは口元、頬へのしっかりした風が魅力的ですが重くて首が蒸れやすい。
バッテリーに関してはどちらも大容量なので丸1日使う程度ならそこまで気にせず使える。

風の当たる位置は口元のほうが好みだけどその他はFA31が優れてる感じでした。
強いて言うなら髪の長い人はFA12Rのような口元から風を当てるタイプじゃないと
FA31のようなタイプは風を感じにくくてイマイチだと思います。

現在アマゾンで取り扱っているのはFA12RのみなのでアリエクのJISULIFE公式ショップリンクを貼っておきます。
普段は4500円前後ですが定期的にセールで3500円前後に下がります。
アマゾンで取り扱いがあれば後日リンク追加したいと思います。

総評
オススメな人:見た目・装着感の良いネックファンを探してた方。
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/8点 






JISULIFE ネックファン ‎FA12R

 

今回ご紹介するのはガジェット系から、流行りのネックファン(ネッククーラー)。
JISULIFEというメーカーの‎FA12R。

ネックファンは昨年、アマゾンでタイムセールだった適当なメーカーのを初めて購入したんですが
外だとイマイチだけど電車内など、空調の効いている室内であればとても快適だったので
より高性能なものを求めて地味に沼っています。

今回紹介するのはたまたまアリエクで物色中に見つけたFA12Rというファンが4つ搭載されたパワー系のヤツ。
来週は最近追加した同メーカーの新作FA31を紹介する予定です。
ちなみにFA31はまだアマゾンで取り扱いが確認できてません。。。

主な特徴としては
・ファンが左右に2つずつ。合計4つ搭載。
・バッテリー容量が4000mAhの大容量
・重さ約340g
・充電端子Type-C

質感はこんな感じ。
全体は普通のプラですが真中部分だけシリコンのような別素材。
しかしフレキシブルというわけではなく、ミシミシいうので実質固定幅。
先端部が若干狭いので首が太い人だと装着感含めて少し窮屈かも。

充電端子と電源スイッチはどちらも背面側になるのでちょっと操作感悪め。
インジケーターも付いています。

一番の特徴は何と言ってもファンの数。

駆動音は初めて購入したネックファンに比べると気持ち音が低め。
ヒャアアアンとうるさい音ではないですが、それでも中・強だと結構音はでかいです。
自分の耳元で鳴るので外だと若干周りの音が聞こえにくくて危ないかも。電車内等では周囲への音漏れも少々気になるところ。
しかしその代わりに得られる涼しさは中々のもの。
FA12Rは他のネックファンに比べ本体の長さがある為、口元から頬のあたりまでしっかりと風が来ます。
マスク生活だと口元に風があると少し楽。
ですがその分、首の側面や後ろの方は風穴こそありますが僅かな風しか出ないです。

初代ネックファンに比べると多少重さこそ気になるものの、この風量は気に入ってます。
バッテリーも4000mAhと初代に比べ倍くらいあるので1日2日で切れてしまうということも無し。
週に5,6時間以上は使ってますが週1ペースでの充電で済んでいます。
残量表示があればもう少しありがたい。
後は重たさ故、2時間くらいつけっぱなしにしてるとちょっと首が凝る感じもありました。ここは個人差もありそう。

取り扱い直後はかなりお高かったんですが一時2500円前後、真夏の今では約3000円。10%引きクーポンもあります。家電量販店で売ってるような商品に比べコスパは良いのでオススメ。 来週は新型との比較含めてレビューを投稿予定です。


総評
オススメな人:風量重視のネックファンを探している方。
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/8点 

TRN Kirin TRN発 今流行りの平面駆動ドライバ搭載イヤホン

 

今回ご紹介するのはこちら。
今流行っている平面駆動ドライバ搭載イヤホンがTRNから!
TRN Kirinです。
qdc pinで金属筐体ですが、マグネシウム合金で軽量。ドライバは各社若干の違いはありますがKirinは14.5mm。
フェイスプレートには細かな穴のようなものが見えますが半開放型のような感じ?
模様というわけではないと思うんですが、試した感じ特に音漏れがここから大量発生してはなかったです。
ベントは別途大きなものが下部に3つ搭載されていて、フェイスプレートの効果もプラスなのかかなり広い鳴り方をします。

目立つベント、ノズルの根本には謎のライン


装着感は非常に良好。
本体の軽さもありますが若干長めの標準ノズルと変に凹凸を作らずスリムにシュッとした
ボディがすんなりかつガッチリと耳にホールドします。
軽量金属筐体とこの痛み無くしっかりと収まる感じ、VX PROに近い良さです。

TRN Kirinは各社から出されている平面駆動ドライバ搭載イヤホンと比べ価格は若干低め。
ですが付属品がかなり凝っており、まずはノズルが交換式で短め、長めのタイプが。この為根本にシリコンリングが付いてたんですね。
ケーブルも2.5mm 3.5mm 4.4mmプラグが交換できるタイプ。
別に本体が安っぽいとかでもないのにこの付属品群は豪華ですね。ケーブルに関しては最近安売りしてる流れこそありますが。

ノズルの収納板が非常にカッコイイ

普通のネジと同じ。反時計回りで取れます

今回は主にリファレンス、標準ノズルでのレビューになります。
ちょっと付け替えくらいは試したんですが長めだと若干中高音減衰で低音、ミドルベースあたりがちょっと盛り。
短いタイプは高音域がちょっと盛られて他はそこまで変わらず。
装着感含めて標準が一番で良いかな。という感じだったので。

音の第一印象を語る前にこのイヤホン、必ず1時間ちょっとは鳴らしてから聴いてほしいです。
エージングに関しては私の場合とりあえずやっておこう。くらいのものなんですが
Kirinに関しては明らかに箱出しとその数時間で音が変化したと感じました。
箱出しの時点では低音がちょっとブーミーで中高音がちょっと耳に障るような刺さりとは違う刺激があり、
これは失敗したかもーと思う音でした。
しかし小一時間聴いていくうちにどんどんと刺激が無くなり、低音も落ち着いていったので
平面駆動の特性なのか不明ですが、箱出しで判断してたら間違いなく後悔するところでした。

ようやく音の第一印象を。
どっしりとしたベースを中心に、濃いめかつ精細な中音域が広めのステージで鳴らす非常に魅力的な音。
サブベースから量感のある低音がしっかりと主張。特にミドルベースあたりはかなり濃い。
相対的にサブベースはちょっとスリムに聴こえますが多めの部類だと思います。
金属筐体の効果か、平面駆動ドライバの効果か、相当な量感にも関わらず一定の締りがあり
他の音をマスクしていません。14.5mmという大型ドライバということも貢献してそう。

中音域は少し暗めで、濃さと広がりが強め。
個人的には平面駆動は明るくてシャキっとした音なんだろうなぁ!と思ってましたが。
LETSHUOER S12は試聴だけさせてもらったことがありますがとてつもない明るさを伴った中高音だったので
ここはイメージと違いました。でもTRI I3も平面駆動搭載のトライブリッドでしたが中高音は暗めだったかも。
平面駆動はチューニングによってかなり幅のある音を出すというコト?
横への広がりが強く、分離感高め。
その影響かパートによって大分音の印象も違います。
ドラムのスネアや男性Vo辺りは気持ち控えめ。ピアノやギターのカッティング、金管楽器はパンチこそありませんが広く響く明瞭感。
ドラムの金物や女性Voは高めの方だと時折グイッと主張してきます。刺さるってほどではありませんが派手な部類。

高音域はちょっと距離感を感じますが悪い意味ではなく、広い音場の中で端の方に位置してるかなーという印象。
他の音に追いやられているというわけでもなく、しっかりと単独で存在感を出しつつも刺さるような刺激は避けてるような。

Kirinは今まで聴いてきたイヤホンの中でもトップクラスに音場が広く、ヘッドホンに近いような音を楽しめますね。
カナルイヤホンの良さは構造から来る密閉感、それに伴う音のパンチ、スピーカーやヘッドホンでは聞き取りにくい
細かな音を楽しめる点だと思っています。
その代わりヘッドホンやスピーカーで味わえるステージ感、広さ(物理的に空間があるので当然と言えば当然ですが)を失います。
Kirinは軽量ボディで装着感の良さから来る閉塞感が弱い分、殊更カナルイヤホンで感じやすいこのデメリットが弱い。

レビューを始めてから、ある程度感想をまとめたら次のイヤホンだ。というリズムが続いてるんですがたまにこういう
「しばらく外したくないな」と思わせる出会いがあるからたまりません。
装着感の良さ、音の心地良い楽しさ。音楽を聴く上でこの2つが揃えばしばらくは手放せません。

強いてデメリットを上げるなら中音域の暗さ。
量感の濃さが要因なのかわかりませんが、Braveryと比べると慣れるまでちょっと気になった。
男性Voやドラムの一部金属系が若干控えめに感じる程度なので、不満という程ではないんですが。



総評
オススメな人:平面駆動ドライバホンを探している方で、低音域の強さを重視している方。でも基本的には誰にでもオススメです。
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/12点 他に比べ若干低価格にも関わらず出来の良さ、付属品の豪勢さが凄い。




偽Podsシリーズ 第三弾

 

今回ご紹介するのはこちら。
今まで2回登場した偽Podsシリーズの第三弾。名前はない...ショップはいつものChitty's Store。

偽P(無印) 高級偽P(前回) 最高級偽P(今回)という感じになります。

相変わらず本体のみでの販売なので、ケーブルはMMCX対応のものを自前で用意する必要アリ。
それでいて今回は通常価格が現段階で8000円程度。
円安の影響もあるとはいえ、偽Pに比べると3倍以上の価格です。
偽Pから高級偽Pが結構個人的には価値ある音だなぁと思ったのでサマーセールに乗じてチャレンジ。

ガワは流石に最高級なだけあり雰囲気があります。樹脂ではなくちゃんとした(?)木材だと思います。
イン側の方は相変わらず最初から小キズが。

パッと見て穴から除くメッシュは高級偽Pと同じ緑色。ドライバーユニットの詳細が
偽P、高級偽P共に不明でしたが今回の最高級偽Pは商品ページにドライバーユニットの紹介がありました。
「バイオファイバーペーパーコーンサウンドユニット」
進化なのかどうかはともかく、初めて偽Pシリーズでドライバーユニットを紹介するということは
「他とは違うぞ」という自信があるのでしょう。
ストアページに画像もあります。


薄い和紙にたくさん髪の毛が入ってるような、お世辞に美しいとは言い難い見た目。
しかし単語的にはようやく中華イヤホンらしいそれっぽい響きを感じるので期待値が上がります。

音の第一印象としては微妙。イントラ系として決して悪くないドンシャリ系。
低音域はサブベースが少し薄め。鳴ってはいますが本来ウーファーがブンブン響くようなサブベースが
かなり控えめになります。イントラならしょうがないんですが。
しかしミドルベースの辺りは結構などっしり感。偽Pの中でも若干ではありますが多いと思います。

中音域に関しては私の苦手なキンッキンに響く状態。経験だけでいうとこの手の刺さりはいくら鳴らしても変わらないですね。
しかしJcallyのEP-09のような音楽に使うのはキツイというほどではない。
ギリギリ刺さってるくらいが気持ちいいんだよ!という人には良いかも。
男性Voでもしっかりと前に出てくる。でも繊細な感じではなく、ちょっと荒さがあるので最近の出来の良い1DDに慣れてると
やっぱこういう刺激のある音はよりキツく感じます。

高音域は中音域の主張に引っ張られてるがクッキリとパンチがあってこちらは良い印象。
イントラは元々カナル型に比べれば抜けが良いのは当たり前ですが、
それだけに高音域も細くスカスカになったりして「ラジオ用ならいいけど音楽にはちょっと楽しみにくい」というのも。

偽Pシリーズは独特の分離感の良さがありスピーカーを耳の直ぐ側で鳴らしてるような
開放感と音の太さが魅力的なんですが、最高級偽Pに関してはちょっとそこの良さが他2つに比べ弱い。
装着感はサイズが殆ど変わらなく見えるにも関わらず一番良い。
ガワも一番良い。
でも肝心の音が一番良くない...。
これで3000円くらいなら「まぁ良いか」なんですがセールでも6000円ちょっとはしたのでコスパも悪い。
Chitty's Storeにはまだ上の価格帯の似たようなイヤホンがありますがその辺りは宝くじでも当たらないと
中々レビューを書くことにはならなさそうです。


総評
オススメな人:偽Pが好きな方。
個人的好み度:10点満点中/6点
完成度:10点満点中/8点(偽Pの中では一番見た目が良いので)



EarFun UBOOM L  一番ベストなBTスピーカー

 

今回ご紹介するのはこちら。
EarFunの名機UBOOMの進化版。その名もUBOOM L。
何ともひねりのないネーミングですがUBOOMは過去私のブログでも紹介した、コスパ◎のBTスピーカー。
そんなスピーカーが初回クーポンで7999円→5999円になっていたので買ってしまいました。
BOSE買ったばかりなのに。

両者の主なスペックの変化としては
・スピーカーユニットが45mmから55mmに大型化
・最大出力24Wから28Wへ
・防水性能はIPX7からIP67
・バッテリーは増量、再生時間はユニットが大型化した関係か同じく最大16時間。
・bluetoothバージョンは5.0で変わらず、しかし対応コーデックSBCのみだったのがAAC追加。

防水性能に関してはIPXとIPで表示が異なります。
そもそもとしてはIPは保護特性記号というもので、その後に続く「X」もしくは「数字」で防塵性能と防水性能を2桁で表しています。
uboomのIPX7は防塵性については省略、防水性のみについて「7」という等級を表しています。
これは一時的に一定水深の条件に水没しても内部に浸水しないレベル。
それに対してUBOOM LのIP67は防塵性が「6」、防水性が「7」となります。
防水性は同じ等級。UBOOM Lはさらに防塵性についても粉塵が侵入しない等級になっています。

つまり日常的な水が降りかかるようなシチュエーション等であれば特に心配する必要がないということです。

充電端子は引き続きType-C。外部端子も備えていますので、有線で楽しむことも可能。
EarFunは価格を抑えているにも関わらずこういう細かいところに気が利いてて良い。
前作に引き続きTWS接続も可能。

大きさとしてはこんな感じ。
UBOOMより一回りちょっと大きいです。重さは585g→650gなので持った感じは意外と軽め。
質感は変わらずファブリック。メタルな金属感も良いですがこの手のスピーカーだとこういう布地が安心しますね。
ちょっとくらい落としても細かい傷を気にしなくて済む安心感。

音質モードは通常のインドアモードとアウトドアモードの2つ。
でもビデオモードという表記も。2つなのか3つなのかどっちだ!と思ったんですが
ビデオモードは音質を変更するものではなくいわゆる「低遅延モード」。
実はiPhoneに繋いでソシャゲで遊んだ際、遅延がかなりあったので少しがっかりしてたんですが
ユーザーズガイドを見ると「約250msの遅延を提供します」とのこと。
ビデオモードにしてみると約150ms以下に低下させますよ。とありましたが
数値以上に差を感じました。
ちょっとしたゲームをやる分には気になりません。
ただしビデオモードをオンにすると接続距離が短くなるらしいので、外使いをする場合などには向いてないようです。

よくあるシンプルなボタン配置。
肝心の音質について。
まずはじめにインドアモード(デフォルト)。
こちらは正直あまりオススメしません。
かなり平坦な面白味のない音で、夜静かな音量で落ち着いて聴きたい等、限定的なシチュエーションでなければ
基本的にアウトドアモードがオススメ。
以下アウトドアモードでのレビューになります。

第一印象としては今まで使ってきたBTスピーカーの中でも異色のバランスの良さ。
破綻のない範囲でバランスよく強調し楽しく音楽を聴けるサウンド。
UBOOM Lはoluv's gadgetsというyoutubeチャンネルを開設している方による調整(監修ってことで良いはず)が入っています。
実は昔からBTスピーカーを調べるときは氏のチャンネルを頻繁にチェックしていたので「あの人だ!」と驚きました。
公式の紹介によると「マスターミュージックオタクによる調整」だそうです(笑

tribit等今まで色んなBTスピーカーを使ってきましたが大抵は低音をモリモリに上げて中高音はパンチ優先。
楽しいドンシャリな迫力あるサウンドでした。
先日紹介したBOSE soundlink FLEXは低音好きな自分でも低音酔いしそうなレベルのムキムキマッチョベース。

しかしUBOOM Lは一味違う。確かに低音が強調され中高音もしっかりと目立つような調整になってはいますが、無理がない。
このサイズ感のスピーカーに無理も糞もないでしょうと思ってましたがナチュラルに盛られているんです。

低音はサブベースから含めパッシブラジエーターをいかんなく発揮したどっしりと重さのある音。
しかし全体のサウンドバランスで言うと出しゃばりすぎず、土台をしっかり構築している範囲。
オーケストラ編成の楽曲でもコントラバス等の重い音がググっと引き立ちますが
EDMやメタル、ロックでベースが前に出すぎてブンブンすることがない。
バスドラムにもしっかり重さがありますが本体が震えすぎるようなボワ付きはない。
重さがある低音を出しているにも関わらず、量感がキッチリ調整されている音です。

中高音域は明瞭かつ広がりのあるサウンド。
インドアモードだととても地味だった音が一気に広がります。
今まで体験した中ではDENONのDSB-250に匹敵するサラウンド感。
積んでいるDSPが余程優秀なのか、oluv氏によるチューニングの効果なのか。
ヴォーカルからギター、ドラムの金物や弦楽器まで。
ギンギンに太く強くがむしゃらに鳴らすのではなく、ナチュラルに強調された音。
久石譲のピアノ楽曲を試すと小型スピーカーは大抵音が割れたりしてしまうんですが
UBOOM Lではまったく割れませんでした。
ツイーターを積んでいるようなブックシェルフスピーカーや大型のスピーカーに比べても
このサウンドは目を見張るものがあると思います。このサイズでこの完成度。

艶とか解像度とかいうのはこの手のスピーカーに求めてはいけないですが、
このナチュラルな、それでいて楽しく聴けるサウンドは素晴らしい。
1万以下で買えるBTスピーカーとしてではなく、今までのBTスピーカーの中で一番良いと思いました。
このままoluv氏監修でUBOOM Sとか出してほしい...。




総評
オススメな人:予算1万以下で優秀なBTスピーカーが欲しいならコレ。カラバリは残念ながら期待出来ませんが。
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/12点