AZLA SednaEarfit mithryl イヤピも+金属ハイブリッド時代 金属パーツ使用のイヤーピース

今回ご紹介するのはコチラ(アキハバラe市場リンク)(楽天アキハバラe市場
AZLAより今月発売されたサージカルステンレスを音導コアに使用した一体成型ハイブリッドイヤーピース。
SednaEarfit mithryl【PR】




昨年から徐々に増えてきたノズル内に金属パーツを搭載したハイブリッドイヤピ。
冷静に考えたらイヤピに金属入ってたら手軽に金属っぽい響き手に入るんじゃね!?という発想はまだしも実際に作ってしまったんですね。
1年以上経ちアリエクでもちらほらと同じコンセプトのイヤーピースはいくつか出ていましたがコストカットの為か金属部品がとても控えめになっていたり。。。
個人的には値段が高いことや緑化、サビによる寿命への影響等。安くて使いやすいのがなんぼだろと思っていたのでスルーしてました。
この度案件をいただけたことで初体験になります。

サイズ感はこんなかんじ
本製品の特徴としては

・金属アレルギーに強い外科医療でも使われるサージカルステンレスを使用
・シリコンは米国FDAの安全基準をパスした米国製プレミアムLSR
・先端に向かうほど薄くなる独自のテーパード型構造
・ノズルとコアの直接接触防止用の独自の内部シリコンリング
等々。

特に個人的に良いなと思ったのは金属パーツがノズルに触れないようにシリコンリングが間に挟まっている点。
結構付ける時にグリグリしちゃうタイプなので地味に怖かったんですが今のところこいつが間にいるおかげでほぼガリっとした嫌な感触はなし。

サイズ感としては普段私が使っているTRI Clarion 角笛と近しい。Mサイズに関しては同じ12.6mmでした。

軸が傘部より長いキノコ型なのも実はClarionと同じ!
比較写真を撮ってみました。




左側が角笛LとミスリルML 右側がMサイズ同士です。
何となく同じサイズのはずのMでもミスリルの方がでっぷりとして見えます。
角笛が少しふっくらした下部から上に向かって強めの角度で絞っているのもありますが、ミスリルは全長が気持ち長めなのに
割とゆったりとした絞り方。
この透明なシリコン素材はモチモチでホールド感が強く、触った感じでは「これ挿入時の抵抗凄いのでは」と感じるのです が。
実はミスリルの傘部は根本から先端に向かって少しずつ肉薄になるという凝った仕様。
これにより傘根本のホールド感はしっかりと保持しつつ、先端の挿入時の抵抗感や挿入後の異物感が弱くなります。
実際に装着してみてこの点は驚きました。
こういったモチモチ素材は少し苦手なんですがすんなり密着の取れる深さまで入り、そこでしっかり止まる。
金属コアなんて入ってたら1,2時間で異物感出るんじゃないのぉと思ってましたがそれもありませんでした。
軸の根本は段差のある形状なのでイヤホンとの接続強度もバッチリ。むしろ強すぎて今回メインテストした
DK3001BDはノズルの先端の出っ張りが厚みのあるタイプだったので付けるのにコツがいるくらい。

with DUNU DK3001BD

音質の変化としてはスッキリとしたクリアな空間表現。
いつも奥までグリグリと突っ込んでしまうのですが、それがミスリルの場合だとちょっと手前で固定される間隔。
ほんの僅かな距離だと思うのですがそれが影響してかいつもよりクリアで音場が広い。
なのに低音が弱くなるという印象はなく、イヤホンなのに少しヘッドホンに近づいたかのような余裕のあるステージ感。

中高音が強調されるんだろうな。という安直な印象を持っていたんですが随分印象が違う。
これに比べると普段のイヤピは内部がシリコンであるという特性上、音が多少なりともボワついていたのか?となります。
イヤホンノズル先端からの軸は当然、金属コア全長+αを通るわけですが少し距離が長いおかげで低音が不足するという印象はなし。
むしろサブベースはソリッドさが出た気もする。


値段としては2ペアで税込み3,300円。今回私がレビューしたのは3種1ペアずつで4,400円。
1ペアあたりの値段はどうしてもお高くなってしまいますね。
後はこのステンレスコア部分が時間の経過でどうなるか。
仮にちょっと変化したとしても使用に支障はないと思うのですがここばっかりは時間経過次第ですね。
年末あたりにでも経過報告をしたいと思います。

ひとまずの使用感としてはかなりオススメ。
装着感、音の変化 両方とも今までのシリコン素材オンリーのイヤピとは流石に違います。
イヤホン沼にハマった人はケーブル、アンプ、DAP等色々な機材にもお金をかけてしまうと思います。
音を変えるという意味ならイヤピ交換は実は一番コスパが良い。。。
イヤピに千円超えかぁと感じるかもしれませんが二円円以下でTWS以外なら大体のイヤホンと互換性があるというのは
安価なケーブル交換よりよっぽど強いんですよ。
試聴できるお店が近くにある人は是非一度聴いて体験してほしい。
今更ながら体験した身としては革命的!の一言でした。オススメ。

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