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CCZ CZ12 1BAを足して帰ってきたアイツ

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)

昨年末にレビューをしていたハイブリッドイヤホン、CZ10に早くも次作機がリリース。
デザインやDD等、基本的な構成は同一のまま1BAをプラスして帰ってきました。 名前は何故か2つ増えてCZ12【PR】 @KeephifiO様からのご提供となります。

 


 qdc端子で重みのある亜鉛合金ボディなところは変わらず。
少し長めのノズルで、角度は緩いので短めのイヤーピースを付けて奥までぐっと突っ込むと良い感じです。
重さ故に大きめのイヤーピースや長さのあるタイプだと歩いてるだけでイヤホンがふんわりと揺れてしまう。
内側はなだらかなので食い込みがなく、ガッチリ支えるには奥に突っ込んで安定させるしかない感じです。

手前のベント埋まっとるやないかい!

ちなみにこちらはCCZ10

ベントも同じく2箇所。内側のノズル根本とDDの真上あたりに1箇所ずつ。
私のものは個体差でR側のベントが1箇所、多分塗装が付着したのか埋まってました(
レジン充填のイヤホンとかってたまに圧がかかりすぎて装着時にミチっとした音や振動板?が変形するようなポインッて音がするんですが
私のCZ12は右側だけこの現象がおきます。
正直音質に関してはわかりませんでしたが、なんか右だけ少し圧強いな?と思ったらまさかこんな個体に当たっていたとは。


フェイスプレートのデザインはモチーフこそ同じ歯車ですが結構変わっています。
CZ10では青いドット塗装が付いていましたが本作は緑。
あまりに似てると判別が付きにくいけどFPさえみればすぐわかりますね。

音質としてはCZ10に比べ若干ミドル上がりになったドンシャリ。
BAが増えたことで余裕をもたせるのではなく、せっかく増やしたんだから元気良くしちゃいました!というノリを感じる。
低音はサブベースからミドルまで少々強調されているがしつこくない。
金属筐体によるソリッドさと、今回中音域が強くなったことで相対的にスッキリ感が増した。
うねるような重みはCZ10の方がありますが、よりバランス型な低音域になっています。

中高音はキレ良く、分離感も良く。そこにパンチが足されました。
ちょっと前のKZにあったようなザ・ハイブリッド的な強調の仕方。
BA増やしたんだからもっとパワー載せようぜ! ただし崩壊はするなよ!とギリ理性を残した暴れん坊です。
女性ヴォーカルに関しては時折キツく伸びてくるところはあるが、それでも刺さりはしない。半歩手前くらい。
CZ10だと少し優しいなと感じていた伸びがグンと出てくる。
キラキラしたシンセが流れるダンスミュージック等は顕著に綺羅びやかになりました。
ギターに関しても分離感は保ったままキレが増し、ハイブリッドイヤホンらしい派手さがある。

低音域が相対的に弱く感じる分、あの締まりがありながら出音に重みのある感じがよかったのに!
と感じてしまう人もいるとは思う。
そういう意味では中途半端にお利口さを出すのではなく、
ちょっとギラつかせるくらいでちょうどいいと言わんばかりのチューニングは気に入りました。
CZ10で中高音が物足りないと感じた人ならきっとハマる。
個人的にはCZ10をかなり気に入っていたので現状は僅差でCZ10。
ただヴォーカルの気持ちよさは間違いなくCZ12なので難しいところです。

次はCZ20くらいのネーミングでマイクロプラナーとか追加して、DDは2発にしてこの元気さに更なる深さとスムースさを加えた暴れん坊を出してほしいですね。

総評
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/10点

CCZ CZ10 1DD+4BAの歯車デザイン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
CCZよりリリースされたゲーミングを謳うハイブリッドイヤホン、CZ10。

qdc端子で多分亜鉛合金の非常に重量感のある全金属ボデー。重いです。
ノズルは長く、若干強めの角度がついているタイプ。イヤーピースを角笛のような柔らかく軸の長いモノにすると相性が良くないかも。
軸が短めでしっかりとした素材感のイヤピがオススメ。(Kbearのコーヒとか)
角笛だとプラプラとした収まりきってない感覚がありましたが、交換すれば外使いで階段を歩いてても全く気にならない程度に固定されました。
ベントはノズルの根本と、DDの真上と言うよりは少し外側、BAのあたり?に1箇所ずつ。
内側にこの2箇所しかないこともあり、装着時の密閉感はそれなりに強い。
音楽を流していなくても耳栓的に結構ノイズが減少します。
全金属でかつガワの厚みもそれなりにあることが伺えました。


フェイスプレートは歯車を貴重とした彫刻?と言って良いんでしょうか。シールではなく段差のあるリアルなデザイン。


よく見ると中身の配線も見える
 4つのスワロフスキー的な装飾もアリ。メカメカしくて重い雰囲気を少し華やかにしています。

構成としては10mmのデュアルマグネットドライバ+PET振動板と、BAユニットが4基。
ZiiGaatでもよくある最近ド定番なハイブリッド構成ですね。
KZやTRN等低価格帯が多いブランド以外なら1万を越えることの多い構成ですが、CCZも前二社以上に低価格帯が多いブランド。
金属筐体とこの構成で現在のAmazon価格約5000円。
定価は相変わらずのJP価格ですがアリエクだと3000円台になることも。


音質としては程よい密閉感+重さとソリッドさの両立する低域+ギラつかないけど解像度高めの中高音。
つまり良い感じのドンシャリ。 今年リリースされた1万円以下では最強クラス。

サブベースからキック、ミドルまで一定に盛られた印象の低域は密閉感もありなかなかの量感。
しかし金属筐体のおかげかボワつきはほとんどない。ドッと出てスッと収まる。
最近は大きめのベントでこのあたりを調整してるような印象のイヤホンが多かった中、CZ10は内側の2箇所しかないベントで
よくここまで仕上げたなと思いました。
重みはあるのに余韻が少ないので、ウォーム系が好みだと少しここはあっさりに感じる人はいるかも。
ロック、メタルは勿論ポップスでもスカスカには感じないです。全体的に盛ってる。

中高音はキレ良く、刺さらず、分離感も高め。
超高域のような抜けた音や伸びの良さはイマイチ。流石にここは密閉感の高さの影響を受けた印象。
1000~2000人キャパの程よいホールでライブを聴いてるような密閉感です。
そんな狭くないけど広くもない。
ギターやコーラスの分離感が非常によく、ヴォーカルの伸びも高めの女性ヴォーカルだと若干天井を感じるけどそれ以外はまぁまぁ。
ドラムもバスドラからハイハットまでまんべんなく綺麗に聴こえる。低域の余韻の少なさがタムに対してちょっと「もう少し残って欲しい」と感じることはある。

ドンシャリでありながら低域の余韻の少なさによって中高音が際立つ。
ゲーミングと謳うのは迫力+人の足音のようなカサカサコツコツ音が聴き取りやすいとかその辺りですかね。
ベントが大きいタイプだと細かい音は「聴こえるけど音場が広すぎてすぐには認識しにくい」とかあるのでそれも含めて内側ベントしかない密閉デザインなのかも。

結論としては今年買った1万以下の中ではトップクラスのお気に入り。
国内Amazonでも定価こそ1万近いですが今では5000円台に下がったり。狙えばアリエクじゃなくてもそれなりに安く買えます。
お利口なタイプよりも少しだけ尖った、プラスチックよりも金属の方がなんとなく良いだろ!っていう人にはコチラが間違いない。
注意点としてはイヤーピースの選択。
最初に書いたように軸短め、素材もしっかりしたコシのありタイプが良いです。
あと軸が長いので耳奥にしっかりと押し込めるようなサイズ推奨。
そこをクリアさえすれば超オススメのドンシャリイヤホンです。

総評
オススメな人:ドンシャリ好き、金属筐体好き。五千円前後で強いイヤホンが欲しい方。
個人的好み度:10点満点中/11点
完成度:10点満点中/10点 付属品は価格なりかそれ以下ではある。本体に予算全掛け。

CCZ BC04 洗練された出来栄えのお手頃ハイブリッド

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
CCZよりリリースされた1DD+1BAのハイブリッドイヤホン。BC04。【PR】
小さな凸のある0.78 2pin端子。いわゆるTFZ系。
フェイスプレートはアルミ合金で、縦に線の入った質感高めのデザイン。
そこにCCZのロゴと、ロゴから6本伸びたラインには蛇腹のような模様が。
そこを更にシルバーで縁取りされており、なかなか高級感のある感じ。
本体は樹脂製で、大きな凸の無いシンプルめな形状。
ここにきてCCZ独自のシリコン製イヤーフィンが復活しました。
ノズルは根本の盛り上がりを含めると少し長めで、角度が結構深い。
浅めに装着する分には気になりませんがイヤーフィンが機能する程度に突っ込むと
少々耳道にごりっと干渉する装着感。
ベントはDDの真上と、その少し横に2箇所あります。



10mmのDDはCNTDとありますがカーボンナノチューブドライバー で良いんでしょうか。
BAはノズルではなく、DDのすぐ真横にあるように見えます。

音質としては出来栄えの良い いかにもハイブリッドな強調感のあるドンシャリ。
ベントが内側にしかないけど、音場は縦に広い印象。奥行きはないが狭さは感じないです。
サブベースからミドルベースまでしっかりと重みと量感があり、CNTらしいとは言えないゴツめの低音域。
ボワついたウォームな音ではないので、CNTらしい一定の締りはある感じ。
Voの辺りは全体の中では少し落ち着いているが凹みは感じず、男性Voは自然に伸び、女性Voはより強調される。
ギターやキーボードの音は分離感はそうでもないけど程よくギラつきがある。
1BAとは思えないほど、一昔前のTRNハイブリッド系イヤホンのように刺さりのある刺激は無くしたうえで
気持ちよく聴こえる部分を伸ばしてくれる音。
高音域も金属感のパンチは弱いけど良い意味でシャリシャリしてます。

光の加減でだいぶ印象が変わるFP

レビュー依頼を頂いた時点では価格が不明だったのですが、5000円以下ならかなり良い出来なのでは?と思ってました。
まさか26ドル。amazonで四千円切るとは。構成を考えれば妥当程度に見えますが音を聴いてからだと手頃に感じる。
装着感の易しさや、高音域の厚みに差はあるけどTRN VX PROに近い万能的な寒色系ハイブリッドサウンド。
直近でレビューしたBC02やFlashと比べてチューニングの具合が抜群に良いと思います。
1BAの割には中高音の量感が変に薄くなっておらず、3BAくらいは使ってるんじゃないの?という広がりがあります。
DDでカヴァーしてるとしたらDDの出来がかなり良いんですかね。
寒色系ながら、低音域の厚みがどっしりとあるので元気なドンシャリ系サウンドが好きならかなり刺さると思います。
個人的にはTRN VX PROの半額以下でこの音が手に入るようになったのは驚き。
フェイスプレートのデザインもギリギリダサいラインを踏まない程度に攻めてる。
何の情報も無しに送られてきたので期待やら怖いやらでしたが現物を見た瞬間、見た目はとりあえず10点でした(笑
音も自分好みの方向で良かったのでこれはかなりオススメ。CCZの中ではNo.1に気に入りました。

私のはブラックですが、シルバーとパープル(青紫)もあります。
表面加工のお陰でどの色も格好良くみえる。
BC02やFlashで「もうちょっとクッキリ目の音が欲しいな」と思ったらこれです。


総評
オススメな人:寒色系ハイブリッドサウンドが好みな方。
個人的好み度:10点満点中/10点 
完成度:10点満点中/10点 (装着感はちょっとクセがあるけど深さやイヤピの大きさ調整でなんとかなる)

CCZ 勇士 Warrior BC-08 3BA+1DDのハイブリッドイヤホン

 

 

今回ご紹介するのはこちら。
当ブログでも過去に紹介したCoffee BeanやEmeraldをリリースしたCCZから久々の新作。
勇士-Waiiror-です。

デザイン的には軽量な黒い樹脂ボディにメッキ塗装を施したフレーム。
このフレームがElixir等に比べると存在感があり、カラバリはこのフレーム部分が
青、金、銀の3種。この部分だけでも結構印象が変わる存在感があります。
0.78 2pinですが久々に見るこの凸。qdcと2pinの中間のようなこの端子は
通常の2pinでも特に問題なく使えますが専用端子ならしっかりホールドするので端子部分の故障を防いでくれます。
qdcはこの端子が割れてしまうということが少なからずあるようです。幸い経験はありませんが。

形状は今までのイヤホンを踏襲した少し長めのノズルと深め角度。
結構奥まで突っ込むようなタイプです。
そしてこの伝統といっても良いシリコン製のイヤーフィン。
この出っ張りはホールド感を安定させてくれる代わりに、人によっては耳が痛くなる要因ですが
シリコン製にすることで圧迫感少なめになっています。

ドライバー構成としてはこれまた伝統的な10mmデュアル磁気回路。PET振動板を採用し低域を更に強化。
そこに中高域用のBAが3基。ノズルに高音域用BAが2基で中音域用はDDのすぐ側に設置されています。

音質としては最近あまりなかった濃厚ベースイヤホン。
PET振動板を採用した効果なのか、ただでさえ濃ゆい低音を出すDDが大暴れしています。
サブベースもそこそこですがミドルベースから中音域にかけて低音が支配的に鳴り響く。
若干大袈裟ですがBOSEのコンパクトスピーカー的な濃厚さ。
BAのおかげで高音域に関しては遠いながらもキチンと鳴っており、
中音域も人の声は結構前に出てくる。
どちらもちょっと丸みがついた優しい感じなので抜け感は弱めですが
聞き取りやすい存在感があるので音を大きくしがちな映像作品鑑賞には結構向いてるなと思いました。

問題は低音域で、圧倒的すぎる存在感の為楽曲に拠ってはドラムのスネアですら「モコンッ」と鳴る。
どこかの量感が突出しているわけでは無いんですが、低域全体が標準の1.8倍くらい盛られているイメージ。
刺さりを感じやすいので優しい音が良い!でも迫力がないのは嫌だ!という我儘な要望にはバッチリハマると思います。
今までのタイプでいうとCoffee Beanの系統ですね。
あの低音圧をもっと濃ゆくしたイメージです。BA3基の効果は?と言われるとちょっと困るレベル。
この10mmDDを何とかするには3基積まざるを得なかったんだろうか。

勇士-Warrior-という名が示す通り、ムキムキな低音が攻めてくる低音ホンです。
個人的に音楽より映像作品を大音量で楽しむのに向いてるかなと感じました。
人の声が小さくてSEがバカでかい映像でも耳へのストレスが少ない。
それくらい丸みのあるサウンドです。



総評
オススメな人:何より低音域を重視。中高音は2歩後ろで大人しく鳴ってほしい方。
個人的好み度:10点満点中/6.5点
完成度:10点満点中/8点 このご時世の影響か日本円だと若干お高めですが特製イヤーピースが付いていたり。ちょっと嬉しいやつ。



CCZ Emerald 美カラーリング コーヒー豆からの進化系

 

今回ご紹介するのはCoffee Beanと同メーカー CCZのEmeraldです。
強烈な1DD低音イヤホンだったCoffee Bean(以下豆)に比べ、1BAを追加したハイブリッドイヤホン。

0.78 2pin端子で1DDに関しては豆と同じく10mmデュアル磁気回路のモノ。
イヤーフィンは今回も採用されており、実験的なパーツでしたが好評だったのか続投されています。
耐久性に関しては不明ですがつけ心地はかなり良いので個人的にもこれは良いと思います。


背面プレートはアルミ合金。金属らしい光沢感はゼロで、艶のある塗装。独特の質感とカラーですね。パステルカラーとでもいうんでしょうか。
緑と青がありましたが今回は緑を選択。豆とはそこまで価格は変わらないのですがグッと高級感が出ています。

音質は豆に高音を付け足したものだろう。と思っていました。単純にBAが足された構成なので。
さぞ元気過ぎる音と思い軽く試運転の後聴いてみたら意外と中高音は落ち着きのある明瞭さに留まっています。
低音は豆と同じく重低音からしっかりと盛られており、低音好きにはたまらないボリューム感。
豆だとそこそこなパンチ力がありながらも遠目の距離だった中高音ですが本機ではその2つがしっかりと前に寄ってきた印象。
要因の一つとしてはベント穴が耳側の1箇所しか無いので、多少音場を犠牲にしながらも低音に負けず出てきているんだと思います。
音場が並~少々狭めになった影響で低音が支配的に響いてしまう場合もありますが。

BAを積んだことにより中高音は明瞭さが増していますが、パンチは少し落ち着きました。
ハイブリッド化で暴れん坊になると思っていたら豆の低音はそのままに中高音を丁寧に明瞭化したチューニング。
前作の豆から更にパワーアップしたい人向けというより、豆をもう少し深煎にして落ち着かせた音がほしい人向けな音でした。とは言え、低音のモリモリさは相変わらず。
低音重視で、大音量で聴きたい時に適していそうです。


総評
オススメな人:豆の低音は好きだったけど、中高音はもう少し前に出て欲しい、でもパンチ力は控えてほしいという贅沢な悩みを抱えていた人。
個人的好み度:10点満点中/7.5点(きれいなカラーリングが◎ 音質に関しては想像していた暴れん坊ではなかったので並)
完成度:10点満点中/9点(豆と千円も変わらない価格差でBA追加。丁寧なサウンドになったのは大きい)※記事作成時点では500円OFFクーポン有り

 

 

CCZ Coffee Bean DC-1 新たな1DD搭載の安価クラス

 

今回ご紹介するのはCCZという新規メーカーのイヤホン。名の通りコーヒー豆のようなブラウンカラーが特徴。
plumeという高級イヤホンとほぼ同時に出されたのが2000円前後の安価クラスイヤホンです。(plumeも評判が良いので気になりますが今回は予算的にスルーしました)

推しのブラウンカラーも良かったのですが背面の金属メッシュが覗くデザインだと黒のほうがカッコイイなぁと思い黒を選びました。
0.78の2pin仕様で1DDは10mmのデュアル・マグネティック・サーキット・ダイナミックドライバー。
この頃搭載されているDDでよく聞く名称ですね。デュアルマグネティックサーキット。
小さめのDDでも重低音からずっしりとした低音を聴かせてくれる印象があります。何よりコストが低いのかな。

背面は金属メッシュが覗いてますが意外と音漏れはありません。ZAXと同じような、デザインであって機能的なベントではなさそう。


内側には見たこともないイヤーフィンなるパーツが。最近のイヤホンは扁平か思い切り飛び出ているか極端なイメージですが
少しだけ盛り上げた部分をシリコンのような素材で作られています。
見た目は正直ちょっとヘンテコですが使ってみると良い感じ。
普通の樹脂だと痛みを感じてしまう人もいると思いますがソフトなのでまったく痛みはない。でもホールド感は割とある。
ガッツリと耳の穴にホールドするような羽付きのシリコンパーツが着いているイヤホン、最近はあまり見かけない気がしてましたが
それのコンパクト版と見るべきでしょうか。
廉価クラスのイヤホンの中で独自の工夫がみられ、見た目も機能もデザインが優秀で好印象。

肝心の音ですが、他のレビューで見かけた「DQ6のライバル的な立ち位置」という言葉が成程なと思いました。
濃厚で押出のある低音と、埋もれずにしっかりと鳴る中高音。価格的にはDQ6よりドライバ数が少ないこともあり少し安価ですが
おおまかな印象としては非常に似てるイヤホンです。
低音はかなり低いところからも出ていて、人によってはイコライザで下げたくなりそうなボリューム感。
それでいて音場が広いので、圧迫感は言うほど無いんです。低音の包囲網は出来上がってるけど中高音が入るスペースはちゃんと空いてる。
解像度は値段なりですが、この低音は結構クセになる気持ちよさがあります。

中・高音域も低音と一緒に鳴っていると控えめになりますが音自体は割と出てます。ドラムのスネアあたりは少し曇りがありますが。
高音も少し遠目ではありますがマスキングされたような曇り感はあまりない。
DQ6は重低音がかなり深いところから出てくるタイプでしたがDC-1は重低音の量よりミドルベースまでの幅広い低音域の量が特盛。
その為、基本的に低音の量に圧倒されるのですが先程書いたように音場が広めなので、他の音も割としっかりと聴こえるんです。

DQ6に比べれば中高音のパンチ力は劣りますが、あのパンチ力は苦手な人もいると感じていたのでコチラのほうが万人向きかも。
装着感もDQ6はかなりクセがありますしね。



総評
オススメな人:そこそこな重低音、たっぷりな低音に包囲されたい。でも中高音も側にいて欲しいという方。DQ6の方向性は好みだったけど装着感がダメだった方。
個人的好み度:10点満点中/7.5点
完成度:10点満点中/8.5点