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KZが定期的にリリースしているシリーズの一つ、ZSTの最新作。ZST PRO X。
ZARだのZSXだのZA12だの10だの色々あって認識が困るシリーズの中の一つですね。
個人的には約2年前にレビューしたZSN PRO2の後継機的な存在だと思っています。
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| 角度によっては下の部分が金色っぽい |
いつものqdc端子に樹脂製のボディ+合金フェイスプレート。アルマイト処理っぽいこのフェイスプレートはいつ見てもカッコいい。
指紋目立たないしシルバーでも変に綺羅びやかじゃないからメカメカしい加工があっても落ち着きがあるんで好きです。
ベントはDDの真上とFPの下部に少し大きめなものが1箇所。背面から漏れると思いきや音漏れはほぼ気になら無いです。
ノズルは標準的かちょい長め。角度がかなり強めに付いていますが装着感は非常に良好。2,3時間でも何も気にならない。
根本の部分が少しくびれたような加工になってるのがデカイんだと思います。本来ここまで角度がキツくて真っ直ぐだと個人的には痛くなる事が多い。
本体の厚みはDDがイカツイ影響もあってそこまで薄くない。
デザイン性含めZSN PRO2とは型番が違っても兄弟機に見えなくもない。
なんか差し色っぽい金属見えるけどまた大きめのベントか?と思ってたら全然違いました。
製品画像だとゴールドに見えるけど銅色のシート?か何かが見えます。現物だと一番凹んでるのもあってあんま目立たず良い感じ。
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| 基本的には銅色に見えます |
音質としては最新世代のDDをいかんなく発揮したドンシャリ。
なんといってもハイパフォーマンススーパーリニアダイナミックドライバーですからね。
リニアを冠してからのKZのDDは深さが一段と深くてサブベースどころかキックまでブブブブと鼓膜が震えるレベルに前進してくるので好きです。
でもミドルベースのあたりは多少わきまえているのでボワボワして他が阻害されてバランス崩壊とかにはなっていない。
ブリブリ感は出しつつ相変わらず分離感は高めに仕上がっている。ダンスミュージックからロックまで全体を派手にしつつ土台がしっかりド太いのはKZならでは。
中高音は+1BAとは思えない仕上がり。
ZSN PRO2でも2ドライバーなのに随分高低差がありつつ完成度の高いドンシャリだと感じましたがZST PRO XはKZっぽいギラついた派手さを少し抑えてる。少しだけ。
ヴォーカルやドラムのハイハットやスネアは少しドライな響き。ギターのジャキジャキ感やシンセのキラキラ感、ドラムの金属系の響きが良い感じに派手。
BA数が多いから濃厚だったり、余裕のある幅を出していると感じることもあるけどZST PRO Xの場合はDDとBA1基ずつでよくこのバランスを引き出してるなと思います。
低音も強い。中音も分離感高くそれなりに強い。高音域も刺さらないが強い。
昔出してた多ドライバ時期のイヤホンも嫌いではないけど「そりゃ強いでしょうね」という濃厚さや本体のごつさがそこまでハマらなかったんですが、
ZSN PRO2やこのZST PRO Xの若干ドライながら出すとこしっかりと太めにだして且つ整理された聴きやすさは手放せません。
比較的スマートな装着感なのでいくらでも付けていられるし耳が疲れるから長時間は無理ということもない。
ブリブリとした深い低音+少しドライで分離感の高い中音域+主張があるけど刺さらない範囲の派手な高音域
これを日本Amazonで四千円前後。アリエクなら二千円くらいで実現してるKZはやはり強い。
マイクロプラナーを積んだスムースな中高音域も気持ちいいですがまだまだ低価格帯にも魅力があることを再確認しました。
総評
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点 今とりあえずKZを聴きたいならコレを掴んで間違いない




