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Edifier STAX SPIRIT S5 音質優先、無線有線対応の平面磁界型ヘッドホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
Edifierが2年近く前にリリースした平面磁界型ドライバーを搭載したワイヤレスヘッドホン、STAX SPIRIT S5。
定価は約7万という個人的に未知のハイエンドクラスです。
発売当初気になりながらも価格から敬遠してましたが、中古美品を良い感じに掴めました。
ちなみにノイキャンは無いです。

bluetoothのバージョンは5.4。2年前リリースと考えれば打倒。
バッテリー性能は80時間。ヘッドホンタイプは当たり前に50時間以上持つので一週間毎日使っても全く減らなくて凄い。
LDACは勿論、aptx adaptive等にも対応しています。

R側

L側

開口部から少し漏れる

いくらハイスペックなのを買ってもバッテリーがへたったりしたらもう使えないのに何万も出したくないと思う人もいるでしょう。
購入に至ったポイントとして、3.5mmステレオミニプラグとTypeCケーブル両方での有線接続対応機能があります。
3.5mmは勿論ですがTypeC接続が謎にかなり高音質というか、音の圧が強くて楽しいです。右出しになってしまうのだけは唯一個人的に弱点ですが。

本革感がすごい

見た目は非常に重厚感のあるいかにも高そうな雰囲気。
まずレザーパッドのレザーが全然違う。ふにゃふにゃと柔らかいのが当たり前だと思ってたら硬い。でもまったく嫌な硬さじゃない。
ラムレザーらしいですが皮の厚みが段違い。中のクッションは勿論柔らかいので、装着感は非常にいいです。
おじさんなのでヘッドホンを外すとパッドが脂でテカテカするようになってしまったんですがラムレザーの品質なのか殆ど光ってない。弾いてる?
真夏の環境ではまだ使っていませんが、ヘッドホンの上部に大きめの開口部があるとはいえ密閉型なので多分キツイと思います。
そこでクーリングメッシュイヤーパッドなるものが入っています。ほんのり冷たいジェルが入っており、表面もハニカム模様のメッシュ素材。
夏用のイヤーパッドが付いているとはさすが高級機。
専用アプリにはパッド別のチューニングもあるという凝りようです。レザーに比べると少し密閉感が薄れるとはいえ、公式に用意するとは。

付属品として最初から付いてきます


音質としては無線でも有線でも流石の音。
平面磁界型ドライバーを搭載したイヤホンはそれなりに聴いてきましたが、ハイクラスのヘッドホンとなると初体験でした。
解像度が非常に高く、イヤホンにも全く劣らない。それでいて刺さりや平面駆動でたまにあるいやらしいむず痒さがない。
密閉型なのでサブベースから余すことなく低音をぶち込んでくるような重さもあります。
やっぱりイヤホンの方が構造的に低音はイイ!と思ってますがS5で変わりました。シアタールームで見るような空間+重さのある低音をしっかり感じます。
キックやミドルはそこまで目立つようなボリューム感ではないけど必要十分以上には出てる。
買う前にいろんなレビューを見て低音が弱いと言ってる人もいたんですがワイヤレスの品質が弱いか、3.5mmプラグをアンプ無しでつなげたりしてたのか。
そういう理由なんじゃないかと思ってしまう程度にはちゃんと低音も強いです。
ライブ音源だと気持ち過剰なくらいどっしりと、それでも解像度は平面磁界型ドライバのおかげで高め。分離感は接続にもよりますがこちらも高いです。

中高音はいかにも平面磁界型ドライバな粒の細かさ、キレが凄いです。
VCで喋っている相手の声ですら「なんか解像度たけぇな」と思ってしまうくらいに強い。
ゲームにおいては空間の把握も広く取れてると思います。前後左右は勿論斜め上とか捉えやすい。
ギターの気持ちよさは特筆もの。キレよく力強く、太さもあるのでシャリシャリ煩いとかじゃないパワーが乗ってきます。
スラッシュメタルやハードロックは特に気持ちよく聴ける。
ダンスミュージックでもサブベースの重さとシンセ等のキラキラサウンドが広めの空間を埋め尽くす。
ヴォーカルも上下のパンチが強い中でしっかりと伸びて前に出てきます。女性ヴォーカルは勿論男性ヴォーカルもいける。
コーラスや複数ヴォーカルの曲も普段より細かく聴き取れて楽しいです。
強いて弱点を上げるなら金管楽器や木管楽器も解像度がバリバリに高いので、しっとりとしたジャズクラにはリラックス感が足りないかも。
個人的には特に気になりませんが。とにかく何を聴いても楽しい、派手な傾向。

ヘッドホンなのでイヤホンと違って空間的に余裕があるせいか、意外と聴き疲れする感覚は少ない。
でもyoutubeでトークメインの配信を見続けてると少し疲れる。

一番の問題点は重さ。
オーバーイヤーヘッドホンだと250g前後が多い中、S5は347g。1.5倍近い重さ。
ヘッドバンドの構造もシンプルなもので、重さがモロにくる。
自分は肩がこるまでいきませんが、外した時に頭軽っという感覚がはっきりとある。
側圧が強いわけでもないので、首を上下に動かす分には良いが左右に動くと一瞬ズレます。戻るから良いけど。
約350gの結構な重さがあることは要留意。重いヘッドホンが苦手な人には向きません。

そこに目を瞑れるならば現在はセールでそれなりに安くなることもあるので、結構誰にでもオススメできる密閉型ヘッドホンです。
最初はワイヤレスで使ってたけど2mくらいのしなやかなTypeC接続で使うと部屋で使う分には席から動けるし何も困らない。
繋いだうえで電源ボタンからオンにする必要があるけど、ケーブルを抜くとそのまま電源オフになるのも使いやすい。
有線なんだから当たり前なのかもしれないけど、ワイヤレスより音がより太く強くなるので最近はずっとTypeCです。
3.5mmも悪くないけどちょうどいい長さのケーブルがなく、どうしてもケーブルは左出しにしたいとかアンプを活かしたいとかでなければTypeCで良い。

後は真夏にクーリングメッシュイヤーパッドがどの程度通用するのか。試して追記か別途つぶやくかも知れません。



総評
個人的好み度:10点満点中/11点
完成度:10点満点中/10点

SOUNDPEATS Cove Pro チタンコート振動板採用のワイヤレスヘッドホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
SOUNDPEATSより2026年にリリースされた新作、今回はヘッドホンシリーズから出ました。Cove Pro【PR】

10%OFFクーポンコード:SPMSJCP02
利用期間: 2026年02月05日(木)09:00~2026年03月02日(月) 23:59
セール期間中でも適用されるとのことですので、ぜひご利用ください。


・Bluetoothバージョン6.0
・プロテインレザー+メモリーフォームによる装着感向上
・有線にも対応
・最大95時間再生のバッテリー




見た目はシリーズでそこまで大きくは変わらず。
R側に各種ボタンが設置されています。この前も全く同じようなボタンを見たって言う人は気の所為です。
重さは250gと、ちょっとだけこの手のものとしては重め。
装着感に関しては調整バンドにステンレスが仕込んでるだけあってカッチリ決まる。
メモリーフォームが程よい弾力性があるので密閉感がより強いです。
ただ頭頂部のクッションが少し生地にハリがある影響で頭に載せたとき「コツッ」とぶつかるような硬い間隔がある。
個人的にここはもっと柔らかいか、そもそもクッション無しで全体的にピタッと収まるほうが好みかもしれない。

音漏れは普通。 密閉感は強いがある程度筐体自体から響いて漏れる感じ。
10分の充電で11時間再生という急速充電も可能ですが、USB-Cケーブルにより有線接続も対応。
ただし付属品のケーブルはあくまで充電専用なのでデータ伝送に対応したケーブルが別途必要な点は注意。

今作も勿論公式アプリ(青い色の方)対応。
カスタムイコライザーは勿論、AndroidならLDAC設定(デフォはオフ)も出来るので必須。
新製品とはいえファームウェアアップデートもすぐ出てることがあるのでまずは導入がおすすめです。

音質としては密閉型らしい低音の響きが強いドンシャリ。
サブベースはそこそこにキック、ミドルが一番前に出てくる印象。ベースラインやドラムのタムがドコドコと響いてきます。
一番存在感がありライブ音源やダンスミュージックだと中音域を少しマスクしてしまうのでこの辺りはカスタムイコライザーで調整がオススメ。
ちょっと下げるだけでボワ付きが緩和し、相対的に中高音の存在感が増します。

中高音は分離感が非常に優れており、ギターもドラムの金属類もちょっとイコライザーをいじる程度では崩壊せずシャッキリとした音を出してくれる。
デフォのEQだと低音に喰われて存在感が少し遠いんだけども、微調整で一気に前に出ます。
アコギやピアノ、電子音のキラキラ系も実はちゃんと鳴っているので、イコライザー調整後はイヤホンに負けないくらい各種音が聴き取りやすいです。
スラッシュメタルでも低音のドコドコ感とギターのキレキレ感がいい塩梅ですよ。

密閉型で少しドーム会場のライブをみているようなこんもり感はありますがどうしても開放的な抜けが欲しいという人でなければ気にならない範囲。
特にゲームだと細かい音が聞き取りやすく、建物内でうっすら聴こえる敵の足音にもちゃんと気づけます。
LDAC+ゲームモードで使用していますがFPSでもそこまで気にならない遅延。
電波強度もFIIO AIR LINKと繋いでますがバッチリ。BTA30Proの時はうまくつながらないとか、アンテナある割に強度微妙だなと思っていたのが嘘のよう。
扉1枚隔てて数歩離れても余裕で繋がってます。

この出来栄えで通常価格は8980円。
2/7現在でいうとちょうどセール中なので7590円。
さらに冒頭のクーポンコードを適用すれば6831円!

新作としてここまで安くなるならとてもコスパは良いと思います。バッテリー駆動時間が100時間越えてるとなお良かったですが、オススメです。

総評
個人的好み度:10点満点中/9.5点
完成度:10点満点中/10点

QCY H3S こういうので良いんだよ系bluetoothヘッドホン

 

新年一発目にご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
QCYより発売されたデュアルドライバ搭載のbluetoothヘッドホン。H3S【PR】

定価で約7千、セールでは5千円台になる手頃な価格ながらQCYらしいスペックの高さが魅力的なヘッドホンです。
主なスペックとして

・LDAC対応
・Bluetooth6.0
・最大-56dBのANC
・最大102時間再生
・40mm+13mmデュアルドライバ搭載

と、良い意味で価格に見合わない十分なスペック。

同じようなドライバ搭載のヘッドホンが2個くらい大手から出てなかったっけ?と思う人もいるかもしれません。
QCYは昔から「前に見たような」気がする筐体のリリースがありますね。
最近はただの後出しではなくスペックを強化し、かつ下の価格帯でリリースするという後出しジャンケンのような強さ。

白いのは落とした時についた傷...


デザイン的にはブランドロゴが薄くプリントされたくらいで、滅茶苦茶シンプル。
装着感は非常に良好で、すっぽりを耳を覆ってくれる。ふわもちのクッションです。
5.6時間つけっぱなしになることもあるのですが冬ということもあり不快感のある蒸れもなし。
上部に2箇所大きめのベントらしきものがあるので意外と熱を逃がしてるのかも。
音漏れするかと思いきや特別問題ありませんでした。


◎なメインボタンがわかりやすい


専用アプリがあるのでこちらからモード切替やEQも対応可能ですが、個人的にはH3Sはそのままの方が好みでした。

音質としては密閉感のある音場の中に深めの低音が目立つ弱ドンシャリ。
解像度は並ですが低音がしっかりと下の方まで出ており、全体を支えるような出方。
キックやミドルも程々の量感でかつ、ボワ付きはしない程度に締まりがある。
中高音は人の声が若干細くペラつくこともあるが許容範囲。
ギターや金管楽器の解像度は程々にあり、LDACでつなぐとこの辺りはかなり向上する。
耳に刺さるような不快感は無く、高音域に関しては値段なりの質ではあるが分離感もあり安心して聴き続けられる。

概ね「こういうのでいいんだよ」という一定の基準を越えつつ、バッテリー持ちや電波強度は競合と同等あるいはちょっと上というスペックを持った
お買い得感のあるヘッドホン。見た目はとってもシンプルで高級感は全く無いのでそこを気にしなければオススメ。
LDAC(接続優先)+ゲームモードで使ってますが電波強度はバッチリで、遅延もFPSなら許容範囲かなというレベル。
ちなみにTypeCによる有線接続も可能ですが、右出しなので常用するにはちょっと邪魔くさい配置。
急速充電対応で、聴きながら充電も可能なので緊急用程度に考えたほうが良いのかなと思います。

音漏れはあんまないけど逆に外からの音は割と貫通します。季節柄雪国なので除雪機の音が響くのですが、ANCなしで音楽をかけていないと割と気になるレベル。
大きめのベントがあることで多少しょうがないのかもしれませんが、静音性を求める人はANCアリの運用が前提となりそうです。



総評
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/9点

QCY Crossky R70 大型ドライバー搭載のOWS

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
QCYよりリリースされたオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン、R70【PR】

17mm*12mmの大型楕円形ドライバを搭載しただけあり、耳の入口全体を覆うようなサイズ感。
角度がついているので自然に耳穴をカバーしてくれます。
楕円形ドライバですが出力部は円形の金属メッシュ。
角度とドライバの大きさのおかげか位置調整なしでちょうどよい開放感と音圧を感じることが出来ました。


全体的に大型に見えますがフックの耳にかかる頂上付近はちゃんと細めになってます。

メガネやマスクとの干渉も最低限に押さえてはいる。スピーカーに近づくにつれそれなりに太いのでメガネフレームとの相性はある。

・bluetooth 6.0
・LDAC対応
・IPX5の防水性
・単体で13時間の連続再生

と、QCYは相変わらず価格を押さえた上で基本スペックはしっかり高め。
大手ブランドで最新作なのにbluetooth5.1~3のを見るとズコーってなりますからね。
音質以前に接続強度やバッテリー持ちに関わってくるのでこのあたりを押さえてくるQCYの印象は良いです。

専用アプリの中で「フォーカスモード」なるものがあり試したのですがどうやらいろんな環境音を出して集中したい人向け。
焚き火の音や雨音等、無音も音楽も集中が続かないという人に良いやつですね。 個人的には使わないけど専用アプリでここまで用意してるのは珍しい。


音質としては上から下までバランス型。落ち着いた装着感と相まって長時間使いやすい音。
いわゆる低音ブーストモードはなく、用意されたEQやカスタムEQがありますが正直デフォで良い感じ。
EQでいじると一箇所だけを上下するだけでかなり全体のバランスが変わるので調整がむずいです。そして低域も全開にしたところで
もっこりと包み込む印象で重さは大して増えない。

というわけでデフォの音質で聴いた印象ですが、装着感の良さも相まって低域はオープンイヤーとして並~ちょい盛り。
本体が震えるレベルの低音ではなく、あくまで自然に大型ドライバから出したような適度に広がりのある低音。
ベースやドラムのパンチはインイヤーに比べて当然落ちますがオープンイヤーとしては普通。

中高音に関してはデフォルトの時点で結構シャッキリとした印象。大型ドライバ一発らしいパンチというよりはこちらも低音と同じく自然な伸びを意識したような印象。
人の声が聴き取りやすいうえでギターやドラムの金属系がギリギリ煩くないライン。
音楽も全然悪くないけど配信をよく見る人にとても丁度良さそうなライン。
低域がスカスカじゃないので物足りなさを感じません。
テレビのスピーカーの音を近くで聴いてるような感じです。


角度がついてるので長時間の装着にヨシ

迫力を出すインナーイヤホン寄りになるか、中高音重視で低音が少し弱めになるか、2つの選択肢のど真ん中をいったような音。
楽しく聴ける迫力よりも、長時間使えて装着感良くて音質はバランス良ければ。という人にオススメ。

SOUNDPEATS Space Pro 同軸デュアルドライバ搭載のワイヤレスヘッドホン

今回ご紹介するのはコチラ。
SOUNDPEATSより新発売のオーバーイヤータイプのヘッドホン。Space Pro【PR】
旧作のSpaceと比較をしながらのレビューとなります。
恒例のクーポンコードもいただいていますのでご利用ください。 5%オフ:SPSPACEP703



無印とProの主な違いとして
・40mmDDー → 40mm+10mm同軸デュアルDD
・LDAC対応に
・Bluetoothバージョンが5.3から5.4
・最大接続時間が123時間から151時間へアップ
・ANCの性能が最大-35dBから-47dBへ

が上げられます。
重さこそ20g程増えていますが基本的には全てのスペックがアップグレード。
細かな点ですがヘッドバンド部分の外側がナイロンから合皮になっていたり、ヘッドホンの表面もプラスチックから
合皮になっていたり。デザイン的にもアップグレード。
装着、操作性でいうとイヤーパッドの表面がプロテインレザーと柔らかいメモリーフォームを採用。
Spaceも十分並に良い装着感でしたが、柔らかく肌触りの良い被膜とふわっと柔らかい素材で装着感アップ。
ガッチリとした安定感という意味ではSpaceのタイプが好みの方もいると思いますが個人的にはSpace Proの方が◯。
スイッチも少し改良。Spaceだと表記も付いてはいるけどわかりにくかったボタンがもっとわかりやすい見た目に。

無印から



ここからPro スイッチがわかりやすく。

むっちり感の増したイヤーパッド

ナイロンから合皮へ



音質としては余裕を感じる低音域と分離感の優れた中高音。
SpaceがDD一発らしいパンチのあるクッキリハッキリとしたサウンドだったのに対しSpace Proは
ドライバが増えたことで明らかに低音域の底が増えた。LDACに対応したという点を除いてもです。
専用アプリの都合でまずはiPhoneで毎度テストしているのですがAACでも全然違いました。

幅が広がったことで楽曲によってはサブベースもしっかりと前に出てくるように。
出しゃばるようになったわけではないのでミドルベースも余裕を持った鳴り方をするだけでウォームなバランスにはなっていない。
密閉型のヘッドホンなのでキックはそこそこ反響を感じますが。

中高音は10mmというヘッドホンとしては小さめのドライバがうまい仕事をしているのか、一発のSpaceでは
パンチのあるビシっとした硬めの音だったのに対し繊細で柔らかいが主張はしっかりとある。
Spaceのパンチも刺さるようなタイプではないので、ここも好みですがドラムの金属類のニュアンスはSpace Proの方が圧倒的に聴き心地が上と感じました。
ヴォーカルに関しては女性ヴォーカルだとSpaceの方がわかりやすく前に出てくるが若干刺激的。
男性ヴォーカルだとSpace Proの方が低域に余裕がある分熱量が強い。

大きな違いとしてはやはりLDACに対応したことで対応機種に繋げば手軽に音質が向上する点。
ちなみにどちらも有線対応してますので、デスクトップで使う場合等はアンプに繋ぐことで更に音質の余裕も期待できます。
Spaceの方が優れているのはお値段だけでなく、僅かな違いですがゲーミングモードは65msとSpace Proの77msに比べ少々上。
また10分間の充電で12時間の再生が可能という急速充電っぷり。
Space Proの方は5分で4時間再生可能とあるので同じ比率だとしたら10分で8時間分?
どちらもちょっとした時間で一気に充電出来るのは良いですね。
諦めて有線にしなくても2,3時間使う分には数分で良いという具合。



公式アプリはSpace Proの方がマルチポイントとムービーモードという項目が増えていました。
イコライザに関しては同じ。
取り込みとノイキャンですが、取り込みは心做しかSpaceの方がより人の声を取り込んでくれるかも。
ノイキャンについてはスペック通りProの方が上。 声も小さくなるし風音やPCの駆動音、車のエンジン音がほぼ消える。
外で歩きながら使うには危険なくらいちゃんと効きます。
イヤークッションがふんわりとしっかり耳を包み込みせいかノイキャン無しでも結構シャットアウト。そこに性能の上がったANCの合せ技という感じ。

暑い季節ですが外出中に防音優先する方にはやはりヘッドホンタイプが無難にオススメでしょうか。今から買うならスペックの盛られているProの方がオススメでした。


EarFun Tune Pro デュアルドライバ搭載のヘッドホン

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
EarFunより本日発売されたばかりの新製品。Tune Pro【PR】
公式よりクーポンコードをいただきましたので、是非ご利用ください【HPTDPRTY】最終価格6691円
今年のはじめの方に発売していたWave Proのグレードアップ版というより、方向性を変えた同価格帯のヘッドホン。

主な違いとしては
・Bluetoothは5.0から5.4へバージョンアップ
・バッテリー容量が増えたことで再生時間ANCオフで80時間から120時間に
・AUX対応だけでなく、USBオーディオとしても有線で使用可能。

Wave Proが40mmのDLC振動板だったのに対しTune Proはなんと40mm複合膜+10mmLCP振動板のデュアルドライバ。
かなりグレードアップした側面が多いように見えますが、下記のような点も。
・付属品にケース無し
・重量が約21g増加
・LDAC非対応

特にLDACが無しになったのは人によってかなり影響が大きい。
個人的にはPCだとLDACが安定しないことが多く、大抵はAAC,SBCでしたので問題なし。

付け心地に関しては重さが若干増えてはいるものの、柔らかめのイヤーパッドがちょうど耳を覆ってくれて側圧も優しい。
ドライバが増えた分、手で持つと数値以上に重く感じたけど付け心地自体は余り変わりませんでした。
ベントはWave Proと同じような位置にありますが、形状が大分変わった。
音漏れは常識的な音量であればそこまで漏れない。
接続強度としては流石の5.4。今までWave Proやその他のBTデバイスだと途切れていたエリアが同じ条件で使っても途切れませんでした。
扉2枚を挟んで数メートル離れても一切途切れないのは素晴らしい。
PCに付けているドングルでも、iPhoneでも同様だったのは嬉しい誤算。ちょっと家の中で歩き回る程度なら全く問題なさそう。


有線接続の場合はAUXだと右出し、USB接続だと左出しになります。


音質としてはヘッドホンとしてはかなり珍しいと思われるデュアルドライバらしく、
低音のボリューム感だけでなく中高音もくっきりとしたバランスの良い音。
Wave Proは低音控えめで中高音がフラットだったけどそれに比べ大分楽しめな音に。
サブベースのボリューム感は控えめですがミドルベースから中音域はボリューム感と分離感が程よい強さ。
密閉型のヘッドホンとしてはちょっとかまぼこ寄りのバランスかもしれないがこう感じるのは普段カナル型イヤホンばかり使ってるからかもしれない。。。
元の曲がクランチ系のカリカリした音だとギターやドラムのスネアがより前に出てくる。刺さるほどじゃないけど人によっては刺激的かも。
ヘッドホン内部はWave Proと同じく余裕があるおかげで密閉型の割に圧も少なくステージ感も並かちょい広。

LDACが無い分というわけではないがTune Proは普通の有線に加えてUSB接続にも対応。
有線に関しては各々の上流があると思いますが私の環境だとそこまで大きな変化はなし。少し中高音は落ち着き太さが出たかも程度。
USB接続だと音全体にコンプがかかったような圧が出てきました。少し中高音の刺激が落ち着き、解像度は保ちつつバランスの良い重さに。
Wave Proの方は何故か有線の方がモッサリとして微妙に感じていたのでこれは安心ポイントでした。
再生時間がただでさえ長かった80時間から1.5倍の120時間にまで伸びているのでそうそう有線しか使えなくなったなんてことにはならないけど、
そうなったとしても十分使える音質です。
ちなみに公式アプリの中でUSB接続の際、音楽再生だけでなく本体への充電を行うかどうか設定できます。スマフォ使いの人はマスト。

総合的に目立つ派手さはないが堅実に楽しく聞ける音。デュアルドライバにすることでWave Proよりはしっかり派手になった。
ヘッドホンとしてはダイナミック一発の密閉に比べて全体的な圧が少し弱く感じるかもしれないが
分離感と解像度を高めた長時間使いやすいバランスに仕上げたように感じました。
個人的にこのチューニングはすでにWave Proを使っている人でも十分オススメ出来る良さ。
bluetooth接続強度も上がっているようだし、LDACに拘るか否かの二択で選んで良いと思います。
勿論ゲームモード搭載なので遅延もFPSならそこまで気にせず遊べる。
家の中でbluetoothヘッドホン付けっぱなしで過ごしたい人にはぴったりの新作でした。

EarFun Wave Pro LDAC対応 有線にも対応のワイヤレスヘッドホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
EarFunより、今度はイヤホンではなくヘッドホンがリリース。
ワイヤレスは勿論有線(普通の3.5mmプラグ)にも対応。
最大80時間再生でバッテリー容量も十分な感じ。
主な売りとしてはLDACに対応している点。後は専用アプリで操作ボタンのカスタマイズが出来る点や、
イコライザー調整が出来たり。
ノイズキャンセリングのレベルも調整可能。最大レベルにかけるとヘッドホンの防音性も相まってかなり遮断されます。
地味に嬉しいゲームモード(低遅延)もあります。




重さは約268g。主に樹脂筐体ですがマットなグレーっぽい塗装が良い感じ。
圧は頭がデカ目の自分で丁度良い。強くなく、ゆるゆるでもなく。
ヘッドバンドとイヤーパッドはどちらも凄く柔らかいクッション性能。
ドライバは40mmのDLC振動板仕様。
装着感としては決して軽くないし、クッションがトロトロに柔らかいのですが概ね良好。
耳たぶを始め耳のパーツがヘッドホン内部に当たるのは凄く気になってしまうけど
Wave Proは柔らかいせいなのか少し当たる分には気にならない。

折り畳み機構があるので多少小さくなりますが専用ケースは折り畳んだ状態ではなく
横向きにフラットにした状態なので活用する機会は少なさそう。
ちなみに横向きは片一方にしか動かないしDJヘッドホンのように180度回るわけでもないので
あまり派手な使い方には向いていません。


賢いメッシュポケット

大きめのループ付き

音質としてはAAC接続においては低音控えめのニュートラル目な音。
サブベースは少し控えめ、ミドルベースは基本的にボリューム感が薄く、中高音はフラットにそこそこの分離感。
アプリからイコライザーで低音をモリモリに盛っても中高音の分離感を保ったままなので
好きなだけ盛って楽しむことが出来ます。
モコモコもせず、シャカシャカもしてない地味めなサウンドですが
無線にも関わらず無難に全体を鳴らせているのは基本的な性能が高いんでしょう。
密閉型にしては音場も中々広いです。

M0Proの調子が悪く何故かLDAC接続出来なかったのでLDACでの感想は書けませんでした。。。

主にPCでドングルを使用しSBC接続で使っていても音の印象はAACと同様でしたが、
ゲームモードが素晴らしい。
FPSをしていても全然気になりません。
再生時間も余裕の最大80時間なので週末に使い込んでも30%しか減っていませんでした。


有線接続は何故かbluetoothよりも少しモッサリとした音。
ケーブルやアンプの環境差もあると思いますが無線との印象が逆転してる。
音の線の太さがグッと増すので低音から中音域が濃ゆいんですが濃すぎてとてもウォーム。
ちなみに、電源が入っていてもケーブルを刺した時点で自動的に電源はオフになります。

 

バンド調整に表記は無し

付属ケーブルはちょっと頼りない細さ

 

総評
オススメな人:イヤホンではなくヘッドホンタイプで、遅延なく快適にゲームプレイしたい方。
個人的好み度:10点満点中/7点(使い勝手は10点) 
完成度:10点満点中/10点 LDACだけではなくadaptiveの方にも対応してたら嬉しかった