SOUNDPEATSより新発売のオーバーイヤータイプのヘッドホン。Space Pro【PR】
旧作のSpaceと比較をしながらのレビューとなります。
恒例のクーポンコードもいただいていますのでご利用ください。 5%オフ:SPSPACEP703
無印とProの主な違いとして
・40mmDDー → 40mm+10mm同軸デュアルDD
・LDAC対応に
・Bluetoothバージョンが5.3から5.4
・最大接続時間が123時間から151時間へアップ
・ANCの性能が最大-35dBから-47dBへ
が上げられます。
重さこそ20g程増えていますが基本的には全てのスペックがアップグレード。
細かな点ですがヘッドバンド部分の外側がナイロンから合皮になっていたり、ヘッドホンの表面もプラスチックから
合皮になっていたり。デザイン的にもアップグレード。
装着、操作性でいうとイヤーパッドの表面がプロテインレザーと柔らかいメモリーフォームを採用。
Spaceも十分並に良い装着感でしたが、柔らかく肌触りの良い被膜とふわっと柔らかい素材で装着感アップ。
ガッチリとした安定感という意味ではSpaceのタイプが好みの方もいると思いますが個人的にはSpace Proの方が◯。
スイッチも少し改良。Spaceだと表記も付いてはいるけどわかりにくかったボタンがもっとわかりやすい見た目に。
無印から |
ここからPro スイッチがわかりやすく。 |
むっちり感の増したイヤーパッド |
ナイロンから合皮へ |
音質としては余裕を感じる低音域と分離感の優れた中高音。
SpaceがDD一発らしいパンチのあるクッキリハッキリとしたサウンドだったのに対しSpace Proは
ドライバが増えたことで明らかに低音域の底が増えた。LDACに対応したという点を除いてもです。
専用アプリの都合でまずはiPhoneで毎度テストしているのですがAACでも全然違いました。
幅が広がったことで楽曲によってはサブベースもしっかりと前に出てくるように。
出しゃばるようになったわけではないのでミドルベースも余裕を持った鳴り方をするだけでウォームなバランスにはなっていない。
密閉型のヘッドホンなのでキックはそこそこ反響を感じますが。
中高音は10mmというヘッドホンとしては小さめのドライバがうまい仕事をしているのか、一発のSpaceでは
パンチのあるビシっとした硬めの音だったのに対し繊細で柔らかいが主張はしっかりとある。
Spaceのパンチも刺さるようなタイプではないので、ここも好みですがドラムの金属類のニュアンスはSpace Proの方が圧倒的に聴き心地が上と感じました。
ヴォーカルに関しては女性ヴォーカルだとSpaceの方がわかりやすく前に出てくるが若干刺激的。
男性ヴォーカルだとSpace Proの方が低域に余裕がある分熱量が強い。
大きな違いとしてはやはりLDACに対応したことで対応機種に繋げば手軽に音質が向上する点。
ちなみにどちらも有線対応してますので、デスクトップで使う場合等はアンプに繋ぐことで更に音質の余裕も期待できます。
Spaceの方が優れているのはお値段だけでなく、僅かな違いですがゲーミングモードは65msとSpace Proの77msに比べ少々上。
また10分間の充電で12時間の再生が可能という急速充電っぷり。
Space Proの方は5分で4時間再生可能とあるので同じ比率だとしたら10分で8時間分?
どちらもちょっとした時間で一気に充電出来るのは良いですね。
諦めて有線にしなくても2,3時間使う分には数分で良いという具合。
公式アプリはSpace Proの方がマルチポイントとムービーモードという項目が増えていました。
イコライザに関しては同じ。
取り込みとノイキャンですが、取り込みは心做しかSpaceの方がより人の声を取り込んでくれるかも。
ノイキャンについてはスペック通りProの方が上。 声も小さくなるし風音やPCの駆動音、車のエンジン音がほぼ消える。
外で歩きながら使うには危険なくらいちゃんと効きます。
イヤークッションがふんわりとしっかり耳を包み込みせいかノイキャン無しでも結構シャットアウト。そこに性能の上がったANCの合せ技という感じ。
暑い季節ですが外出中に防音優先する方にはやはりヘッドホンタイプが無難にオススメでしょうか。今から買うならスペックの盛られているProの方がオススメでした。
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