TRI Clarion 角笛 手頃で万能なイヤーピース

右側はLサイズ 印字ミスでS表記です
今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク
TRIからリリースされたイヤーピース。Clarion-角笛-です。
個人的にかなりヒットしたので記事にしてみました。

イヤーピースはほぼ付属品として付いてきますが品質や形はかなりバラバラ。
高級なモデルだと「これを使ってね!」と言わんばかりの高級イヤピが付属します。
しかしイヤーピースは耳の形が千差万別である以上、どうしても相性が存在します。
個人的な経験を踏まえた上でこのTRI Clarion以下角笛をレビューしました。

見た目は商品ページより引用。
よくあるイヤーピースより少し先端が伸びて壁のようになっています。
素材もノズル部分とソレ以外で異なる素材を使用。
内径は少し広め。
肉厚さは若干薄め。
素材は柔らかめ。

内径の広さは音の広がりに影響します。
ただし低音が気持ち薄くなり、中高音はよりストレートに響く。
狭いと逆に低音は強まり、中高音が少しマスクされます。
角笛はこのバランスがとても取れている印象。
内径が広いにも関わらず先端がやや突き出している壁の効果か、
低音のボリュームを保った上で中高音も減衰しません。
突き出した壁の内側にある反射溝の効果はハッキリ言ってわかりませんが
JVCのドットスパイラルのように、「なんか良い気がする」と思わせてくれます。

個人的にイヤーピースはしっかりと奥に押し込みたいタイプなのですが、
角笛は素材が柔らかく傘も肉厚ではない為痛みや抵抗感はありません。
しかしノズルはある程度肉厚なのでホールド感は良し。
素材もサラサラ系なので圧迫感も少なめ。

今まではJVCドットスパイラルかSendaShortの二択でした。
ドットスパイラルは低音を盛りつつ中高音もそこまで減衰しない。が素材が柔らかいので
音がこんもりとし易い。耳には優しい。
SendaShortは素材が固く全体的に音が硬質に引き締まる。が素材が固いので
フィット感に影響を及ぼしやすい。中高音が強いイヤホンだと若干キツイ時がある。

どちらも内径が広めでかつお手頃価格ということもあり未だお気に入りですが、
角笛は複合素材を使用することでよりバランス型に仕上げた
ドットスパイラルの上位互換という印象を受けました。
・優しい装着感&しっかりとしたホールド感
・広めの音だが低音が減衰せず中高音もバランスを保つ
3ペアで千円以下というコスパ(一番重要)

イヤホンの使用感を変えるのに手っ取り早いのはイヤピ交換。
イヤピ1つで音質はもちろん装着感まで大きく変わるのでお気に入りを見つけるのは大変ですが
付属品からアップグレードを考えるならまずはイヤーピースから始めるのをおすすめします。

TRI Clarion 角笛はSMLセットの他、サイズ別展開でも販売しているのでまずはSMLセット。
あとで気に入ったサイズのみを買い足すことも可能。
そしていつまでかは不明ですが現在999円から100円オフクーポンもあります。


総評
オススメな人:音的にバランスの良い、装着感の良いイヤピを求めている方。
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点(パッケージの印字ミスはご愛嬌)



0 件のコメント:

コメントを投稿