Shokz OpenFit2+ あのアーティストも愛用のオープンイヤー型

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク
サカナクションの山口一郎も愛用していることからコラボモデルまで出したオープンイヤーTWS。OpenFit2+

フックタイプもイヤーカフタイプも色々レビューはしてましたがド定番のブランドであるShokzは「高いから」という理由だけでスルーしてたのを
今回、やっぱり高いのは違うんじゃないかと気になり購入してみました。

基本スペックとしては
・bluetooht5.4
・単体で11時間再生
・高周波用ユニットと17.3mmウーファーのデュアルドライバ構成

特にLDACやゲームモード等、あれば便利系のものは搭載されていません。バッテリー持ちはかなりいいですね。

サラサラスベスベ系のケース


ケースは使いやすく、収納部のマグネットが強いおかげで本体取り出しはちょっとだけ力がいるレベル。
想像よりもかなり小さく、軽いです。装着感でよく「付けてるのを忘れる」という表現がされてますがそのとおり。
同じフックタイプとしてSOUNDPEATSのChasersを愛用していますが、あれはほんのちょっぴりスピーカー部が耳に触れている分付けてることを忘れるということはない。
OpenFit2+はちょっと浮いた状態を維持するので本当に忘れる。想像以上に軽い装着感。
イヤーフック部分もそれなりに細いので、太めのフレームじゃない限り眼鏡もいける。マスクはほぼ影響がないレベル。



物理ボタンとタッチセンサーを両方備えており、操作内容は別々。アプリでカスタマイズ出来るかと思いきやオンオフの切り替えのみだったりするのは残念。
イコライザーやDolby Audioも対応しており、アプリから切り替えて使うことが可能。プライベートモードといった中高音をマスクすることで音漏れを防ぐモードも。

まず音漏れに関しては普通。オープンイヤーなのにShokzだから少ないかと言われたらそうでもない。無論外部からの音も普通に聴こえます。
プライベートモードにすれば減りますがかなり音はこんもりしてしまう。


角度がついてるが耳にほぼ触れない絶妙な調整



音質としては余裕を感じる、小綺麗な音。
デュアルドライバということで低音も中高音もパンチを出すぞ!という勢いより、常に余裕を持たせたゆとりのある音。
バッテリー性能も長いので本当に1日中聴いていられるだろうなと感じさせる音です。
ミドルベース周辺はそれなりのボリューム感ですがそこまで強調した感じはない。音楽をノリ良く聴ける範囲の量。
アクション映画を見る時は多少しょんぼりしたイメージが拭えない。

中高音は全くトゲがなく、高品質なスピーカーで聴いてるような聴き取りやすさ。音量を上げても無理したパンチ感もなく、かといって聴き取りにくいような印象もない。
音声作品やyoutubeでの雑談枠、ラジオ放送を聴くのにこれ以上ないだろうなというバランスです。
ただ、ゲームモードがないので画面を見ながらという用途だと若干のリップシンクずれはある。
その辺の安物よりは頑張っているが音ゲーとかはまず無理。FPSでも微妙。出来なくはないけど~くらい。
この辺り頑張ってくれればこれからの季節にちょうど良く使えたんですけども。

個人的な結論としては値段程の価値はない。1万円以下で買える今まで試したタイプの方で十分です。
Dolby Audioモードやイコライザもあるけど特段素晴らしいかと言われるとそこまで好印象もない。
装着感は流石に素晴らしいし、音声作品をメインに1日でかなりの割合使うとかなら全然アリだとは思います。
音楽の方が多く迫力を重視する、映像作品を見るので音ズレは困るという人ならコレを選ぶメリットは少ないと思いました。
定価が3万近い製品なのでハードルが高かったのはありますが期待よりはちょっと下回った印象でした。PROの方も気になるけど
肝心の装着感が2+に比べ微妙という評価もあるので手を出しにくい。
手頃で手に入る機会があったらいつか試したいと想います。


総評
個人的好み度:10点満点中/7.5点
完成度:10点満点中/9点 値段が高いとはいえモノは流石に良いと思います。低遅延モードがあるだけでも大分違うと思いました。 

SOUNDPEATS UU2 ブランド史上で最もオススメ出来るイヤーカフ

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク
SOUNDPEATSより発売されたばかりの最新イヤーカフ型TWS UU2【PR】


今回、8%OFFクーポンコード:SPUU2HR604 を頂きましたので追記!
利用期間:2026/06/14 23:59まで
通常価格:7280円

Amazonの各種セールやクーポンとも併用可能です。 今回のブルー以外にいつものブラックや、ベージュも全て対象。

主なスペックとして
・Bluetooth6.0
・再生時間単体で10時間
・チタンPVDコーティングを施した12mmサイズのDD
・LDAC対応



1年ちょっと前のUUから比べると見た目こそほぼ変わりませんが、大分つよつよになりました。
先に言っておくと個人的に相性のいまいちなところがあったCLIP1に比べてUU2はかなり気に入った。
何より気になるのは装着感だと思いますが、軽量でかつホールド感はあるのでズレにくい。
参考写真も撮ってみました。

この角度でつけたまま階段を降りてもズレません。
UV nano-excimerスキンフィールコーティングとやらでコシのあるスベスベした触感なのですが、こちらも装着感に貢献してると思う。

接続強度は元々安定してましたがUU2でもバッチリ。
bluetoothも最新バージョンのおかげか10時間まで再生可能になった。UUでは小型化していたDDも12mmに元通り。
サラサラ素材の丸っこいケースに収まっていますが、イヤーカフはUの字が飛び出てるので取り出しは非常に簡単。
今回はブルーを選択しましたが爽やかで淡い色合いなのでこれからの季節にもピッタリ。

地味に嬉しいのは物理ボタン。UUだけは前作も物理でしたがやはりイヤーカフに関しては物理が良い。
タッチするには角度的にやりにくいんですよね。ボタンなら上下から指でつまむような形でずらさずに簡単に操作できる。


音質としては低音にボリューム感がありつつ中高音も元気なドンシャリ。
特筆すべきは装着具合に対する低音のレベルでした。
昔のモデルのようにイヤリング的なぶら下げる角度で付けるとむしろ低音が強すぎる。
地面に水平となるような、上記参考に貼った画像の角度で既にバッチリな量感。
イヤーカフだからこんなもんというレベルを凌駕しています。
定番のダイナミックEQやLDACを入れるとより強くなるのは勿論ですが、ノーマルでも既に強いのが驚いた。
私はダイナミックEQオンでレビューを書いています。

サブベースも程々に、キックはしっかりとボリューム感も出してくれる。
ロックやダンスミュージックでもドコドコ響くし、ラジオも聴いてるんですが男性の太めの声もかなり力強く出してくれる。
低音は最低限で良いという人は何のイコライザもLDACも使わないほうが良いレベル。
それでいて構造上、中高音がこもることはない。なんなら程よいパンチの強さ。
あまり音量を上げると少しうるさい元気の良さですが、そもそもイヤーカフであまり大音量を出すことは想定してないと思うのでセーフ。
Galaxyの音量ゲージを半分にするだけでもかなり大きい音になりました。
過去モデルに比べ最大音量を大きく向上している影響が出てるのかと思います。
反面、最小音量についてもいいんだけど、3段階くらいから急に音圧が上がる。

LDACはダイナミックEQとも併用可能ですが、正直どちらか一方で十分かなーと思います。
室内の静かな環境で使うなら良いかな程度。音圧を全体に元気良くアゲてくれるダイナミックEQだけで普段は満足。
公式アプリも地味に機能が増えており、プライバシーモードが追加されています。
音漏れしやすい中高音をマスクし漏れを減らすという機能です。SHOKZのオープンイヤーにもあった。
今作のように1万円以下の手頃なオープンイヤ系にも搭載されましたね。
休憩室等比較的静かな空間で使うならオンにしたほうが色んな意味で安全。
ちなみにゲームモードもあるのでゲーム用途に使ってもバッチリです。

総合的には大満足の一台。
CLIP1が少しイマイチに感じてたのもありイヤーカフは難しいなと感じてたのがUU2で一気に払拭されました。
Chasersのようなオープンイヤー系も良いけど、どうしても眼鏡&マスクには干渉しますからね。
慣れるっちゃ慣れるけど外そうとした時にどちらかが引っかかるのは地味にストレス。
イヤーカフならそういう干渉はゼロに等しいのでストレスフリー。
これからの暑い季節、イヤホンよりイヤーカフ等のオープンイヤ系で耳穴はすっきりさせたいならUU2は非常にオススメ。
これだけ機能が上がって音質も低音強くなって装着感も良いのに価格は定価で7280円。
セールで現状千円ちょい落ちるのでかなりお買い得。
今年の夏はChasersよりUU2を重宝することになりそうです。

Night Oblivion Longinus Sonion製BA12基搭載のイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(アリエク購入元リンク

先のアリエク周年セールでリリースされていたNight Oblivionの新作、Longinus。
前からButasturというイヤホンが高評価なのでいつか試そうと思いつつ、でも低音控えめなら好みと違いそうかとスルーしてきたブランド。
最新作のコチラもBAオンリーとはいえどうなんだ!?と迷いましたがクーポンで随分とお安くなったので耐えきれず注文してしまいました。




凹凸のないフラットな0.78 2pin端子対応で、筐体はアルミニウム合金。
サイズ感としては気持ち大きめ。12BAも格納してるだけあり厚みも少しあります。
ノズルは段差のないタイプで少し太い。根本から若干の角度をつけて盛り上がりがあり、クセのない装着感。
大きくても軽量なので疲労感は無いです。
ただ、1時間以上付けてるとノズルの太さ、形状のせいか耳穴の血行が悪くなる感覚がありました。2時間もするとキツイ。
フェイスプレートは綺麗な幾何学模様が刻まれており、左にはブランドロゴ、右には製品名が刻んであります。
マットな質感の、鈍く光る金属的な光の中に真っ白なだけの模様はかっこいいですね。
5つの穴が空いており、こちらが耳にかかる圧力を調整する弁?のような役目を果たしているようです。


光が当たるとわかりやすいけど目立たない


2つのスイッチが付いており、低音と高音をそれぞれ強調する役割。結構強めにゲインがかかるので
フラットで物足りないという人には優しい。
個人的にはフラットでも思ったより低音があって好印象でしたが結局どちらもオンのドンシャリチューニングで使っています。

音質としてはとにかく分離感が特徴的。密閉型なのに開放型にも似た、スピーカーのようなステージ感もあります。
高解像度な音を耳に直接ぶち込むイヤホンの良さはありつつ、密閉的な耳に与える負担は程よく抜かれている。
フェイスプレートのベント構造が相当うまく機能しているんだろうなと感じました。

最初はとりあえずスイッチオフで使ってみたんですが、低音好きの自分でも「思ったより大分あるな」と感じる程度にはボリュームがありました。
12BAのうち4つずつ低音、中音、高音域に割り当てているだけありとにかくバランス感が優れている。余裕もある。
BAで揃えてるだけにDDのようなパンチ感はありませんがそれと引き換えに分離感と解像度が相当に高くなったような音。
手持ちのBAオンリーイヤホンだと中高音は多少なりとも明るいジャキジャキ感があり、それがDDとは違う楽しさだと思っていました。
Longinusの音はとにかく歪みを抑えて音を整えつつ、それでも楽しさを感じるようノリの良さは残した徹底的に整理された美しさを感じます。

スイッチを両方オンにすると低音も高音域も結構強めに出てくれます。
特に低音域はかなり大きく変わる。ライブ音源を聴いても物足りないことのない厚みのある低音。押し出し感のある深い重さだけはどうしてもDDに敵わない部分もありますが。
そこを厚みでかなりカヴァー出来ているかなと思います。構造的に余分な圧は逃がすようになっているので中華イヤホンの良い意味で馬鹿低音に慣れてる人は
部分的に物足りなく感じるかも。
ドラムのバスドラムやタムも結構深く鳴る。ベースラインは少し硬く、ペキペキとしたフレーズの方が得意ですがスイッチオンでかなり前に出てきました。

中高音域の緻密さ、鮮明さは今までにない感覚。
ここまでハッキリクッキリしてると疲れやすくなると思うんですが音圧をうまく調整してくれるおかげか2時間でも全然平気。
ヴォーカルに関してはそこまで強く伸びるわけではありませんが、コーラスはとてもきれいに分離良く聴けるし、女性ヴォーカルの透明感は鮮烈。
男性ヴォーカルも女性ヴォーカル程ではありませんが良いです。
ギターや、ダンスミュージックにおけるシンセの解像度も強い。
ノリの良いロックを聴く時も悪くありませんが、ヴォーカルモノやピアノメインの楽曲、オーケストラ編成の楽曲との相性がかなり良い感じ。
音数が多くても広いステージ感と分離感のおかげで窮屈さがまるでない。
高解像度なのに疲れにくい音というのは結構驚きの感覚でした。
透明感や美しさを求める人ならかなり刺さると思います。


私は何十万もするような高級イヤホンは所持しておらず、比較対象はないのですが少なくとも手持ちの中で一番の分離感をもつイヤホン。
コンセプトや性能に関しては監修を務めるAmericanSpirit_JP アメおじ さんのXを見ていただければこだわりようがわかると思います。
低価格からそこそこの値段のイヤホンまで買ったけど、そろそろ特別な一台が欲しいなぁと思ってきた人にはNight Oblivionブランドのイヤホンは
今のところ3つの選択肢がある(Butasturはもう市場に残ってる分だけで新しく作っていないそうですが)けど、どれもこだわりを持って作られていて特別感があって良いんじゃないでしょうか。

個人制作ということもあり私のはちょっと本体側面の接着部分とスイッチ部分にノリらしきものがはみ出たりはしていましたが... 軽いお掃除で掃けました。
値段に見合う価値はある製品だと感じました。

総評
個人的好み度:10点満点中/9点(音は良いけど装着感が長時間の使用に向かなかった)
完成度:10点満点中/10点

Edifier STAX SPIRIT S5 音質優先、無線有線対応の平面磁界型ヘッドホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク
Edifierが2年近く前にリリースした平面磁界型ドライバーを搭載したワイヤレスヘッドホン、STAX SPIRIT S5。
定価は約7万という個人的に未知のハイエンドクラスです。
発売当初気になりながらも価格から敬遠してましたが、中古美品を良い感じに掴めました。
ちなみにノイキャンは無いです。

bluetoothのバージョンは5.4。2年前リリースと考えれば打倒。
バッテリー性能は80時間。ヘッドホンタイプは当たり前に50時間以上持つので一週間毎日使っても全く減らなくて凄い。
LDACは勿論、aptx adaptive等にも対応しています。

R側

L側

開口部から少し漏れる

いくらハイスペックなのを買ってもバッテリーがへたったりしたらもう使えないのに何万も出したくないと思う人もいるでしょう。
購入に至ったポイントとして、3.5mmステレオミニプラグとTypeCケーブル両方での有線接続対応機能があります。
3.5mmは勿論ですがTypeC接続が謎にかなり高音質というか、音の圧が強くて楽しいです。右出しになってしまうのだけは唯一個人的に弱点ですが。

本革感がすごい

見た目は非常に重厚感のあるいかにも高そうな雰囲気。
まずレザーパッドのレザーが全然違う。ふにゃふにゃと柔らかいのが当たり前だと思ってたら硬い。でもまったく嫌な硬さじゃない。
ラムレザーらしいですが皮の厚みが段違い。中のクッションは勿論柔らかいので、装着感は非常にいいです。
おじさんなのでヘッドホンを外すとパッドが脂でテカテカするようになってしまったんですがラムレザーの品質なのか殆ど光ってない。弾いてる?
真夏の環境ではまだ使っていませんが、ヘッドホンの上部に大きめの開口部があるとはいえ密閉型なので多分キツイと思います。
そこでクーリングメッシュイヤーパッドなるものが入っています。ほんのり冷たいジェルが入っており、表面もハニカム模様のメッシュ素材。
夏用のイヤーパッドが付いているとはさすが高級機。
専用アプリにはパッド別のチューニングもあるという凝りようです。レザーに比べると少し密閉感が薄れるとはいえ、公式に用意するとは。

付属品として最初から付いてきます


音質としては無線でも有線でも流石の音。
平面磁界型ドライバーを搭載したイヤホンはそれなりに聴いてきましたが、ハイクラスのヘッドホンとなると初体験でした。
解像度が非常に高く、イヤホンにも全く劣らない。それでいて刺さりや平面駆動でたまにあるいやらしいむず痒さがない。
密閉型なのでサブベースから余すことなく低音をぶち込んでくるような重さもあります。
やっぱりイヤホンの方が構造的に低音はイイ!と思ってますがS5で変わりました。シアタールームで見るような空間+重さのある低音をしっかり感じます。
キックやミドルはそこまで目立つようなボリューム感ではないけど必要十分以上には出てる。
買う前にいろんなレビューを見て低音が弱いと言ってる人もいたんですがワイヤレスの品質が弱いか、3.5mmプラグをアンプ無しでつなげたりしてたのか。
そういう理由なんじゃないかと思ってしまう程度にはちゃんと低音も強いです。
ライブ音源だと気持ち過剰なくらいどっしりと、それでも解像度は平面磁界型ドライバのおかげで高め。分離感は接続にもよりますがこちらも高いです。

中高音はいかにも平面磁界型ドライバな粒の細かさ、キレが凄いです。
VCで喋っている相手の声ですら「なんか解像度たけぇな」と思ってしまうくらいに強い。
ゲームにおいては空間の把握も広く取れてると思います。前後左右は勿論斜め上とか捉えやすい。
ギターの気持ちよさは特筆もの。キレよく力強く、太さもあるのでシャリシャリ煩いとかじゃないパワーが乗ってきます。
スラッシュメタルやハードロックは特に気持ちよく聴ける。
ダンスミュージックでもサブベースの重さとシンセ等のキラキラサウンドが広めの空間を埋め尽くす。
ヴォーカルも上下のパンチが強い中でしっかりと伸びて前に出てきます。女性ヴォーカルは勿論男性ヴォーカルもいける。
コーラスや複数ヴォーカルの曲も普段より細かく聴き取れて楽しいです。
強いて弱点を上げるなら金管楽器や木管楽器も解像度がバリバリに高いので、しっとりとしたジャズクラにはリラックス感が足りないかも。
個人的には特に気になりませんが。とにかく何を聴いても楽しい、派手な傾向。

ヘッドホンなのでイヤホンと違って空間的に余裕があるせいか、意外と聴き疲れする感覚は少ない。
でもyoutubeでトークメインの配信を見続けてると少し疲れる。

一番の問題点は重さ。
オーバーイヤーヘッドホンだと250g前後が多い中、S5は347g。1.5倍近い重さ。
ヘッドバンドの構造もシンプルなもので、重さがモロにくる。
自分は肩がこるまでいきませんが、外した時に頭軽っという感覚がはっきりとある。
側圧が強いわけでもないので、首を上下に動かす分には良いが左右に動くと一瞬ズレます。戻るから良いけど。
約350gの結構な重さがあることは要留意。重いヘッドホンが苦手な人には向きません

そこに目を瞑れるならば現在はセールでそれなりに安くなることもあるので、結構誰にでもオススメできる密閉型ヘッドホンです。
最初はワイヤレスで使ってたけど2mくらいのしなやかなTypeC接続で使うと部屋で使う分には席から動けるし何も困らない。
繋いだうえで電源ボタンからオンにする必要があるけど、ケーブルを抜くとそのまま電源オフになるのも使いやすい。
有線なんだから当たり前なのかもしれないけど、ワイヤレスより音がより太く強くなるので最近はずっとTypeCです。
3.5mmも悪くないけどちょうどいい長さのケーブルがなく、どうしてもケーブルは左出しにしたいとかアンプを活かしたいとかでなければTypeCで良い。

後は真夏にクーリングメッシュイヤーパッドがどの程度通用するのか。試して追記か別途つぶやくかも知れません。



総評
個人的好み度:10点満点中/11点
完成度:10点満点中/10点

SOUNDPEATS Q3Pro 13mmDD搭載の廉価版

 

今回ご紹介するのはコチラ(楽天市場リンク)(yahooリンク
アリエクでコイン割が非常に効いてお安かったのでうっかり購入してしまったTWS。Q3Pro。
日本では取り扱いがないのかなと思いきやyahoo、楽天ではありました。
楽天のほうが紹介途中で違う商品の画像が2枚も掲載されてるあたり本場もびっくりの雑さを感じます。




作りとしては比較的いつも通り。
ケースは前面開きではなく普通の形状。上だけツヤアリで下がサラサラ素材。
指紋が目立つけど地味に開けやすくていいですね。
楕円形の短めノズルなので装着感はちょっとクセあり。個人的にはやはり真円が良い。
角度を調整してうまくハマれば痛みやキツさは殆ど無いです。

装飾やカラーリングは地味ですがスペックは比較的最近出していることもあり高め。
・bluetooth6.0
・ANC無しで単体最大10時間再生
・IP55の防水性
・低遅延ゲーミングモード


LDACのような高音質コーデックには非対応ですが、しっかりと効くANCもあるのでサブ用としては十二分な性能。
個人的にはANCすらあまり使わないのですがbluetoothのバージョンが新しいおかげでバッテリー性能が長いだけでも満足。

DDの磁力で本体同士が惹かれ合う

音質としては13mmのダイナミックドライバーを活かした低音重視サウンド。
分離感は並以上にあるのでキックのあたりがとにかく前に出てくるド低音でも中高音ははっきり目に聴こえます。
解像度は並。お値段や1DDであることを考えるとこちらも十分。
公式アプリで調整も出来るので低音をスッキリさせたい人はこちらから調整可能。8バンドもあるので結構いじれます。
屋内で使うなら低音そのままで中高音を上下に波つけて上げたほうが長時間使いやすい音に。
外で使うならそのままの方がちょうどいいかなと思いました。

ムービーモードという包みこまれるようなサウンドモードもあります。
ホールの真ん中で聴いてるようなサラウンド感はありますが多少音にエコーがかかり不自然な時もあるので
本当に映像作品を見る時ような感じ。

定価は4780円。クーポンで大幅値引きが入ることもあるようなので、楽天を普段から利用してる人は楽天で。yahooの方は上限付きですがクーポンが現在も出てます。
そうでない人はアリエクで少なくともこれより安く入手可能。私はクーポン+コイン割で千円台でいけました。
無論技適はちゃんと登録あります。
公式アプリでもきちんとファームウェアアップデートまで含め対応。
ゲーミングモードはFPSくらいなら問題なく使えます。

バッテリー持ち重視でスティック型のカナルTWSをちゃんとしたブランドで欲しい!という人には非常にオススメ。
いつものイヤホンをうっかり忘れてしまった時用に鞄や職場に忍ばせておくのにも良いですよ。


総評
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/10点

KEFINE Klean DLC振動板採用1DDの金属ホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク
KEFINEという当ブログでは初めて出てくるブランドの10mmサイズの1DDイヤホン。Klean。
先月のアリエク大型セールで「とりあえず久々に1DD欲しいな」と思い選んだのがこちらでした。



0.78 2pin端子で金属製のコンパクトな筐体。
1DDとはいえ薄さも含めてかなり小さめです。それでいてノズル根本にはそれなりに膨らみがありフィット感は良好。
ノズル先端が交換可能な機構になっているのですが、かなりいかついギザギザ加工の凸になっています。
普段内径大きめのイヤピを使ってるので気にしませんが細いタイプを使ってる人は気を使いそうですね。
ただノズル根本の膨らみと先端のひっかかりのおかげで安定したフィット感にも繋がっています。
亜鉛合金系なのか小さくても重めなので、加工によってはスルスル滑ってイマイチになるところがしっかりカヴァーされている。


フェイスプレートはレーザー刻印でしょうか。クロスした網目のデザインにブランドロゴがドーンと乗ったシンプルさ。
六角形になっていますが角は丸く加工されているので耳が痛くなるようなことは無いです。
内側にネジが付いていますがこれは筐体の結合を高めているだけで音響パーツではない。
外側にあえて見せるようなネジは定期的に見かけるけど内側にあるのは珍しいかも。特に装着に影響はありません。

ノズルの先端だけ交換出来るタイプ

音質としては1DDらしいパンチと、締めるところは締めた弱ドンシャリ。
高評価が多かったのもこちらを選んだ理由だったんですが噂に違わぬ出来。
サブベースやキックは出しゃばらないが下の方でちゃんと鳴っており、中高音が明るい曲でも全体を締めている。
ボンボンと出てくるベースラインはないけど力強さはちゃんとあります。
ロックでもダンスミュージックでもこれくらい出れば良いか。というラインにかかってきます。
曲によってはドラムのフロアタムもしっかりドンッと出てくる。

中高音は解像度が高いながら刺さりはなく、分離感も良好な爽やか系。
ハイブリッド系のキラキラとした広がりのある強調とは異なる、適度なまとまりを感じます。
女性ヴォーカルはグループ合唱でもそれぞれの声が聴き取りやすい。伸びもそこそこ。
男性ヴォーカルも少し爽やかに鳴る傾向はあるがある程度の熱量もこなせる。
ダンスミュージックのキラキラとしたシンセサウンドやギターは1DDらしくシャキッと出ます。
スピード感のあるメタル系も良し。
フィルターをブラックの方に変えると中高音全体が持ち上げられ、低音は相対的に若干弱くなります。
個人的には標準フィルターの方がゲームも音楽もこなせて好み。
ブラックにすると標準フィルターなら気持ちよく伸びるで済むところがちょっとピキッと来ます。パンチ重視ならアリ。


完成度の高い出来れば金属製の、5千円以下で買えるチャンスのあるイヤホン!という条件で色々漁った結果ですが
結局KEFINEというブランドが中々強い。Deiciとか前々から気になってはいたけど、中華らしくすぐ新作出るから
どこかで激安チャンスがあれば~というところでKleanがジャストでした。
日本Amazonでも五千円切ってた時があるので狙っている人はアリエクだけでなくそちらも要チェック。

こういうのが欲しかったんだよ!という欲にピッタリハマったのでそういう意味でも気持ちよかった。
1DDだけど抵抗は32Ωと少し高めなので、BTモジュールだとちょっと音量は取りにくかったです。個人的にここだけ残念。
寝ホンに使える薄コンパクトさなので、そういう用途でもオススメです。


総評
個人的好み度:10点満点中/9.5点
完成度:10点満点中/10点

CCZ CZ12 1BAを足して帰ってきたアイツ

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク

昨年末にレビューをしていたハイブリッドイヤホン、CZ10に早くも次作機がリリース。
デザインやDD等、基本的な構成は同一のまま1BAをプラスして帰ってきました。 名前は何故か2つ増えてCZ12【PR】 @KeephifiO様からのご提供となります。

 


 qdc端子で重みのある亜鉛合金ボディなところは変わらず。
少し長めのノズルで、角度は緩いので短めのイヤーピースを付けて奥までぐっと突っ込むと良い感じです。
重さ故に大きめのイヤーピースや長さのあるタイプだと歩いてるだけでイヤホンがふんわりと揺れてしまう。
内側はなだらかなので食い込みがなく、ガッチリ支えるには奥に突っ込んで安定させるしかない感じです。

手前のベント埋まっとるやないかい!

ちなみにこちらはCCZ10

ベントも同じく2箇所。内側のノズル根本とDDの真上あたりに1箇所ずつ。
私のものは個体差でR側のベントが1箇所、多分塗装が付着したのか埋まってました(
レジン充填のイヤホンとかってたまに圧がかかりすぎて装着時にミチっとした音や振動板?が変形するようなポインッて音がするんですが
私のCZ12は右側だけこの現象がおきます。
正直音質に関してはわかりませんでしたが、なんか右だけ少し圧強いな?と思ったらまさかこんな個体に当たっていたとは。


フェイスプレートのデザインはモチーフこそ同じ歯車ですが結構変わっています。
CZ10では青いドット塗装が付いていましたが本作は緑。
あまりに似てると判別が付きにくいけどFPさえみればすぐわかりますね。

音質としてはCZ10に比べ若干ミドル上がりになったドンシャリ。
BAが増えたことで余裕をもたせるのではなく、せっかく増やしたんだから元気良くしちゃいました!というノリを感じる。
低音はサブベースからミドルまで少々強調されているがしつこくない。
金属筐体によるソリッドさと、今回中音域が強くなったことで相対的にスッキリ感が増した。
うねるような重みはCZ10の方がありますが、よりバランス型な低音域になっています。

中高音はキレ良く、分離感も良く。そこにパンチが足されました。
ちょっと前のKZにあったようなザ・ハイブリッド的な強調の仕方。
BA増やしたんだからもっとパワー載せようぜ! ただし崩壊はするなよ!とギリ理性を残した暴れん坊です。
女性ヴォーカルに関しては時折キツく伸びてくるところはあるが、それでも刺さりはしない。半歩手前くらい。
CZ10だと少し優しいなと感じていた伸びがグンと出てくる。
キラキラしたシンセが流れるダンスミュージック等は顕著に綺羅びやかになりました。
ギターに関しても分離感は保ったままキレが増し、ハイブリッドイヤホンらしい派手さがある。

低音域が相対的に弱く感じる分、あの締まりがありながら出音に重みのある感じがよかったのに!
と感じてしまう人もいるとは思う。
そういう意味では中途半端にお利口さを出すのではなく、
ちょっとギラつかせるくらいでちょうどいいと言わんばかりのチューニングは気に入りました。
CZ10で中高音が物足りないと感じた人ならきっとハマる。
個人的にはCZ10をかなり気に入っていたので現状は僅差でCZ10。
ただヴォーカルの気持ちよさは間違いなくCZ12なので難しいところです。

次はCZ20くらいのネーミングでマイクロプラナーとか追加して、DDは2発にしてこの元気さに更なる深さとスムースさを加えた暴れん坊を出してほしいですね。

総評
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/10点