SOUNDPEATS Aura Nebula ハイブリッド5ドライバーなブランドフラグシップTWS

 



今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
SOUNDPEATSより先日発売されたばかりの4種5基というモリモリ構成なTWS、Aura Nebula【PR】
今回も専用クーポンを発行いただきましたので、Amazonプライム先行セール中の価格からさらに「SPSHANPZY」こちらのクーポンを入力することで
-¥2,583
こちらの値引きが入るはずですので、ぜひご利用ください。
利用期間:2026年10月13日(火)15:30 ~ 10月19日(月)23:59(JST)


主なスペックとして

Bluetooth6.0
LDACをはじめaptx AdaptiveやLLにも対応。LE Audioも可
バッテリーはANCオフで単体7時間
最大-43dBのANC
10mmDD+6mm平面磁界型ドライバ+2BA+マイクロ平面磁界型ドライバの4種盛り


まぁ最新でかつフラグシップというには十分なスペック。
特にバッテリー性能に関しては5ドライバーという構成を考えると随分頑張ってる気がします。
私が現在愛用しているソニーのWF-1000XM6は12時間ですがあちらは1DD。
昨今のTWSなら8時間は当たり前と言って良いラインだと思ってますがそれは1DD前提かなと。
ドライバを積めばその分消費電力は上がるわけで、TWSで4種も詰め込むのは中々に豪胆というかよくGoサインを出したなと思いました。
このモリモリ構成で7時間を保っているのは凄い。LDACでLE AudioオンのXperiaですがVol約70%で6時間は保ってます。当たり前ですがANCオンだと半減程度。



非純正イヤピでも余裕



まずはケースから。最近は丸っこいケースが続いていたところ、今回は丸みを帯びた程度でドンと安定したケースになりました。
上蓋表面はてかてかの大理石ライクな模様に小さくブランドロゴ。ここと真下以外は金属製です。サラサラとしていますが扱いやすい。
上下に隙間があるので爪を切ったばっかだから開けにくいなんてこともノン。内側は普通に樹脂製。

高級感は少しある

イヤピを差し込むような角度ではなく本体をそのまま横に置いた感じ。取り出しはこっちのほうがやりやすいかなと思います。
イヤピの制限も少なさそう。
今作はワイヤレス充電にも対応しているのでケーブル無しでもOKなのはヨシ。個人的にワイヤレス充電に慣れると戻れません。

イヤホン本体は今までと全く異なる形状。細かいラメの入った透明感のある光沢ブラックFPと、軽量合金系のボディでサンドイッチされた感じ。
まずノズルの角度は半端じゃない。本体の真ん中付近盛り上がってから太いノズルがぐいーっと外に伸びている。
本体がずんぐりむっくりとした大きめのボディなので、耳との密着感を上げつつしっかりと穴に食い込むノズルという印象。


イヤーピースは太めのノズルに合わせた独自仕様。イヤピノズルは短く、傘も薄い。
結構装着感はクセがあると思うので、付属イヤピがしっくりコなかった人は柔らかめかつ口径大きめのイヤピに交換してみましょう。
私は最近よく使っているアリエクのイヤピに交換しました。【Coffee イヤーピース】とかで検索すれば出てくるヤツ。
うまく収めたら2,3時間使ってても特に痛みや違和感は出ませんでした。
ベントはFPの下の方にある1箇所のみ。 ノズルの根本や本体天辺あたりに合計3箇所穴があるけどこれは多分マイクですね。

角度によって宇宙を感じる煌めき...


音質としてはEQ無しで主に確認。 密閉型にも関わらず空間の広さがある、解像度高めのサウンド。
サブベースはゴリゴリっと重く、深いところから響くタイプ。何でもかんでも出しゃばるタイプではなく、ソースの影響が大きい。
4種のドライバのうち10mmDDが低音域を担当しているだけあり、かなり余裕を感じます。
スピーカーで聴いてるかのような良い意味で距離感を感じる低音。密閉型イヤホンだと構造的にもグイグイ出てきやすいところ、
ドライバ数の多さを活かしてうまく出力調整されているなと思いました。
決してソリッドで痩せてるという印象ではなく、むしろ柔らかい。でも解像度は高い感じ。

中音域はAura Nebulaでも特にアピールされている点だと思いますが、ヴォーカルの聴き取りやすさと程よい厚みが心地良い。
女性ヴォーカルの伸びが気持ちいいのは勿論、男性ヴォーカルでも解像度の高さが目立つ。それでいて刺激性は少ない。
中音域を平面磁界型ドライバとBAドライバ二つで担当しているだけあり、どちらも高解像度でかつ粗を出さないようになってる。
全体の中で割と前の方に出くる音域だけど悪目立ちしてる印象は少ない。若干後方に低音と高音域がいて、ステージの真ん中に配置されている感じ。
ドライバ数が多いことと、ノズルが太めなおかげかはわからないが音全体のごちゃつきがとても少ないのは印象的でした。

高音域はマイクロ平面磁界型ドライバーだけありシルキーでとても細かく、金属音をとても気持ちよく伸ばしてくれる。
有線イヤホンではココ1,2年で随分と搭載されたイヤホンが増えた印象ですが、そこで感じた長所をしっかりそのまま無線に持ってきてくれたのは良いですね。
ギラつきはないのにキラキラ感はちゃんと残していて、残響感がとても綺麗。 中音域よりはちょっと距離を感じるけど潰れず隠れず低音との間に配置されてる印象。
空間の広さと音の配置がとても綺麗に収められてると感じました。

Aura Nebulaは開発ログを見ていて「夏には出るか」と思っていたのが途中でBAドライバーの駆動方式を変更するという調整が入り、結果リリースがここまで
伸びる一因になったわけですがこの出来を見るに相当に最後まで調整を詰め込んだんだろうなと感じます。
はっきりいってこのご時世もあるとはいえ定価3万5千越えは驚きましたが、それだけの価値はある出来に仕上がってる。
現在私がメインに使っているWF-1000XM6は定価が下がるというまさかの出来事を経て現在39,600円とかなり近い価格に落ちてます。
それと比べてもハッキリ言って好みで選んで良いくらいにはレベルが高いです。
ANCに関してはWF-1000XM6の方が圧迫感が少なくて若干上手。外部取り込みに関してはほぼ同レベルに使いやすい。
音質に与える影響もちょっと圧迫感が増すくらいでそこまで強い影響はない。

ハッキリいって音質的には不満なし。平面磁界型ドライバが入っている関係上、個人的には数時間大きめの音量で鳴らしこむ前は少し中音域が煩いかなと感じたくらい。エージングは何となく派ですが平面磁界型ドライバだけは何か箱出しだと耳障りな粗さがしばらくいる気がするんですよね。
現状はデフォのEQで満足。カスタムEQでW字型のも作ってみました。


より低音高音を目立たせて中音域を若干抑える形。ラジオ等声を中心に聴く時はこっちでも良いのかなという具合。 音楽用だとデフォの方が結局バランス良いなぁと思ってしまう箇所があった。

今のところ感じた不満としては
・どうしても再生時間が標準的なので、ANCをフル活用するとなると半日持たない。
・タッチに対するANCの反応がワンテンポ遅い。
・ファームウェアのアップデートの際、保存してたはずのカスタムEQが消滅した(これはアプリ側の問題か)

特にタッチの反応は困りました。ANCオンを割り当てたところ反応が遅いのでタッチミスかなーと2回目を押してしまいたくなる。
タッチ→間を置いて音楽が静まる→オンオフのアナウンス流れる→ANCがオンになるっていうテンポが悪い。
WF-1000XM6だとタッチ→「ポォン」と反応音→ANCがオンになる っていう感じです。最初は変なのって思ったけど通知音の音程だけでモード切替を示すのって
良く出来てたんだなと感じました。
この辺りはファームウェアアップデートとかで調整出来るものなら是非変えて欲しい。
再生、停止等の動作は特に問題なく、それでもちょっとアナウンス音はあったほうが使い心地が良いかなと感じました。

現在はプライムセール+クーポンでお値段も抑えられますし、H3からグレードアップしたいと考えていた人は勿論ハイクラスなTWSに興味がある人にも
オススメできます。音質面では1DDでナチュラル指向なWF-1000XM6とは全然方向性が違うけど価格に見合った品質だと感じました。


Shokz OpenFit Pro イヤーフック型オープンイヤーのフラグシップ

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
評判の良さに気になり買ってしまった現状Shokzのフラグシップ、OpenFit Pro。
特にフォーカスモードというANC的な機能もちゃんとしてるとのことで一体どんなものかと期待大。
主なスペックとしては

・Bluetooth 6.1
・単体で最大12時間のバッテリー
・IP55の防塵・防水性
・防水性のある物理ボタン
・11×20mmの超大型ドライバー

最高クラスのスペックでまずこの辺りは満足。
本体も非常に滑らかな質感で肌触りはヨシ。イヤーフックもちゃんと細いので眼鏡でもそこまで違和感なく装着可能。
アルミニウム合金が目立つボディは高級感を引き立てています。内側のポチはスピーカーとは関係なく、集音マイク。
充電ケースは結構大きめ。こちらもサラサラとして良い肌触りだが冬場は滑り落ちそう。
適当なケースを付けたほうが色々と安心です。(現状公式販売無し?)
ケースもシリコンゴムが内側に付いているので蓋を閉じる際「パクン」と優しく閉じられます。何気なく上級モデル感。



赤ポチのが物理ボタン


装着感としてはかなりしっかりとしたホールド感。付けていることを忘れるようなOpenFit2+とは少し違います。
よりスピーカーが耳の穴に近づいてる。イヤーフックもOpenFit2+とかよりちょっと細いんじゃないでしょうか。
オープンイヤーでありながらしっかりと耳全体にハマる感じでとても好印象。
最初の頃のレビューで気になってた本体がゴツくて耳内部に当たるとか、そういう評価が出てたのはこの辺りの差でしょう。
個人的には当たるとかはなくむしろジャストフィット。 内側にある集音マイクが出っ張っているし本体も大型スピーカーを積んで
横に伸びているので耳が小さい人だと違和感があるのでしょう。

内側の集音マイクが目立つ

 

音質としてはドンシャリに近い、迫力のあるサウンド。超骨太です。

ノーマルモードの時点で結構ハッキリとしたドンシャリに近く、低音多めやDolby Atmosをオンにしたときは更にモリモリ。
私の中で一番このタイプで強い音質だったEarFun Openjumpさえも上回る、弾力性のある低音とクッキリした中高音。
スピーカー部分がより耳穴に近いのと、デュアルダイアフラム(二重振動板?)の超大型ドライバが相当効いている低音が気持ちいい。
周りの音が聴こえる状態でここまでの音を味わえるとは思いませんでした。音漏れもDolby Atmosをオフにしてればそこまでではない。
人の声にも太さがあり、スピーカーで聴いてるかのようなパワー。それでいて乱雑な刺激感はない。
音量も取りやすく、周りに人がいなければつい大きめにして音楽を楽しんでしまう。太いだけでなく分離感も非常にいいです。
オープンイヤーだからという妥協を感じない。インイヤーに全く劣らないドンシャリ。
ただDolby Atmosオンの状態だとこの音がさらにドンシャリ傾向になるのでちょっと刺激的になる。音漏れは相当します。
楽曲によっては女性ヴォーカルやクラップ、ホーン楽器にパンチが出すぎる傾向でした。
音量控えめにする前提で、それでも迫力を失いたくない時には良さげ。後は映像作品向けでしょうか。

ここまでの時点でフラグシップに相応しいと思いましたがダメ押しなのがフォーカスモード。
オープンイヤーなのに強力なノイズキャンセルを搭載しているのですが、こちらがかなり強い。
最初の方に触れた耳穴側の方にある突起を含め、本体に内蔵されたいくつもの外部マイクが徹底的にノイズを低減。
外でも屋内でも、ちょっと音に意識を向けたい時や周囲の騒音が気になる時にコイツの出番です。作動も物理ボタンでいけるのでとても扱いやすい。
耳穴を塞いでいないのに一気に音が激減します。
人の話し声が静かになるのと、ファンの騒音や風の音、TVくらいの音声は消し飛ぶ。スポーツ中継を見てる時に使ったら困るレベル。
休憩時間にゆっくりしたいけどTV、ラジオ、周囲の話し声が気になるなんて時はバッチリです。
ノイキャン特有の圧迫感はある。そしてフォーカスモードを使うと電力消費も倍くらいになってしまうので文字通り
集中したい時にささっと使うのが良いのかなと思いました。

総合的には大満足。
OpenFit2+が個人的な用途にそこまでハマらなくてしょんぼりしてましたがOpenFit Proは全然違います。
装着感の優しさであればOpenFit2+も優秀ですがそれ以外は全部OpenFit Proの方が好み。
パンチのあるドンシャリが味わえるオープンイヤーで、装着感も強めのホールド感でバッチリ、ノイキャンも強力、物理ボタンで安定動作。
ここまで好みだと言うことがありません。
ゴツメの本体ではあるし高価なので、家電量販店等で試着をオススメします。
フィット感で気になるところが無ければ本当万人にオススメしたいくらいには気に入りました。

総評
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点(定価は高いが価値がある)

Shokz OpenDots One Shokzの初代イヤーカフタイプ

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
OpenFit2がそうでもなかったので次に手を出したShokzのイヤーカフタイプイヤホン、OpenDots One。
Airや2も出てますが初代の評判も随分と高かったので試してみました。
主なスペックとしては

・Bluetooth5.4
・単体で最大10時間のバッテリー
・IP54の防水性能

まぁ十二分な性能。特にバッテリー持ちが良いのは助かります。
地味にドライバーが片方で対に16mmDDを仕込んでるのはPOWER構成。


見た目はイヤーカフとしては若干いかつめ。十二分なバッテリーと2DDが詰まっているだけあります。
スピーカーの開口部は独自の形状ですね。横一文字のメッシュが小さく見えます。
DDを対に仕込んでるのでその隙間に合わせてるんでしょう。

イヤーカフで最も大事な付け心地はホールド感強め。
今までレビューしたイヤーカフに比べるとぱっと見た時点でスピーカーとバッテリー部分の隙間がない。
元々イヤーカフは本体が軽量なモデルばかりなので付けていて存在感が薄く、一回ハマればそのままほぼズレずにいるような物が多い。
OpenDots Oneはそれらに比べ明らかに耳をばしっと挟んだ感覚。
歩いていて気になるということはないけど、旅行中1日付けていたんですが4,5時間も付けてると若干疲れました。
スポーツをする人には向いてるけど半日つけっぱなしで過ごしたいという人にはちょっとむずいかもしれない。

音質としては今までのイヤーカフで最も重くて弾力性のある低音が楽しめる音。
公式アプリでEQがあるので更に低音を盛ることも可能。主に低音重視で楽しんでました。
soundpeatsのUU2もダイナミックEQでかなりドンシャリになれるんですがOpenDots Oneの低音は弾力性がすごい。
ドンッと鳴るところがドォンッと粘っこくなる。
イヤーカフで一番物足りなくなりやすい低音がこれでもかと出せるようになっている。
その分中高音は正直ちょっと犠牲になっている。ただイヤーカフで中高音が目立つのは音漏れしやすいということなので
ある意味こういう柔らかい音作りも理に適っているのかも。
勿論EQで調整も出来るがせっかくの持ち味を消してしまう寂しい感じがある。
外で使ってても低音が強い分音楽を楽しみたい人には丁度いいと思いました。
逆にラジオ等を好む人だと、人の声がもうちょっと聴き取りやすいほうがとなりそう。そんな低音サウンドです。


ホールド感が強いのも相まって音量を上げると没入感は強め。ただし音量ゲージを8割に上げてもそんなでかくならないので
音漏れは気にせずとにかく大音量で楽しみたいという用途メインの人だとちょっと違うかも。
今までsoundpeatsばっかり試してたのでSONYやShokzがどちらもあんまり音量取れないのは驚き。
イヤーカフだから大音量で楽しむ前提じゃないことが多いのはわかるんだけど音圧POWERがちょっと足りないです。
正直音質に関しては今のところUU2が一番気に入ってます。
バッテリー性能とかホールド感、デザイン性での優劣はあれど結局音ですからね。
見た目だけなら可愛いSONY、装着感とバッテリーならShokzは良い。
アプリでのカスタム性やドンシャリPOWERはsoundpeatsの方が良いです。

OpenFit2もそこまでだったしShokzは自分に合ってないのかと不安になりましたが、
現在別の製品をレビュー中です。そちらは現状素晴らしい印象なのでまた今度投稿したいと思います。


総評
個人的好み度:10点満点中/7点
完成度:10点満点中/10点(本体の完成度とは別だけど、公式シリコンケースが両面テープで本体固定するのはセンスが無い)

Blink Bound BD01 qdcのゲーミング特化サブブランド発のゲーミングIEM

 

 

今回ご紹介するのはコチラ。(アユート公式製品ページ)(Amazonリンク)
qdcといえば中華イヤホン界では中々古参の有名なブランド。個人的には機会がなく一度も聴けていませんが
今回、ゲーミングに特化したFSFというサブブランドからリリースしたイヤホンを試す機会を頂きました【PR】
ブランド名は"Fire So Fast"を意味し、音楽よりはゲームに特化したイヤホンです。


美少女パッケージ

箱を開けたらコレ(゜o゜)


いつもまず端子について触れるんですがこのBD01はリケーブル不可です。いつものクセでまずは引っこ抜いて段差等を見ようとしてしまった。。。
端子横には赤と青のポチのデザインが入ってました。リケーブル不可なのにそこは付いているのか。
120cmの細身な4芯ケーブルが付いており、柔らかいのでタッチノイズはかなり少ない。ダークグレーとパープルの色合いは
個性的ながらそこまで派手になっていなくて良い。分岐してからは2芯で細くなる影響でちょっと個人的には丸くくるまって
絡まりやすいかなと感じました。


本体は樹脂製でフェイスプレートはアルミ合金っぽい。とても軽いです。くの字っぽいベントが開いていますが音漏れはほぼ無し。
左右の区別カラーと、ここ以外ベントが無いので圧を逃がすためがメインっぽい。

マットなシルバーが良い感じ。うねる波のような模様はFPが少し厚めなんですが、それに応じて結構段差がある。

シンプルに見えて光の当たり方で表情が結構変わります。
ノズルは根本から大きくうねって出ており、ノズル自体は短いですがフィット感はかなり強め。
食い込むような感じですが個人的には4時間超えてもまったく違和感や痛みがありませんでした。
パッと見クセが強い形状に見えて、この横ににょきっと伸びたノズルのほうがエルゴノミックデザイン。



DDは独自新開発の10mm。物理真空DCマグネトロンスパッタリング技術という技術によって作られた複合コーティング振動板を使っているらしいです。
高剛性でありながら軽量、耐変形性。
デュアルチャンバースピーカーは音場、聴取範囲、超高速レスポンスを生み出す設計。
搭載された専用DSPチップによるチューニングシステムも搭載。
音楽に対する音響の調整は勿論、PUBGやVALORANT等ゲーム別の最適化サウンドも実現出来るというまさにゲーム特化。
8バンドカスタムEQもあるので自分好みに調整することも出来ます。
なんなら自分でカスタムしたEQをエクスポートも出来る。逆に他人が作ったEQも共有可能。(FSF Audio Tuningサイト)




付属品としてはデフォルトで付いているイヤピの他ダブルフランジタイプのイヤピも。
セミハードケースとクリーニングツールも付いています。
TypeCにPCが対応してねぇ!という人(自分)も安心なCtoA変換ケーブルも付いています。
ただこの変換ケーブルが150cmもあるので、PCの裏側にしか端子がないから助かる!という人もいなくはないと思うが
個人的には変換端子だけで良かった感。


意外とあったら助かるクリーニングツール



音質に関しては主にフィルタースイッチをオフで。
フィルターを入れると高音域が若干下がるので相対的に低中音域がより目立ちます。ゲームならまだしも音楽に関してはそこまでメリットなし。

音楽用途としては低音にボリュームがありつつ、非常に分離度の高い中音域と少し柔らかめの高音域のサウンド。
音場はあまり広く感じず箱感がある。ただし上下に広く、定位感が非常に良い。音の配置がキメ細かく整理された印象。
複数台のスピーカーで聴いてるかのようなサラウンド感があり、左右に流れる音があると左後方から真左、そこから左前方に来て右前方に。といった感じで
ただ左から右に流れるのではなくその間も感じるような新感覚。
低音が柔らかくボリューミーで支配的に響くこともあるけどその中で全く存在感を失わない中音域の解像度は面白いです。
コーラスが多い曲や合唱、グループ曲は特にこの分離感を楽しめると思います。尖はないので数時間聴いてても疲れる感覚は無し。
高音域は全体の中ではやや存在感が薄れがちだが解像度自体は並以上にある。

スイッチをオンにするとゲームに関しては銃撃や爆発等のエフェクトに対して少しキツさが緩和されるので、その分足音の存在感が増す。
ゲームやステージによってはカツカツやスタスタとむしろ中高音上げて欲しいという場面もあるかもしれないが、その場合はスイッチを戻せばOK。
ゲーム中にイヤホンのスイッチいじれるわけないだろうと思うでしょう。
これはスイッチ付きイヤホンを所持したことがある人にはわかると思います。本来イヤホンに付いてるスイッチはとても小さく、専用のピンや
最悪爪楊枝がないといじれない大きさ。
でもBD01のスイッチは突起が大きいです。1個しかないのもあってこれなら装着した状態で手探りでも切り替え出来る。

おわかりいただけただろうか


チューニング別にあったゲームではないけど早速FPSでテストしたところ、確かに普段のイヤホンよりも足音が方向を含めて聞き取りやすかった。
音自体はいくつか聴こえやすいバランスのイヤホンもあるがBD01は方向もわかりやすくなる。
それでいて基本的には低音もしっかりとあるので迫力不足にはならない。
距離感もわかりやすいので、ゲームによっては敵味方の足音がごちゃまぜでわかりにくいところもBD01なら若干有利に働くんじゃないでしょうか。

ゲーミングを謳うイヤホンは最近特に増えてる印象ですが、BD01はゲーミング特化を謳うサブブランドからリリースされただけあり
こだわりを感じますね。TypeC端子のリケーブル不可な仕様も中華イヤホンに慣れてると汎用性が~とつい思ってしまうが専用DSPチップもあるし
変更しようがないというか、専用サイトも含めこれを使うしかないと割り切った仕様。断線した場合に備えれないのは若干痛いですが。
マイクについてもリモコンでワンクリックミュートが可能な他再生、音量アップダウンも可能。
こういうリモコンに一応付いてます。なマイクは信用できないと思っていますが高性能MEMSマイクを搭載してるだけあり
Discordで試したところ「普通に聴こえる」「言われてみたらちょっと前より悪い」「変」と様々。
少なくとも普通に使うことは出来ます。 ひどいノイズが入ってしまうとか声が小さくて聴こえないというのはありませんでした。
本当は喋りたいけどマイクが無い、設置場所が無いという人にはこの点を含めると相当に便利なイヤホンになると思います。


総評
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/8点(専用端子になったとしてもリケーブルは出来たほうが◯)

SONY LinkBuds Clip WF-LC900 ブランド初のイヤーカフ

 


今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
またまたソニーです。実は今年に入ってから初となるイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンを出していました。全然知らなかった。
パステルカラー系の可愛げのあるラベンダー、ベージュ、グリーン、ブラックの4種展開。
定価は27,500円と割と強気。有名どころに対抗馬として気合を入れて登場させた感じがします。でも現状結構2万切って落ち着いてきたか。
主なスペックとしては

・bluetooth5.3
・9時間のバッテリー性能
・最適なアンテナ設計による接続強度
・IPX4の防滴性能

バッテリー性能はイヤーカフ系の基準を満たしてるがbluetoothバージョンが今年リリースにも関わらず低いのはちょっと気になりました。
最新スペックじゃないんだぁというだけで何となく落ちますね。


形状としてはアーチ部分が少し特徴的。まるではなくきしめんのような形状です。薄いのに太いので独特のホールド感の強さ。
今まで使ったイヤーカフは大抵この辺りが緩めだったので好印象。山型のシリコン製クッションバンドも付いてるので大きいとか
もっと安定させたいという時には多少調整が可能。
ホールド感が強いのでほんのちょっと違和感は出てくるが痛みはなく、長時間つけても個人的には平気なライン。
スピーカー部分の穴は少し横伸びしたひし形のようなメッシュ状。真上には開口部もあります。
タッチセンサーは実は本体側じゃなくてリング側の方でも反応する。とはいえ本体側のほうがバランス的に安定。ワンタッチではなくツータッチからの動作になってるので誤作動は起きにくい。


音質としては優しく、解像度が高いながらも落ち着いたサウンド。
コーデックはSBC, AACのみなので調整らしい調整はイコライザや最初からあるサウンドモードを選択くらい。
音漏れ防止やボイス重視があるけど基本的には標準+EQで使いました。
基本的に音圧はそこまで強くない。 SOUNDPEATSのUU2を使ってたのであちらのダイナミックEQを使った時のドンシャリ具合からかなりギャップを感じました。
EQで低音を爆盛し、他の音域もちょっと強めに設定してようやく少しは盛れたかなというレベル。
音量も8割くらいまで出してようやくこれくらいは欲しいという音量レベルだったので正直な所音楽を聴く用途ならちょっと物足りなかった。

そう思いながら音量を5割くらいに下げてながら聴きしていたところ、音量が小さいのに割と聴き取りやすい。
スピーカー開口部が特に穴に近いというわけでもないのに。
自分の理想がイヤーカフなのに音楽用途を求めすぎてただけで、本来の「1日中ながら聴き」を理想とした音作りなのかもしれない。
解像度は高いけど全くうるさくないし、ラジオに関しては人の声が本当にナチュラルで聴きやすかった。
音漏れに関しては普通な印象だけど、音楽メインじゃなければそこまで目立たないかも。
パンチが無いということは刺激的な音じゃないということなので、音漏れ問題は若干カバーできている音質。

ホールド感の強い安定した装着感と1日中使っても疲れない音質。日々家の中等で動画や音声モノを聴きながら動きたい人や、小音量で音楽を楽しんでいる人には
理想的なバランスなのかもしれません。
それを踏まえても正直スペックからみてもお値段はちょっと強気かなと感じる。
2026年に他から後追いで出した割には...という印象。モノは確かだけど個人的には好みではありませんでした。ガワも可愛らしいけど引き換えに安っぽい。


総評
個人的好み度:10点満点中/5点
完成度:10点満点中/8点(デザインや装着感は良い)

SONY WF-1000XM6 世界最高クラスのノイキャン搭載TWS

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
前回に引き続きソニー。最近定価がガッツリ下がったことでも話題になっていたTWS。WF-1000XM6。
何でこんな立て続けにSONYなんだと思うでしょうが買った時期はヘッドホンのほうがだいぶ先です。
スマフォをXperiaにするにあたりやっぱコイツか?と値下がったのを機にゲット。
正直特段の期待もなく「LDACでも安定して動作するらしいし、スマフォと同じブランドで揃えるの気持ちいいだろ!」という動機。

主なスペックとしては
・Bluetoothバージョン5.3
・連続再生最大12時間(ANCオフ)
・昨年末時点で世界最高クラスのノイキャン
・新しい通気構造による体内ノイズの軽減
等々。


丸見え

丸くて大きい


丸くて大きい筐体してるだけあってバッテリー持ちは抜群ですね。Bluetoothバージョンが6.0でないのは少し残念。
見た目はとっても微妙。ちょっと粗めのサラサラ感が小石っぽいです。形状含めて小石。
前作から小型化!とありますがケースから取り出した時思ったより大きくてびびりました。
ノズル自体は標準的な長さ。なんと先端はノーガード構造。マイクを内蔵しているためにこういった形になっているようです。
イヤピ側にメッシュが付いておりそちらでゴミの侵入を防ぐ。まぁなんともせこいと感じます。専用商法は辞めて欲しい。
AZLAのイヤピにいくつかシリコンメッシュ付きのがあるので私はそちらを付けています。ウレタン系のイヤピ苦手なので。
ケース内部は結構広いので、イヤーピースを大きめのタイプにしても全然収まる。
ケースもイヤホンと同じ素材感ですが、こちらは普通にカッコいいですね。シンプルイズベスト。ワイヤレス充電も対応。



装着感は慣れればとても快適。
はじめこそ丸すぎて何だかビシッとしたフィット感が無くて不安でしたが、ずれるわけでもないし圧迫感もないし快適。
耳からもケース収納時のように結構はみ出るけど、丸っこいお陰で風切り音はあまり気にならない。
でもイヤピは気持ち大きめにしたり、表面がペタペタ系のタイプを使ったほうが安定感はある。
外側にある丸いメッシュ部分はマイクのようですが、その下にあるのがこの大きな通気口。

横に広くメッシュみたいな穴が

これのおかげで体内で発生するノイズ(咀嚼音とか自分の足音)が大幅に減少しているらしい。
言われてみたら無音でも自分の足音とかあまり気にならないかも。でも咀嚼音は今レビューを書きながらテストしたけど普通?
素直にオープンイヤーにしたほうがこの辺りは有利。

ノイキャンは感動的。減少量がどうこうよりも圧迫感の少なさが凄い。
アクティブノイズキャンセリングは逆位相の音で打ち消し。
それに対し耳と外部音の間に物理的な壁を作って遮断するのがパッシブノイズキャンセリングというらしいのですが、このパッシブ側を調整することで
圧迫感を減らしたようです。
今まで使ってきたノイキャンって全部なんともいえない圧迫感があったところ、こいつのノイキャンはすごくスッキリしてる。
映画とかで主人公が何かに気づいて周りの音がスゥーっと小さくなる演出みたい。雨の日に使うと面白いです。
無音とはいかないが耳障りな音が圧迫感無しで大きく減少するので、飛行機で寝たい時に良いかも。
外部音取り込みは滅茶苦茶便利。誇張しすぎず自然に聞き取れる。

音質としては良い意味で距離感のある、さらりとしたナチュラル系。
イヤホンというよりはヘッドホンのような音場。低音に関してはサブベースがどっしりと重たく出せる。ただしミドルベースにつれて量感は一気にすっきり目。
現代的なダンスミュージックならまだしも昔のロックだとちょっとトルク感が抜けるというか、あっさりしすぎた味になる。
慣れれば気にならない範囲だけどKZとかのモリモリを聴いていた後だったのでギャップがありました。
イコライザーで調整もできるけど後述する中高音にも影響してしまうので難しい。結局ノーマルの状態で聴いています。

中高音は良くも悪くもあっさりめ。イヤホンとは思えないヘッドホンライクな空間の広さと、カッチリとした解像度ながら余分なパンチは出さないバランス。
何時間聴いても耳が疲れない優しい音。でも分離感が素晴らしく団子になってるとかそういうタイプではない。
「アーティストの想いを再現する音質」ってなんやぁ~と製品ページを見て思ったけど聴いてみると納得。
盛らない、でも盛り下げない。
DSEE Extremeという音質をAIによってアップルケーリングする機能もあり、何となく全体の解像度が増してる気がします。
中華イヤホン系のジャンキーなサウンドも良いけど普段遣いっていうのはこういう音がずっと使えちゃいますね。

接続強度もバッチリ。LDACで通してますが駅構内、改札、混雑したエリアでも今のところ一度も途切れていない。
アンテナサイズが前作より1.5倍大きく、配置も最適化しているとのこと。
Xperiaと相性が最適化されている事もあるでしょうが、これは強い。安心感があります。
正直ノリで買ってしまったので期待も何もなかった所、想像以上に気に入りました。
もし店頭で試聴するだけだったら「大したもんじゃないな」で終わってたと思います。数日間使っててだんだん「ええやん!」が増していった。
定価も下がったし今後セールがあれば更なるお買い得感も出ると思うので、ちょっとでも興味があった人は是非。

総評
個人的好み度:10点満点中/9.5点(専用イヤピにメッシュはどうかと思う)
完成度:10点満点中/10点

SONY INZONE H6 Air MDR-G600 背面開放型のゲーミングヘッドセット

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
今更ながらSONY。前からヘッドセット良いのがあったら欲しいと思ってたところでコチラのリリース情報を見て気になってました。
専用のDACも出来が良いとのレビューを見てうっかり買い。
細かい仕様は省略しますがこちらを選んだうえで何が気になったか。

・軽量
・完全背面開放型
・マイクが取り外し可能


この三点です。
重さに関しては199g。この間レビューしたヘッドホンが約350g。滅茶苦茶軽いです。
バンドも薄くて程よくクッションがあって布地なのでとにかくつけ心地が良い。
側圧はちょい緩めだけど真上向いたらズレる程度。普段から気になるものじゃない。でも自分の頭は大きい部類のはずなので
小顔な人はすぐズレるかも。イヤーパッドも表面がナイロン系の生地なのでスベスベなんです。コシが少し強めのクッションで個人的には◎。


生地感は好みが分かれそうではある

絶妙なクッション性

背面開放型は過去にゼンハイザーのヘッドホンくらいしか経験がなかった。音漏れが当たり前に激しいのが嫌で手放したけど、真夏に使っても結構快適だった気がするのでそのイメージで選びました。

3.5mmプラグ。根本は独自仕様アリ

マイクについてはそのまま。
ハンディマイクみたいなサイズ感のをずーっと手元やアームに繋いで吊るして使っていたんですが邪魔だし喋る時は口元に持ってこないとあまり拾わないし。
取り外し可能なヘッドセットなら喋るときだけ付けて、普段は外せば何も邪魔にならないし、口元に来る分小さい声でもちゃんと拾ってくれる。
唯一不安だった音質もそれまでのマイクと変わらないか少しクリアかもと言われたので安心。

マイク周りの仕様でいうと感度はかなりいいです。マイクは口の目の前じゃなく少し真っ直ぐに伸ばして口元から離してるんですが何も問題ない。
飲み物を飲む時に邪魔だな!と思い毎度ずらすのもなんだから最初からずらしとけって精神だったんですが想像以上の感度。
それでいてキーボードの音は全然拾ってない様子でした。煩いタイプやガシガシ押す人だとわかりませんが。
L側の上部にマイクスイッチがあるので、ミュートもすぐ出来る。ハンディマイクにもスライド式のスイッチはあったけど「ブツッ」という音が載るのが嫌だったので助かる仕様。





ある程度予想出来ていた部分はそのままの好印象+α。
一番想定外に良かったのは音質。実際低音が弱い~というレビューも見かけたので「完全な背面開放型なんだからそらそうよ」と思いきやまさかのド低音。
構造的に密閉感のある圧こそないが滅茶苦茶低音出ます。専用のDACを使わないと少し印象が違うか、貧弱なアンプに繋いでいるのか。
到底低音弱いなんて言えないくらいのものですよ。
音楽だけでなくゲームは勿論映画にもバッチリの重さがあります。音場も広さに加えて後ろからの足音や前方の物音、細かくわかりやすく聴き取れる。
中高音も抜けの良さだけでなく太さもちゃんとあって音楽用にも全然アリ。人の声もかなり聴き取りやすいクッキリハッキリしたクリアさ。
スピーカーは環境的に使えないけどイヤホンは蒸れてイヤッという人にはかなり良いんじゃないでしょうか。
大口径のスピーカーを耳元に置いてるような迫力がありつつ音場はきっちりと整理されていて聴き取りやすい。熱くても然程蒸れない。
そこまで大きくないけど特に耳がイヤーパッドにあたって気持ち悪いということもない。
軽いので長時間つけても全然疲れない。
付属ケーブルが2mくらいあるのでちょっとした範囲なら動き回れる。
想像以上に快適でかつ音も迫力があって好みでした。
音量もL側にあるダイヤルで調整出来るのが便利。

ゲームでVCする時だけ使おうと思ってたのにここ最近はほぼコレ。音漏れもバシバシするけど夜中に使ってて同じ部屋に人がいるとかじゃなければ無問題。
ドア1枚挟んですぐ隣で寝てる人がいるとかだったら若干アレですけども。
デザインがシンプルでピカピカ光るというゲーミング仕様もなく想像以上に気に入りました。
イヤーパッドが化繊なのでそこだけ時間が経つにつれておじさん臭が染み込んで1年以内に交換しないと嫌かなぁと気になったくらい。
ヘッドセット初挑戦でもうこれで良いやとなったので非常にオススメです。


総評
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点