SONY WF-1000XM6 世界最高クラスのノイキャン搭載TWS

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク
前回に引き続きソニー。最近定価がガッツリ下がったことでも話題になっていたTWS。WF-1000XM6。
何でこんな立て続けにSONYなんだと思うでしょうが買った時期はヘッドホンのほうがだいぶ先です。
スマフォをXperiaにするにあたりやっぱコイツか?と値下がったのを機にゲット。
正直特段の期待もなく「LDACでも安定して動作するらしいし、スマフォと同じブランドで揃えるの気持ちいいだろ!」という動機。

主なスペックとしては
・Bluetoothバージョン5.3
・連続再生最大12時間(ANCオフ)
・昨年末時点で世界最高クラスのノイキャン
・新しい通気構造による体内ノイズの軽減
等々。


丸見え

丸くて大きい


丸くて大きい筐体してるだけあってバッテリー持ちは抜群ですね。Bluetoothバージョンが6.0でないのは少し残念。
見た目はとっても微妙。ちょっと粗めのサラサラ感が小石っぽいです。形状含めて小石。
前作から小型化!とありますがケースから取り出した時思ったより大きくてびびりました。
ノズル自体は標準的な長さ。なんと先端はノーガード構造。マイクを内蔵しているためにこういった形になっているようです。
イヤピ側にメッシュが付いておりそちらでゴミの侵入を防ぐ。まぁなんともせこいと感じます。専用商法は辞めて欲しい。
AZLAのイヤピにいくつかシリコンメッシュ付きのがあるので私はそちらを付けています。ウレタン系のイヤピ苦手なので。
ケース内部は結構広いので、イヤーピースを大きめのタイプにしても全然収まる。
ケースもイヤホンと同じ素材感ですが、こちらは普通にカッコいいですね。シンプルイズベスト。ワイヤレス充電も対応。



装着感は慣れればとても快適。
はじめこそ丸すぎて何だかビシッとしたフィット感が無くて不安でしたが、ずれるわけでもないし圧迫感もないし快適。
耳からもケース収納時のように結構はみ出るけど、丸っこいお陰で風切り音はあまり気にならない。
でもイヤピは気持ち大きめにしたり、表面がペタペタ系のタイプを使ったほうが安定感はある。
外側にある丸いメッシュ部分はマイクのようですが、その下にあるのがこの大きな通気口。

横に広くメッシュみたいな穴が

これのおかげで体内で発生するノイズ(咀嚼音とか自分の足音)が大幅に減少しているらしい。
言われてみたら無音でも自分の足音とかあまり気にならないかも。でも咀嚼音は今レビューを書きながらテストしたけど普通?
素直にオープンイヤーにしたほうがこの辺りは有利。

ノイキャンは感動的。減少量がどうこうよりも圧迫感の少なさが凄い。
アクティブノイズキャンセリングは逆位相の音で打ち消し。
それに対し耳と外部音の間に物理的な壁を作って遮断するのがパッシブノイズキャンセリングというらしいのですが、このパッシブ側を調整することで
圧迫感を減らしたようです。
今まで使ってきたノイキャンって全部なんともいえない圧迫感があったところ、こいつのノイキャンはすごくスッキリしてる。
映画とかで主人公が何かに気づいて周りの音がスゥーっと小さくなる演出みたい。雨の日に使うと面白いです。
無音とはいかないが耳障りな音が圧迫感無しで大きく減少するので、飛行機で寝たい時に良いかも。
外部音取り込みは滅茶苦茶便利。誇張しすぎず自然に聞き取れる。

音質としては良い意味で距離感のある、さらりとしたナチュラル系。
イヤホンというよりはヘッドホンのような音場。低音に関してはサブベースがどっしりと重たく出せる。ただしミドルベースにつれて量感は一気にすっきり目。
現代的なダンスミュージックならまだしも昔のロックだとちょっとトルク感が抜けるというか、あっさりしすぎた味になる。
慣れれば気にならない範囲だけどKZとかのモリモリを聴いていた後だったのでギャップがありました。
イコライザーで調整もできるけど後述する中高音にも影響してしまうので難しい。結局ノーマルの状態で聴いています。

中高音は良くも悪くもあっさりめ。イヤホンとは思えないヘッドホンライクな空間の広さと、カッチリとした解像度ながら余分なパンチは出さないバランス。
何時間聴いても耳が疲れない優しい音。でも分離感が素晴らしく団子になってるとかそういうタイプではない。
「アーティストの想いを再現する音質」ってなんやぁ~と製品ページを見て思ったけど聴いてみると納得。
盛らない、でも盛り下げない。
DSEE Extremeという音質をAIによってアップルケーリングする機能もあり、何となく全体の解像度が増してる気がします。
中華イヤホン系のジャンキーなサウンドも良いけど普段遣いっていうのはこういう音がずっと使えちゃいますね。

接続強度もバッチリ。LDACで通してますが駅構内、改札、混雑したエリアでも今のところ一度も途切れていない。
アンテナサイズが前作より1.5倍大きく、配置も最適化しているとのこと。
Xperiaと相性が最適化されている事もあるでしょうが、これは強い。安心感があります。
正直ノリで買ってしまったので期待も何もなかった所、想像以上に気に入りました。
もし店頭で試聴するだけだったら「大したもんじゃないな」で終わってたと思います。数日間使っててだんだん「ええやん!」が増していった。
定価も下がったし今後セールがあれば更なるお買い得感も出ると思うので、ちょっとでも興味があった人は是非。

総評
個人的好み度:10点満点中/9.5点(専用イヤピにメッシュはどうかと思う)
完成度:10点満点中/10点

SONY INZONE H6 Air MDR-G600 背面開放型のゲーミングヘッドセット

 

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今更ながらSONY。前からヘッドセット良いのがあったら欲しいと思ってたところでコチラのリリース情報を見て気になってました。
専用のDACも出来が良いとのレビューを見てうっかり買い。
細かい仕様は省略しますがこちらを選んだうえで何が気になったか。

・軽量
・完全背面開放型
・マイクが取り外し可能


この三点です。
重さに関しては199g。この間レビューしたヘッドホンが約350g。滅茶苦茶軽いです。
バンドも薄くて程よくクッションがあって布地なのでとにかくつけ心地が良い。
側圧はちょい緩めだけど真上向いたらズレる程度。普段から気になるものじゃない。でも自分の頭は大きい部類のはずなので
小顔な人はすぐズレるかも。イヤーパッドも表面がナイロン系の生地なのでスベスベなんです。コシが少し強めのクッションで個人的には◎。


生地感は好みが分かれそうではある

絶妙なクッション性

背面開放型は過去にゼンハイザーのヘッドホンくらいしか経験がなかった。音漏れが当たり前に激しいのが嫌で手放したけど、真夏に使っても結構快適だった気がするのでそのイメージで選びました。

3.5mmプラグ。根本は独自仕様アリ

マイクについてはそのまま。
ハンディマイクみたいなサイズ感のをずーっと手元やアームに繋いで吊るして使っていたんですが邪魔だし喋る時は口元に持ってこないとあまり拾わないし。
取り外し可能なヘッドセットなら喋るときだけ付けて、普段は外せば何も邪魔にならないし、口元に来る分小さい声でもちゃんと拾ってくれる。
唯一不安だった音質もそれまでのマイクと変わらないか少しクリアかもと言われたので安心。

マイク周りの仕様でいうと感度はかなりいいです。マイクは口の目の前じゃなく少し真っ直ぐに伸ばして口元から離してるんですが何も問題ない。
飲み物を飲む時に邪魔だな!と思い毎度ずらすのもなんだから最初からずらしとけって精神だったんですが想像以上の感度。
それでいてキーボードの音は全然拾ってない様子でした。煩いタイプやガシガシ押す人だとわかりませんが。
L側の上部にマイクスイッチがあるので、ミュートもすぐ出来る。ハンディマイクにもスライド式のスイッチはあったけど「ブツッ」という音が載るのが嫌だったので助かる仕様。





ある程度予想出来ていた部分はそのままの好印象+α。
一番想定外に良かったのは音質。実際低音が弱い~というレビューも見かけたので「完全な背面開放型なんだからそらそうよ」と思いきやまさかのド低音。
構造的に密閉感のある圧こそないが滅茶苦茶低音出ます。専用のDACを使わないと少し印象が違うか、貧弱なアンプに繋いでいるのか。
到底低音弱いなんて言えないくらいのものですよ。
音楽だけでなくゲームは勿論映画にもバッチリの重さがあります。音場も広さに加えて後ろからの足音や前方の物音、細かくわかりやすく聴き取れる。
中高音も抜けの良さだけでなく太さもちゃんとあって音楽用にも全然アリ。人の声もかなり聴き取りやすいクッキリハッキリしたクリアさ。
スピーカーは環境的に使えないけどイヤホンは蒸れてイヤッという人にはかなり良いんじゃないでしょうか。
大口径のスピーカーを耳元に置いてるような迫力がありつつ音場はきっちりと整理されていて聴き取りやすい。熱くても然程蒸れない。
そこまで大きくないけど特に耳がイヤーパッドにあたって気持ち悪いということもない。
軽いので長時間つけても全然疲れない。
付属ケーブルが2mくらいあるのでちょっとした範囲なら動き回れる。
想像以上に快適でかつ音も迫力があって好みでした。
音量もL側にあるダイヤルで調整出来るのが便利。

ゲームでVCする時だけ使おうと思ってたのにここ最近はほぼコレ。音漏れもバシバシするけど夜中に使ってて同じ部屋に人がいるとかじゃなければ無問題。
ドア1枚挟んですぐ隣で寝てる人がいるとかだったら若干アレですけども。
デザインがシンプルでピカピカ光るというゲーミング仕様もなく想像以上に気に入りました。
イヤーパッドが化繊なのでそこだけ時間が経つにつれておじさん臭が染み込んで1年以内に交換しないと嫌かなぁと気になったくらい。
ヘッドセット初挑戦でもうこれで良いやとなったので非常にオススメです。


総評
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点 

ZiiGaat x Vivir Digital: RUMBA 久々の4桁価格で現れた1DDコラボモデル

 

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先日正式リリースされたばかりのZiiGaatの新作。RUMBA【PR】

nuoというブランド初期にリリースされていた1DD機もありましたが、久々に近い仕様・価格帯のイヤホンがリリースされました。
今作はVivir Digitalというメキシコのtop reviewrとのコラボモデル。
10mmサイズのグラフェン振動板を採用したイヤホンです。



0.78 2pin端子で本体は軽量な樹脂製。フェイスプレートは素材感が異なり軽量な合金でしょうか。
音量グラフのようなデザインがオシャレ。何故か初見はピアノの鍵盤みたいで綺麗だなぁと思ってました。
透明な樹脂で厚く覆われているので程よいツヤ感。最初はちゃんと保護ビニールも付いてました。角っちょが尖ってますが装着に影響はない。
ベントはDDの真上付近とpin傍に一箇所ずつ。音漏れは軽量な樹脂ですが構造上殆ど気になるような漏れはない。

とにかくツラが良い

装着感としては普通に良い。そこまで小さくはないが耳に収まりの良いサイズ感。
ノズルは短めだが根本の盛り上がりがある分窮屈さもない。角度は浅め。
ただイヤピの軸が短いと少し浅くて落ち着かないので標準以上の長さが必要。

音質としては低音が強めながらどのジャンルもそつなくこなせる今どきっぽいチューニングのドンシャリ。
ここ数年で「これ本当に1DD?」あるいは「これ本当にハイブリッド?」と良い意味で驚くようなバランスの取れた音が多い中
RUMBAは低音をメインにしながらも分離感が高くオールマイティな音に仕上げてました。
サブベース~ミドルベースはそこまで深くないがボリューム感が一番強く、樹脂筐体でもボワつかず輪郭のはっきりした音。
ソリッドまでいかないがうまく仕上げてあるなと感じます。
中音域にかけてもこの程よい力強さは活きていて、ギターやシンセも分離感が高めながらも一定の太さがあり気持ちいい。
低めの男性ヴォーカルにも程よい熱があります。反面ヴォーカルの伸びはまだしも抜けるような女性の声の表現は少し落ち着く。
高音域はフラットで特段目立たないがちゃんとチキチキ鳴ってる。ドラムの金属系の派手な響きは確かに収めてで丸いんだけども
ウォームなバランスにまでなっていない。
ステージ感も奥に広く、定位感が優れてるように感じました。左右に音が揺れる楽曲が普段以上にはっきり揺れて聴こえると言うか。

公式で楽しくもバランスの取れたチューニングと謳っており、様々なジャンルでも疲れを感じること無く楽しめますというのは伊達じゃないですね。
グラフェンコートはもう少しギラつきがあるとか特徴的な鳴りの印象でしたがRUMBAに関しては良い意味で丸く収まってる。樹脂筐体なのも影響してると思います。太さと分離感+中高音のバランス感が絶妙。
日本円で約6000円程度とドルに対してのご時世な相場を感じますがデザインのかっこよさも相まって手を出す価値は十二分にあると思います。
赤系が好きな人にはたまらないFPが良い。
夏はヘッドホンキツイから丸1日イヤホン生活しちゃうなんて人に向いてる音です。

総評
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/10点 音質◯ デザイン◎ 

KZ ZST PRO X 1DD+1BA ブランド最新の安価ハイブリッド

 

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KZが定期的にリリースしているシリーズの一つ、ZSTの最新作。ZST PRO X。
ZARだのZSXだのZA12だの10だの色々あって認識が困るシリーズの中の一つですね。
個人的には約2年前にレビューしたZSN PRO2の後継機的な存在だと思っています。



角度によっては下の部分が金色っぽい


いつものqdc端子に樹脂製のボディ+合金フェイスプレート。アルマイト処理っぽいこのフェイスプレートはいつ見てもカッコいい。
指紋目立たないしシルバーでも変に綺羅びやかじゃないからメカメカしい加工があっても落ち着きがあるんで好きです。
ベントはDDの真上とFPの下部に少し大きめなものが1箇所。背面から漏れると思いきや音漏れはほぼ気になら無いです。
ノズルは標準的かちょい長め。角度がかなり強めに付いていますが装着感は非常に良好。2,3時間でも何も気にならない。
根本の部分が少しくびれたような加工になってるのがデカイんだと思います。本来ここまで角度がキツくて真っ直ぐだと個人的には痛くなる事が多い。
本体の厚みはDDがイカツイ影響もあってそこまで薄くない。
デザイン性含めZSN PRO2とは型番が違っても兄弟機に見えなくもない。
なんか差し色っぽい金属見えるけどまた大きめのベントか?と思ってたら全然違いました。
製品画像だとゴールドに見えるけど銅色のシート?か何かが見えます。現物だと一番凹んでるのもあってあんま目立たず良い感じ。

基本的には銅色に見えます


音質としては最新世代のDDをいかんなく発揮したドンシャリ。
なんといってもハイパフォーマンススーパーリニアダイナミックドライバーですからね。
リニアを冠してからのKZのDDは深さが一段と深くてサブベースどころかキックまでブブブブと鼓膜が震えるレベルに前進してくるので好きです。
でもミドルベースのあたりは多少わきまえているのでボワボワして他が阻害されてバランス崩壊とかにはなっていない。
ブリブリ感は出しつつ相変わらず分離感は高めに仕上がっている。ダンスミュージックからロックまで全体を派手にしつつ土台がしっかりド太いのはKZならでは。

中高音は+1BAとは思えない仕上がり。
ZSN PRO2でも2ドライバーなのに随分高低差がありつつ完成度の高いドンシャリだと感じましたがZST PRO XはKZっぽいギラついた派手さを少し抑えてる。少しだけ。
ヴォーカルやドラムのハイハットやスネアは少しドライな響き。ギターのジャキジャキ感やシンセのキラキラ感、ドラムの金属系の響きが良い感じに派手。
BA数が多いから濃厚だったり、余裕のある幅を出していると感じることもあるけどZST PRO Xの場合はDDとBA1基ずつでよくこのバランスを引き出してるなと思います。
低音も強い。中音も分離感高くそれなりに強い。高音域も刺さらないが強い。
昔出してた多ドライバ時期のイヤホンも嫌いではないけど「そりゃ強いでしょうね」という濃厚さや本体のごつさがそこまでハマらなかったんですが、
ZSN PRO2やこのZST PRO Xの若干ドライながら出すとこしっかりと太めにだして且つ整理された聴きやすさは手放せません。
比較的スマートな装着感なのでいくらでも付けていられるし耳が疲れるから長時間は無理ということもない。

ブリブリとした深い低音+少しドライで分離感の高い中音域+主張があるけど刺さらない範囲の派手な高音域
これを日本Amazonで四千円前後。アリエクなら二千円くらいで実現してるKZはやはり強い。
マイクロプラナーを積んだスムースな中高音域も気持ちいいですがまだまだ低価格帯にも魅力があることを再確認しました。


総評
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点 今とりあえずKZを聴きたいならコレを掴んで間違いない

Shokz OpenFit2+ あのアーティストも愛用のオープンイヤー型

 

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サカナクションの山口一郎も愛用していることからコラボモデルまで出したオープンイヤーTWS。OpenFit2+

フックタイプもイヤーカフタイプも色々レビューはしてましたがド定番のブランドであるShokzは「高いから」という理由だけでスルーしてたのを
今回、やっぱり高いのは違うんじゃないかと気になり購入してみました。

基本スペックとしては
・bluetooht5.4
・単体で11時間再生
・高周波用ユニットと17.3mmウーファーのデュアルドライバ構成

特にLDACやゲームモード等、あれば便利系のものは搭載されていません。バッテリー持ちはかなりいいですね。

サラサラスベスベ系のケース


ケースは使いやすく、収納部のマグネットが強いおかげで本体取り出しはちょっとだけ力がいるレベル。
想像よりもかなり小さく、軽いです。装着感でよく「付けてるのを忘れる」という表現がされてますがそのとおり。
同じフックタイプとしてSOUNDPEATSのChasersを愛用していますが、あれはほんのちょっぴりスピーカー部が耳に触れている分付けてることを忘れるということはない。
OpenFit2+はちょっと浮いた状態を維持するので本当に忘れる。想像以上に軽い装着感。
イヤーフック部分もそれなりに細いので、太めのフレームじゃない限り眼鏡もいける。マスクはほぼ影響がないレベル。



物理ボタンとタッチセンサーを両方備えており、操作内容は別々。アプリでカスタマイズ出来るかと思いきやオンオフの切り替えのみだったりするのは残念。
イコライザーやDolby Audioも対応しており、アプリから切り替えて使うことが可能。プライベートモードといった中高音をマスクすることで音漏れを防ぐモードも。

まず音漏れに関しては普通。オープンイヤーなのにShokzだから少ないかと言われたらそうでもない。無論外部からの音も普通に聴こえます。
プライベートモードにすれば減りますがかなり音はこんもりしてしまう。


角度がついてるが耳にほぼ触れない絶妙な調整



音質としては余裕を感じる、小綺麗な音。
デュアルドライバということで低音も中高音もパンチを出すぞ!という勢いより、常に余裕を持たせたゆとりのある音。
バッテリー性能も長いので本当に1日中聴いていられるだろうなと感じさせる音です。
ミドルベース周辺はそれなりのボリューム感ですがそこまで強調した感じはない。音楽をノリ良く聴ける範囲の量。
アクション映画を見る時は多少しょんぼりしたイメージが拭えない。

中高音は全くトゲがなく、高品質なスピーカーで聴いてるような聴き取りやすさ。音量を上げても無理したパンチ感もなく、かといって聴き取りにくいような印象もない。
音声作品やyoutubeでの雑談枠、ラジオ放送を聴くのにこれ以上ないだろうなというバランスです。
ただ、ゲームモードがないので画面を見ながらという用途だと若干のリップシンクずれはある。
その辺の安物よりは頑張っているが音ゲーとかはまず無理。FPSでも微妙。出来なくはないけど~くらい。
この辺り頑張ってくれればこれからの季節にちょうど良く使えたんですけども。

個人的な結論としては値段程の価値はない。1万円以下で買える今まで試したタイプの方で十分です。
Dolby Audioモードやイコライザもあるけど特段素晴らしいかと言われるとそこまで好印象もない。
装着感は流石に素晴らしいし、音声作品をメインに1日でかなりの割合使うとかなら全然アリだとは思います。
音楽の方が多く迫力を重視する、映像作品を見るので音ズレは困るという人ならコレを選ぶメリットは少ないと思いました。
定価が3万近い製品なのでハードルが高かったのはありますが期待よりはちょっと下回った印象でした。PROの方も気になるけど
肝心の装着感が2+に比べ微妙という評価もあるので手を出しにくい。
手頃で手に入る機会があったらいつか試したいと想います。


総評
個人的好み度:10点満点中/7.5点
完成度:10点満点中/9点 値段が高いとはいえモノは流石に良いと思います。低遅延モードがあるだけでも大分違うと思いました。 

SOUNDPEATS UU2 ブランド史上で最もオススメ出来るイヤーカフ

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク
SOUNDPEATSより発売されたばかりの最新イヤーカフ型TWS UU2【PR】


今回、8%OFFクーポンコード:SPUU2HR604 を頂きましたので追記!
利用期間:2026/06/14 23:59まで
通常価格:7280円

Amazonの各種セールやクーポンとも併用可能です。 今回のブルー以外にいつものブラックや、ベージュも全て対象。

主なスペックとして
・Bluetooth6.0
・再生時間単体で10時間
・チタンPVDコーティングを施した12mmサイズのDD
・LDAC対応



1年ちょっと前のUUから比べると見た目こそほぼ変わりませんが、大分つよつよになりました。
先に言っておくと個人的に相性のいまいちなところがあったCLIP1に比べてUU2はかなり気に入った。
何より気になるのは装着感だと思いますが、軽量でかつホールド感はあるのでズレにくい。
参考写真も撮ってみました。

この角度でつけたまま階段を降りてもズレません。
UV nano-excimerスキンフィールコーティングとやらでコシのあるスベスベした触感なのですが、こちらも装着感に貢献してると思う。

接続強度は元々安定してましたがUU2でもバッチリ。
bluetoothも最新バージョンのおかげか10時間まで再生可能になった。UUでは小型化していたDDも12mmに元通り。
サラサラ素材の丸っこいケースに収まっていますが、イヤーカフはUの字が飛び出てるので取り出しは非常に簡単。
今回はブルーを選択しましたが爽やかで淡い色合いなのでこれからの季節にもピッタリ。

地味に嬉しいのは物理ボタン。UUだけは前作も物理でしたがやはりイヤーカフに関しては物理が良い。
タッチするには角度的にやりにくいんですよね。ボタンなら上下から指でつまむような形でずらさずに簡単に操作できる。


音質としては低音にボリューム感がありつつ中高音も元気なドンシャリ。
特筆すべきは装着具合に対する低音のレベルでした。
昔のモデルのようにイヤリング的なぶら下げる角度で付けるとむしろ低音が強すぎる。
地面に水平となるような、上記参考に貼った画像の角度で既にバッチリな量感。
イヤーカフだからこんなもんというレベルを凌駕しています。
定番のダイナミックEQやLDACを入れるとより強くなるのは勿論ですが、ノーマルでも既に強いのが驚いた。
私はダイナミックEQオンでレビューを書いています。

サブベースも程々に、キックはしっかりとボリューム感も出してくれる。
ロックやダンスミュージックでもドコドコ響くし、ラジオも聴いてるんですが男性の太めの声もかなり力強く出してくれる。
低音は最低限で良いという人は何のイコライザもLDACも使わないほうが良いレベル。
それでいて構造上、中高音がこもることはない。なんなら程よいパンチの強さ。
あまり音量を上げると少しうるさい元気の良さですが、そもそもイヤーカフであまり大音量を出すことは想定してないと思うのでセーフ。
Galaxyの音量ゲージを半分にするだけでもかなり大きい音になりました。
過去モデルに比べ最大音量を大きく向上している影響が出てるのかと思います。
反面、最小音量についてもいいんだけど、3段階くらいから急に音圧が上がる。

LDACはダイナミックEQとも併用可能ですが、正直どちらか一方で十分かなーと思います。
室内の静かな環境で使うなら良いかな程度。音圧を全体に元気良くアゲてくれるダイナミックEQだけで普段は満足。
公式アプリも地味に機能が増えており、プライバシーモードが追加されています。
音漏れしやすい中高音をマスクし漏れを減らすという機能です。SHOKZのオープンイヤーにもあった。
今作のように1万円以下の手頃なオープンイヤ系にも搭載されましたね。
休憩室等比較的静かな空間で使うならオンにしたほうが色んな意味で安全。
ちなみにゲームモードもあるのでゲーム用途に使ってもバッチリです。

総合的には大満足の一台。
CLIP1が少しイマイチに感じてたのもありイヤーカフは難しいなと感じてたのがUU2で一気に払拭されました。
Chasersのようなオープンイヤー系も良いけど、どうしても眼鏡&マスクには干渉しますからね。
慣れるっちゃ慣れるけど外そうとした時にどちらかが引っかかるのは地味にストレス。
イヤーカフならそういう干渉はゼロに等しいのでストレスフリー。
これからの暑い季節、イヤホンよりイヤーカフ等のオープンイヤ系で耳穴はすっきりさせたいならUU2は非常にオススメ。
これだけ機能が上がって音質も低音強くなって装着感も良いのに価格は定価で7280円。
セールで現状千円ちょい落ちるのでかなりお買い得。
今年の夏はChasersよりUU2を重宝することになりそうです。

Night Oblivion Longinus Sonion製BA12基搭載のイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(アリエク購入元リンク

先のアリエク周年セールでリリースされていたNight Oblivionの新作、Longinus。
前からButasturというイヤホンが高評価なのでいつか試そうと思いつつ、でも低音控えめなら好みと違いそうかとスルーしてきたブランド。
最新作のコチラもBAオンリーとはいえどうなんだ!?と迷いましたがクーポンで随分とお安くなったので耐えきれず注文してしまいました。




凹凸のないフラットな0.78 2pin端子対応で、筐体はアルミニウム合金。
サイズ感としては気持ち大きめ。12BAも格納してるだけあり厚みも少しあります。
ノズルは段差のないタイプで少し太い。根本から若干の角度をつけて盛り上がりがあり、クセのない装着感。
大きくても軽量なので疲労感は無いです。
ただ、1時間以上付けてるとノズルの太さ、形状のせいか耳穴の血行が悪くなる感覚がありました。2時間もするとキツイ。
フェイスプレートは綺麗な幾何学模様が刻まれており、左にはブランドロゴ、右には製品名が刻んであります。
マットな質感の、鈍く光る金属的な光の中に真っ白なだけの模様はかっこいいですね。
5つの穴が空いており、こちらが耳にかかる圧力を調整する弁?のような役目を果たしているようです。


光が当たるとわかりやすいけど目立たない


2つのスイッチが付いており、低音と高音をそれぞれ強調する役割。結構強めにゲインがかかるので
フラットで物足りないという人には優しい。
個人的にはフラットでも思ったより低音があって好印象でしたが結局どちらもオンのドンシャリチューニングで使っています。

音質としてはとにかく分離感が特徴的。密閉型なのに開放型にも似た、スピーカーのようなステージ感もあります。
高解像度な音を耳に直接ぶち込むイヤホンの良さはありつつ、密閉的な耳に与える負担は程よく抜かれている。
フェイスプレートのベント構造が相当うまく機能しているんだろうなと感じました。

最初はとりあえずスイッチオフで使ってみたんですが、低音好きの自分でも「思ったより大分あるな」と感じる程度にはボリュームがありました。
12BAのうち4つずつ低音、中音、高音域に割り当てているだけありとにかくバランス感が優れている。余裕もある。
BAで揃えてるだけにDDのようなパンチ感はありませんがそれと引き換えに分離感と解像度が相当に高くなったような音。
手持ちのBAオンリーイヤホンだと中高音は多少なりとも明るいジャキジャキ感があり、それがDDとは違う楽しさだと思っていました。
Longinusの音はとにかく歪みを抑えて音を整えつつ、それでも楽しさを感じるようノリの良さは残した徹底的に整理された美しさを感じます。

スイッチを両方オンにすると低音も高音域も結構強めに出てくれます。
特に低音域はかなり大きく変わる。ライブ音源を聴いても物足りないことのない厚みのある低音。押し出し感のある深い重さだけはどうしてもDDに敵わない部分もありますが。
そこを厚みでかなりカヴァー出来ているかなと思います。構造的に余分な圧は逃がすようになっているので中華イヤホンの良い意味で馬鹿低音に慣れてる人は
部分的に物足りなく感じるかも。
ドラムのバスドラムやタムも結構深く鳴る。ベースラインは少し硬く、ペキペキとしたフレーズの方が得意ですがスイッチオンでかなり前に出てきました。

中高音域の緻密さ、鮮明さは今までにない感覚。
ここまでハッキリクッキリしてると疲れやすくなると思うんですが音圧をうまく調整してくれるおかげか2時間でも全然平気。
ヴォーカルに関してはそこまで強く伸びるわけではありませんが、コーラスはとてもきれいに分離良く聴けるし、女性ヴォーカルの透明感は鮮烈。
男性ヴォーカルも女性ヴォーカル程ではありませんが良いです。
ギターや、ダンスミュージックにおけるシンセの解像度も強い。
ノリの良いロックを聴く時も悪くありませんが、ヴォーカルモノやピアノメインの楽曲、オーケストラ編成の楽曲との相性がかなり良い感じ。
音数が多くても広いステージ感と分離感のおかげで窮屈さがまるでない。
高解像度なのに疲れにくい音というのは結構驚きの感覚でした。
透明感や美しさを求める人ならかなり刺さると思います。


私は何十万もするような高級イヤホンは所持しておらず、比較対象はないのですが少なくとも手持ちの中で一番の分離感をもつイヤホン。
コンセプトや性能に関しては監修を務めるAmericanSpirit_JP アメおじ さんのXを見ていただければこだわりようがわかると思います。
低価格からそこそこの値段のイヤホンまで買ったけど、そろそろ特別な一台が欲しいなぁと思ってきた人にはNight Oblivionブランドのイヤホンは
今のところ3つの選択肢がある(Butasturはもう市場に残ってる分だけで新しく作っていないそうですが)けど、どれもこだわりを持って作られていて特別感があって良いんじゃないでしょうか。

個人制作ということもあり私のはちょっと本体側面の接着部分とスイッチ部分にノリらしきものがはみ出たりはしていましたが... 軽いお掃除で掃けました。
値段に見合う価値はある製品だと感じました。

総評
個人的好み度:10点満点中/9点(音は良いけど装着感が長時間の使用に向かなかった)
完成度:10点満点中/10点