メーカー色々! 多機能なスタンド付きLEDライト

 

今回ご紹介するのはこちら。
アリエクで購入した多機能LEDランタン。
amazonでも様々な類似品が色んなショップから発売されているタイプの商品です。
色やオプションも様々なバリエーションがあり、私が購入したのはスタンド付き。
本体に柄がついていたり、カバーが付いていてちょっとおしゃれにしたり。
とある製品を思い出す多機能さ。
中華らしい安価と利便性を求めた「いかにも」なガジェット。

サイズはビッタリ

レンズを外しスタンドを装着


購入ページにはあまり細かいスペックが書かれていないのですが
バッテリー容量は18650バッテリーで恐らく価格的に1800か、せいぜい2000mAhのタイプだと思います。
スポットライト強・弱 ボディのCOBライト白色強・弱 暖色強・弱 と6段階の光り方。
順番に押していくか、途中長押しで消灯。
縦約12センチ、幅2.8センチの筒型でコンパクトなボディ。
主に金属ボディで占めているので重さはそれなり。

トップには電源スイッチと充電端子(micro-B)と外部出力端子。一応モバブとして利用可能。
そちらを覆うようにシリコン製の蓋がついており、こちらをきっちりとはめ込むことにより
ある程度の防滴性を確保している構造。無いよりマシな程度ですが、結構きっちりハマるので少し安心。
充電端子に関してはType-C版も結構あります。

スポットライトは10年以上前からよくある、円形のスポットライト。先の部分を伸縮させることで
発光端子の形が丸出しになる強スポットも可能。
青白くなく、結構きれいな白色でした。

ボディライトは白く濁った樹脂で覆われていますが、
この部分がかなり柔らかく、ちょっとした衝撃ですぐ割れそうな質感。
うっすら発光端子も透けて見えるので、実際に点灯すると丸いつぶつぶが。
結構目に刺激的なので視界に入りにくい足元か、天井に吊るすかしないと実はあまり使えない。
リンクに貼ったような、シェードを被せるタイプも良さそうです。

写真だとイマイチうまく写りませんが、非常に目に眩しいタイプ


総合的にはいくら安かったとしてもこれを買うならもうちょっとスポットライトに昨日を絞った堅実な作りのライトか
ランタンとしてならもう少し発光部を隠すような作りをしてるライトを選んだほうが吉。
いざという時に無いよりはマシだなぁと思う程度のライトです。
本家、というにはあまりにもかけ離れてますがコンセプトだけは真似してみたなんちゃって感が強い。
素直にゴールゼロを買うか、リンクをいくつか貼りますがシェード等色々工夫してるタイプを選んだほうが良いです。


総評
オススメな人:この手の怪しいLEDライトを試したい方。
個人的好み度:10点満点中/5点
完成度:10点満点中/3点 ちなみにPSEマーク等もありません。怖いやつです。






7Hz Salnotes Zero コスパ破壊のパワー系1DDイヤホン

 

今回ご紹介するのはこちら。
7Hzというメーカーのサブブランド、Salnotesからリリースされたイヤホン。
通称:猿ゼロと呼ばれてるヤツ。

アリエクだと2000円台前半で購入可能。amazonでも現在3280円。
価格的にはよくある1DDイヤホンクラスなんですがその価格に見合わない音質で話題に。

0.78 2pin端子で樹脂系の中身が詰まってなさそうな軽量ボディ。
しかしフェイスプレートは厚みのありそうな金属板。ツヤ消しでブランド名が薄く刻印されています。
一見おもちゃっぽいのにこのプレートだけで凄くパワー感が出てますね。
丸っこいデザインも良いですがこういったガジェット感強いほうが好みです。

付属イヤーピースはやたらとカラフルで、箱に載ってる黒いイヤピは何故か付いていないという
中華らしい雑さもありつつ、このイヤホンは細かいところに
高価格帯でも見ないような気が利いています。
メス側の端子が若干斜めに入っている!
一見制作ミスに見えなくもないですがこの加工によりケーブルのガイドが耳にしっかりとフィット。
今まで当たり前のように使ってきましたが斜めに付いているとフィット感がとても良い。
他メーカーもどんどん真似して欲しい。

この加工の効果もあり装着感は非常に良好。
気持ちノズルが短めなので私はかなりギュっと押し込んで使ってますが
こんなゴツゴツした見た目でも凹むところがしっかり凹んでるおかげで特に痛みも無し。

音質としてはドライで解像度が高く明瞭感の強いドンシャリ。
低音は締まりがよくダンスミュージックから古めのロックまでそつなくこなす感じ。
サブベースの量感は並でミドルベースはちょっと控えめ。
個人的に樹脂筐体だと低音域はボワ付くイメージがありましたが猿ゼロは無し。
低音のアタック感は欲しいけど全体的に響くようなのは嫌だよ!という贅沢な需要にも
応じてくれるレベルの高い低音だと思います。

中高音は一番クセが強い。かなりドライ。ソリッドに鳴るのでウォーム感を求める人は
一聴しただけでダメだと感じてしまうかも。
刺さるというわけではありませんが無機質な響き。
個人的にはギターのミドルレンジが「ッカーン」と気持ちよく抜けるサウンドがとても好み。
ピアノやアコギでも同じようにヌケの良い気持ちよさがありますがここで
「温もりがない」「音が薄っぺらい」と思う人もいるだろうなという音。

イヤホンはもっこりしてるくらいの音が良いんだよ!という人にはオススメしませんが
そうでなければ全員に勧めたいくらいの完成度。
二千円前後ならZSTX もうちょっと出せるならCRA+ 更に出すならmele等
この1年ちょっとでも高コスパイヤホンは自分の中で更新され続けてるんですが
今は、というか今年はこの猿ゼロがNo.1だと思います。
見た目と、音のドライさが気にならないなら絶対に試して欲しいイヤホン。


総評
オススメな人:明瞭感のあるドライなサウンドが好みな方。イヤホン好きな人全員。
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/10点 自分が購入したのは接着剤がはみ出て汚れてたので12点から減点しました。それでも10点。




BLON T1 福袋で手に入った格安イヤホン

 

今回ご紹介するのはこちら。
Wooeasy Earphones Storeで初夏に販売していた福袋に入ってきた謎のイヤホン。
BLON T1という刻印だけが唯一の情報。
過去に他製品にオマケとして販売されていたこともあるようですが詳細不明。

サイズ的に数ミリサイズの1DD? アルミ合金系の軽量素材と木っぽい素材の2種構造。
お尻にダクトのような穴がありますが装着時にミチミチっと音が鳴ってしまうので飾りかな。

リケーブルは不可。R側にリモコンかマイクのようなものが付いていますが謎。多分マイク?
握るとカチっというのでスマフォ等では再生停止として機能するのかも。
装着感はイヤピのみで固定するような構造なので特に感想なし。
付属のサラサラとしたイヤピのLサイズっぽいやつでちょうど良かったです。

音質はとってもウォームな低音重視系。
高音域どころか、ドラムのスネアも毛布敷き詰めて叩いてるかのようなこんもりサウンド。
その分まったく刺さることがありません。Voも大分丸みがついて聴こえます。
それでも変な刺激のあるイヤホンに比べれば結構聴けてしまうレベル。

このイヤホンの魅力はウォームさの中心にある低音域。
ボワボワとしてはいますがサブベースに関しては結構な量感があるので
ダンス系やHIPHOP、R&Bはかなり楽しく聴ける。
久々に感じるこの鼓膜が震えそうなレベルのゴウゴウと襲い来るサブベース。
元の楽曲がカリカリ目のサウンドだとちょうどいい感じに丸くなりました。
また、低音に関してだけは結構広めに響きます。気持ち良い。

ピーナッツくんの楽曲が割りと中高音が線の細い音なのでT1と相性良くて楽しかったです。
むしろ最初にピーナッツくん聴いて「良いイヤホンだな!」と思っていたので
他の楽曲聴いたら「何だこのモコモコ!」ってなりました。

300円くらいなので期待はしていませんでしたが
ネタになる程度には楽しく使えるイヤホンでした。
既に販売ページは福袋含めて無いので今後手に入るかは微妙。
あえてオススメするようなものではありませんが、オマケで付くようなことがあれば
是非選んで見ることをオススメ。


総評
オススメな人:ウォームな音が好き、サブベースが多ければ多いほど嬉しい方。
個人的好み度:10点満点中/6.5点
完成度:10点満点中/8点 300円という価格での評価。



TRN EMA 格安リケーブル可能なイントラ

 

今回ご紹介するのはこちら。
TRNからリリースされた約千円という低価格ながらリケーブルに対応したイントラ型イヤホン
TRN EMAです。
14.2mmのDDを搭載。この価格ながら樹脂ではなくアルミ製の筐体。
ロゴと商品名が控えめにプリントされ、背面含めダクトもしっかりと開いてます。
ボディだけでなくスピーカー面にもさり気なくロゴが入り、パッと見2千円くらいはしそうな見た目。
穴が多めのデザインでも、やり過ぎ感がなくてカッコイイですね。
先日公式ツイッターで情報がリリースされたEMXも非常に気になるところ。

端子は最近のTRNお得意のqdcですね。
数万クラスのイヤホンからこのクラスのイヤホンまで最近はqdc一辺倒。
EMAの付属ケーブルは半円状に凹形状があり、本体に綺麗に密着するようになっています。
qdcは通常イヤーフックと端子部分で角度がついているのでリケーブル使用とするとshure掛けになります。
EMAは実質独自端子みたいなものと考えたほうが良いでしょう。

本体が非常に軽量なので装着感はゼロに等しいです。
付属ケーブルが細いので尚更。

音質はモヤっとぼやけたようなサウンド。
一瞬逆位相やケーブル刺し間違えを疑いましたがどうやらこういうサウンドのよう。
あるいは考えたくないけどロット差によるもの。

サブベースは鳴らなくはないという程度。イントラとしては決して悪くはない量感なのですが
全体的に音がおもちゃっぽい軽さが耳に障る。
中高音域は刺さりませんしマイルド目なので音声を聴く分にはまぁまぁ。
音の少ない曲だと「結構良いんじゃない?」というまとまりを感じます。
マイルドな中音域とイントラ故の開放感は独特の気持ち良さ。
しかしドラムが入ってギターが入ってと音が増える度、まとまりは跡形もなく吹き飛び
ほんとにこれチューニングしたのか?というバランスになります。
不快な音域はないけど楽しい音域もない。。。

なまじ見た目が良いだけに期待してしまいますが、これなら数百円クラスのカナルイヤホンの方が何倍も音を楽しめます。
同じ格安イントラならNICEHCK Tracelessはアリエクなら数百円なのでそちらの方がオススメ。



総評
オススメな人:ラジオリスナー、音数の少ないシンプルな音楽メインで聴く方。
個人的好み度:10点満点中/4点
完成度:10点満点中/6.5点 音を除いた点で完成度は非常に高いと思いました。肝心の音が...!




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