TRN EMA 格安リケーブル可能なイントラ

 

今回ご紹介するのはこちら。
TRNからリリースされた約千円という低価格ながらリケーブルに対応したイントラ型イヤホン
TRN EMAです。
14.2mmのDDを搭載。この価格ながら樹脂ではなくアルミ製の筐体。
ロゴと商品名が控えめにプリントされ、背面含めダクトもしっかりと開いてます。
ボディだけでなくスピーカー面にもさり気なくロゴが入り、パッと見2千円くらいはしそうな見た目。
穴が多めのデザインでも、やり過ぎ感がなくてカッコイイですね。
先日公式ツイッターで情報がリリースされたEMXも非常に気になるところ。

端子は最近のTRNお得意のqdcですね。
数万クラスのイヤホンからこのクラスのイヤホンまで最近はqdc一辺倒。
EMAの付属ケーブルは半円状に凹形状があり、本体に綺麗に密着するようになっています。
qdcは通常イヤーフックと端子部分で角度がついているのでリケーブル使用とするとshure掛けになります。
EMAは実質独自端子みたいなものと考えたほうが良いでしょう。

本体が非常に軽量なので装着感はゼロに等しいです。
付属ケーブルが細いので尚更。

音質はモヤっとぼやけたようなサウンド。
一瞬逆位相やケーブル刺し間違えを疑いましたがどうやらこういうサウンドのよう。
あるいは考えたくないけどロット差によるもの。

サブベースは鳴らなくはないという程度。イントラとしては決して悪くはない量感なのですが
全体的に音がおもちゃっぽい軽さが耳に障る。
中高音域は刺さりませんしマイルド目なので音声を聴く分にはまぁまぁ。
音の少ない曲だと「結構良いんじゃない?」というまとまりを感じます。
マイルドな中音域とイントラ故の開放感は独特の気持ち良さ。
しかしドラムが入ってギターが入ってと音が増える度、まとまりは跡形もなく吹き飛び
ほんとにこれチューニングしたのか?というバランスになります。
不快な音域はないけど楽しい音域もない。。。

なまじ見た目が良いだけに期待してしまいますが、これなら数百円クラスのカナルイヤホンの方が何倍も音を楽しめます。
同じ格安イントラならNICEHCK Tracelessはアリエクなら数百円なのでそちらの方がオススメ。



総評
オススメな人:ラジオリスナー、音数の少ないシンプルな音楽メインで聴く方。
個人的好み度:10点満点中/4点
完成度:10点満点中/6.5点 音を除いた点で完成度は非常に高いと思いました。肝心の音が...!




公式アリエクセラーのリンクはコチラ

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