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Blink Bound BD01 qdcのゲーミング特化サブブランド発のゲーミングIEM

 

 

今回ご紹介するのはコチラ。(アユート公式製品ページ)(Amazonリンク)
qdcといえば中華イヤホン界では中々古参の有名なブランド。個人的には機会がなく一度も聴けていませんが
今回、ゲーミングに特化したFSFというサブブランドからリリースしたイヤホンを試す機会を頂きました【PR】
ブランド名は"Fire So Fast"を意味し、音楽よりはゲームに特化したイヤホンです。


美少女パッケージ

箱を開けたらコレ(゜o゜)


いつもまず端子について触れるんですがこのBD01はリケーブル不可です。いつものクセでまずは引っこ抜いて段差等を見ようとしてしまった。。。
端子横には赤と青のポチのデザインが入ってました。リケーブル不可なのにそこは付いているのか。
120cmの細身な4芯ケーブルが付いており、柔らかいのでタッチノイズはかなり少ない。ダークグレーとパープルの色合いは
個性的ながらそこまで派手になっていなくて良い。分岐してからは2芯で細くなる影響でちょっと個人的には丸くくるまって
絡まりやすいかなと感じました。


本体は樹脂製でフェイスプレートはアルミ合金っぽい。とても軽いです。くの字っぽいベントが開いていますが音漏れはほぼ無し。
左右の区別カラーと、ここ以外ベントが無いので圧を逃がすためがメインっぽい。

マットなシルバーが良い感じ。うねる波のような模様はFPが少し厚めなんですが、それに応じて結構段差がある。

シンプルに見えて光の当たり方で表情が結構変わります。
ノズルは根本から大きくうねって出ており、ノズル自体は短いですがフィット感はかなり強め。
食い込むような感じですが個人的には4時間超えてもまったく違和感や痛みがありませんでした。
パッと見クセが強い形状に見えて、この横ににょきっと伸びたノズルのほうがエルゴノミックデザイン。



DDは独自新開発の10mm。物理真空DCマグネトロンスパッタリング技術という技術によって作られた複合コーティング振動板を使っているらしいです。
高剛性でありながら軽量、耐変形性。
デュアルチャンバースピーカーは音場、聴取範囲、超高速レスポンスを生み出す設計。
搭載された専用DSPチップによるチューニングシステムも搭載。
音楽に対する音響の調整は勿論、PUBGやVALORANT等ゲーム別の最適化サウンドも実現出来るというまさにゲーム特化。
8バンドカスタムEQもあるので自分好みに調整することも出来ます。
なんなら自分でカスタムしたEQをエクスポートも出来る。逆に他人が作ったEQも共有可能。(FSF Audio Tuningサイト)




付属品としてはデフォルトで付いているイヤピの他ダブルフランジタイプのイヤピも。
セミハードケースとクリーニングツールも付いています。
TypeCにPCが対応してねぇ!という人(自分)も安心なCtoA変換ケーブルも付いています。
ただこの変換ケーブルが150cmもあるので、PCの裏側にしか端子がないから助かる!という人もいなくはないと思うが
個人的には変換端子だけで良かった感。


意外とあったら助かるクリーニングツール



音質に関しては主にフィルタースイッチをオフで。
フィルターを入れると高音域が若干下がるので相対的に低中音域がより目立ちます。ゲームならまだしも音楽に関してはそこまでメリットなし。

音楽用途としては低音にボリュームがありつつ、非常に分離度の高い中音域と少し柔らかめの高音域のサウンド。
音場はあまり広く感じず箱感がある。ただし上下に広く、定位感が非常に良い。音の配置がキメ細かく整理された印象。
複数台のスピーカーで聴いてるかのようなサラウンド感があり、左右に流れる音があると左後方から真左、そこから左前方に来て右前方に。といった感じで
ただ左から右に流れるのではなくその間も感じるような新感覚。
低音が柔らかくボリューミーで支配的に響くこともあるけどその中で全く存在感を失わない中音域の解像度は面白いです。
コーラスが多い曲や合唱、グループ曲は特にこの分離感を楽しめると思います。尖はないので数時間聴いてても疲れる感覚は無し。
高音域は全体の中ではやや存在感が薄れがちだが解像度自体は並以上にある。

スイッチをオンにするとゲームに関しては銃撃や爆発等のエフェクトに対して少しキツさが緩和されるので、その分足音の存在感が増す。
ゲームやステージによってはカツカツやスタスタとむしろ中高音上げて欲しいという場面もあるかもしれないが、その場合はスイッチを戻せばOK。
ゲーム中にイヤホンのスイッチいじれるわけないだろうと思うでしょう。
これはスイッチ付きイヤホンを所持したことがある人にはわかると思います。本来イヤホンに付いてるスイッチはとても小さく、専用のピンや
最悪爪楊枝がないといじれない大きさ。
でもBD01のスイッチは突起が大きいです。1個しかないのもあってこれなら装着した状態で手探りでも切り替え出来る。

おわかりいただけただろうか


チューニング別にあったゲームではないけど早速FPSでテストしたところ、確かに普段のイヤホンよりも足音が方向を含めて聞き取りやすかった。
音自体はいくつか聴こえやすいバランスのイヤホンもあるがBD01は方向もわかりやすくなる。
それでいて基本的には低音もしっかりとあるので迫力不足にはならない。
距離感もわかりやすいので、ゲームによっては敵味方の足音がごちゃまぜでわかりにくいところもBD01なら若干有利に働くんじゃないでしょうか。

ゲーミングを謳うイヤホンは最近特に増えてる印象ですが、BD01はゲーミング特化を謳うサブブランドからリリースされただけあり
こだわりを感じますね。TypeC端子のリケーブル不可な仕様も中華イヤホンに慣れてると汎用性が~とつい思ってしまうが専用DSPチップもあるし
変更しようがないというか、専用サイトも含めこれを使うしかないと割り切った仕様。断線した場合に備えれないのは若干痛いですが。
マイクについてもリモコンでワンクリックミュートが可能な他再生、音量アップダウンも可能。
こういうリモコンに一応付いてます。なマイクは信用できないと思っていますが高性能MEMSマイクを搭載してるだけあり
Discordで試したところ「普通に聴こえる」「言われてみたらちょっと前より悪い」「変」と様々。
少なくとも普通に使うことは出来ます。 ひどいノイズが入ってしまうとか声が小さくて聴こえないというのはありませんでした。
本当は喋りたいけどマイクが無い、設置場所が無いという人にはこの点を含めると相当に便利なイヤホンになると思います。


総評
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/8点(専用端子になったとしてもリケーブルは出来たほうが◯)

ZiiGaat x Vivir Digital: RUMBA 久々の4桁価格で現れた1DDコラボモデル

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)(Linsoulリンク)
先日正式リリースされたばかりのZiiGaatの新作。RUMBA【PR】

nuoというブランド初期にリリースされていた1DD機もありましたが、久々に近い仕様・価格帯のイヤホンがリリースされました。
今作はVivir Digitalというメキシコのtop reviewrとのコラボモデル。
10mmサイズのグラフェン振動板を採用したイヤホンです。



0.78 2pin端子で本体は軽量な樹脂製。フェイスプレートは素材感が異なり軽量な合金でしょうか。
音量グラフのようなデザインがオシャレ。何故か初見はピアノの鍵盤みたいで綺麗だなぁと思ってました。
透明な樹脂で厚く覆われているので程よいツヤ感。最初はちゃんと保護ビニールも付いてました。角っちょが尖ってますが装着に影響はない。
ベントはDDの真上付近とpin傍に一箇所ずつ。音漏れは軽量な樹脂ですが構造上殆ど気になるような漏れはない。

とにかくツラが良い

装着感としては普通に良い。そこまで小さくはないが耳に収まりの良いサイズ感。
ノズルは短めだが根本の盛り上がりがある分窮屈さもない。角度は浅め。
ただイヤピの軸が短いと少し浅くて落ち着かないので標準以上の長さが必要。

音質としては低音が強めながらどのジャンルもそつなくこなせる今どきっぽいチューニングのドンシャリ。
ここ数年で「これ本当に1DD?」あるいは「これ本当にハイブリッド?」と良い意味で驚くようなバランスの取れた音が多い中
RUMBAは低音をメインにしながらも分離感が高くオールマイティな音に仕上げてました。
サブベース~ミドルベースはそこまで深くないがボリューム感が一番強く、樹脂筐体でもボワつかず輪郭のはっきりした音。
ソリッドまでいかないがうまく仕上げてあるなと感じます。
中音域にかけてもこの程よい力強さは活きていて、ギターやシンセも分離感が高めながらも一定の太さがあり気持ちいい。
低めの男性ヴォーカルにも程よい熱があります。反面ヴォーカルの伸びはまだしも抜けるような女性の声の表現は少し落ち着く。
高音域はフラットで特段目立たないがちゃんとチキチキ鳴ってる。ドラムの金属系の派手な響きは確かに収めてで丸いんだけども
ウォームなバランスにまでなっていない。
ステージ感も奥に広く、定位感が優れてるように感じました。左右に音が揺れる楽曲が普段以上にはっきり揺れて聴こえると言うか。

公式で楽しくもバランスの取れたチューニングと謳っており、様々なジャンルでも疲れを感じること無く楽しめますというのは伊達じゃないですね。
グラフェンコートはもう少しギラつきがあるとか特徴的な鳴りの印象でしたがRUMBAに関しては良い意味で丸く収まってる。樹脂筐体なのも影響してると思います。太さと分離感+中高音のバランス感が絶妙。
日本円で約6000円程度とドルに対してのご時世な相場を感じますがデザインのかっこよさも相まって手を出す価値は十二分にあると思います。
赤系が好きな人にはたまらないFPが良い。
夏はヘッドホンキツイから丸1日イヤホン生活しちゃうなんて人に向いてる音です。

総評
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/10点 音質◯ デザイン◎ 

KZ ZST PRO X 1DD+1BA ブランド最新の安価ハイブリッド

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
KZが定期的にリリースしているシリーズの一つ、ZSTの最新作。ZST PRO X。
ZARだのZSXだのZA12だの10だの色々あって認識が困るシリーズの中の一つですね。
個人的には約2年前にレビューしたZSN PRO2の後継機的な存在だと思っています。



角度によっては下の部分が金色っぽい


いつものqdc端子に樹脂製のボディ+合金フェイスプレート。アルマイト処理っぽいこのフェイスプレートはいつ見てもカッコいい。
指紋目立たないしシルバーでも変に綺羅びやかじゃないからメカメカしい加工があっても落ち着きがあるんで好きです。
ベントはDDの真上とFPの下部に少し大きめなものが1箇所。背面から漏れると思いきや音漏れはほぼ気になら無いです。
ノズルは標準的かちょい長め。角度がかなり強めに付いていますが装着感は非常に良好。2,3時間でも何も気にならない。
根本の部分が少しくびれたような加工になってるのがデカイんだと思います。本来ここまで角度がキツくて真っ直ぐだと個人的には痛くなる事が多い。
本体の厚みはDDがイカツイ影響もあってそこまで薄くない。
デザイン性含めZSN PRO2とは型番が違っても兄弟機に見えなくもない。
なんか差し色っぽい金属見えるけどまた大きめのベントか?と思ってたら全然違いました。
製品画像だとゴールドに見えるけど銅色のシート?か何かが見えます。現物だと一番凹んでるのもあってあんま目立たず良い感じ。

基本的には銅色に見えます


音質としては最新世代のDDをいかんなく発揮したドンシャリ。
なんといってもハイパフォーマンススーパーリニアダイナミックドライバーですからね。
リニアを冠してからのKZのDDは深さが一段と深くてサブベースどころかキックまでブブブブと鼓膜が震えるレベルに前進してくるので好きです。
でもミドルベースのあたりは多少わきまえているのでボワボワして他が阻害されてバランス崩壊とかにはなっていない。
ブリブリ感は出しつつ相変わらず分離感は高めに仕上がっている。ダンスミュージックからロックまで全体を派手にしつつ土台がしっかりド太いのはKZならでは。

中高音は+1BAとは思えない仕上がり。
ZSN PRO2でも2ドライバーなのに随分高低差がありつつ完成度の高いドンシャリだと感じましたがZST PRO XはKZっぽいギラついた派手さを少し抑えてる。少しだけ。
ヴォーカルやドラムのハイハットやスネアは少しドライな響き。ギターのジャキジャキ感やシンセのキラキラ感、ドラムの金属系の響きが良い感じに派手。
BA数が多いから濃厚だったり、余裕のある幅を出していると感じることもあるけどZST PRO Xの場合はDDとBA1基ずつでよくこのバランスを引き出してるなと思います。
低音も強い。中音も分離感高くそれなりに強い。高音域も刺さらないが強い。
昔出してた多ドライバ時期のイヤホンも嫌いではないけど「そりゃ強いでしょうね」という濃厚さや本体のごつさがそこまでハマらなかったんですが、
ZSN PRO2やこのZST PRO Xの若干ドライながら出すとこしっかりと太めにだして且つ整理された聴きやすさは手放せません。
比較的スマートな装着感なのでいくらでも付けていられるし耳が疲れるから長時間は無理ということもない。

ブリブリとした深い低音+少しドライで分離感の高い中音域+主張があるけど刺さらない範囲の派手な高音域
これを日本Amazonで四千円前後。アリエクなら二千円くらいで実現してるKZはやはり強い。
マイクロプラナーを積んだスムースな中高音域も気持ちいいですがまだまだ低価格帯にも魅力があることを再確認しました。


総評
個人的好み度:10点満点中/12点
完成度:10点満点中/10点 今とりあえずKZを聴きたいならコレを掴んで間違いない

Night Oblivion Longinus Sonion製BA12基搭載のイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(アリエク購入元リンク)

先のアリエク周年セールでリリースされていたNight Oblivionの新作、Longinus。
前からButasturというイヤホンが高評価なのでいつか試そうと思いつつ、でも低音控えめなら好みと違いそうかとスルーしてきたブランド。
最新作のコチラもBAオンリーとはいえどうなんだ!?と迷いましたがクーポンで随分とお安くなったので耐えきれず注文してしまいました。




凹凸のないフラットな0.78 2pin端子対応で、筐体はアルミニウム合金。
サイズ感としては気持ち大きめ。12BAも格納してるだけあり厚みも少しあります。
ノズルは段差のないタイプで少し太い。根本から若干の角度をつけて盛り上がりがあり、クセのない装着感。
大きくても軽量なので疲労感は無いです。
ただ、1時間以上付けてるとノズルの太さ、形状のせいか耳穴の血行が悪くなる感覚がありました。2時間もするとキツイ。
フェイスプレートは綺麗な幾何学模様が刻まれており、左にはブランドロゴ、右には製品名が刻んであります。
マットな質感の、鈍く光る金属的な光の中に真っ白なだけの模様はかっこいいですね。
5つの穴が空いており、こちらが耳にかかる圧力を調整する弁?のような役目を果たしているようです。


光が当たるとわかりやすいけど目立たない


2つのスイッチが付いており、低音と高音をそれぞれ強調する役割。結構強めにゲインがかかるので
フラットで物足りないという人には優しい。
個人的にはフラットでも思ったより低音があって好印象でしたが結局どちらもオンのドンシャリチューニングで使っています。

音質としてはとにかく分離感が特徴的。密閉型なのに開放型にも似た、スピーカーのようなステージ感もあります。
高解像度な音を耳に直接ぶち込むイヤホンの良さはありつつ、密閉的な耳に与える負担は程よく抜かれている。
フェイスプレートのベント構造が相当うまく機能しているんだろうなと感じました。

最初はとりあえずスイッチオフで使ってみたんですが、低音好きの自分でも「思ったより大分あるな」と感じる程度にはボリュームがありました。
12BAのうち4つずつ低音、中音、高音域に割り当てているだけありとにかくバランス感が優れている。余裕もある。
BAで揃えてるだけにDDのようなパンチ感はありませんがそれと引き換えに分離感と解像度が相当に高くなったような音。
手持ちのBAオンリーイヤホンだと中高音は多少なりとも明るいジャキジャキ感があり、それがDDとは違う楽しさだと思っていました。
Longinusの音はとにかく歪みを抑えて音を整えつつ、それでも楽しさを感じるようノリの良さは残した徹底的に整理された美しさを感じます。

スイッチを両方オンにすると低音も高音域も結構強めに出てくれます。
特に低音域はかなり大きく変わる。ライブ音源を聴いても物足りないことのない厚みのある低音。押し出し感のある深い重さだけはどうしてもDDに敵わない部分もありますが。
そこを厚みでかなりカヴァー出来ているかなと思います。構造的に余分な圧は逃がすようになっているので中華イヤホンの良い意味で馬鹿低音に慣れてる人は
部分的に物足りなく感じるかも。
ドラムのバスドラムやタムも結構深く鳴る。ベースラインは少し硬く、ペキペキとしたフレーズの方が得意ですがスイッチオンでかなり前に出てきました。

中高音域の緻密さ、鮮明さは今までにない感覚。
ここまでハッキリクッキリしてると疲れやすくなると思うんですが音圧をうまく調整してくれるおかげか2時間でも全然平気。
ヴォーカルに関してはそこまで強く伸びるわけではありませんが、コーラスはとてもきれいに分離良く聴けるし、女性ヴォーカルの透明感は鮮烈。
男性ヴォーカルも女性ヴォーカル程ではありませんが良いです。
ギターや、ダンスミュージックにおけるシンセの解像度も強い。
ノリの良いロックを聴く時も悪くありませんが、ヴォーカルモノやピアノメインの楽曲、オーケストラ編成の楽曲との相性がかなり良い感じ。
音数が多くても広いステージ感と分離感のおかげで窮屈さがまるでない。
高解像度なのに疲れにくい音というのは結構驚きの感覚でした。
透明感や美しさを求める人ならかなり刺さると思います。


私は何十万もするような高級イヤホンは所持しておらず、比較対象はないのですが少なくとも手持ちの中で一番の分離感をもつイヤホン。
コンセプトや性能に関しては監修を務めるAmericanSpirit_JP アメおじ さんのXを見ていただければこだわりようがわかると思います。
低価格からそこそこの値段のイヤホンまで買ったけど、そろそろ特別な一台が欲しいなぁと思ってきた人にはNight Oblivionブランドのイヤホンは
今のところ3つの選択肢がある(Butasturはもう市場に残ってる分だけで新しく作っていないそうですが)けど、どれもこだわりを持って作られていて特別感があって良いんじゃないでしょうか。

個人制作ということもあり私のはちょっと本体側面の接着部分とスイッチ部分にノリらしきものがはみ出たりはしていましたが... 軽いお掃除で掃けました。
値段に見合う価値はある製品だと感じました。

総評
個人的好み度:10点満点中/9点(音は良いけど装着感が長時間の使用に向かなかった)
完成度:10点満点中/10点

KEFINE Klean DLC振動板採用1DDの金属ホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
KEFINEという当ブログでは初めて出てくるブランドの10mmサイズの1DDイヤホン。Klean。
先月のアリエク大型セールで「とりあえず久々に1DD欲しいな」と思い選んだのがこちらでした。



0.78 2pin端子で金属製のコンパクトな筐体。
1DDとはいえ薄さも含めてかなり小さめです。それでいてノズル根本にはそれなりに膨らみがありフィット感は良好。
ノズル先端が交換可能な機構になっているのですが、かなりいかついギザギザ加工の凸になっています。
普段内径大きめのイヤピを使ってるので気にしませんが細いタイプを使ってる人は気を使いそうですね。
ただノズル根本の膨らみと先端のひっかかりのおかげで安定したフィット感にも繋がっています。
亜鉛合金系なのか小さくても重めなので、加工によってはスルスル滑ってイマイチになるところがしっかりカヴァーされている。


フェイスプレートはレーザー刻印でしょうか。クロスした網目のデザインにブランドロゴがドーンと乗ったシンプルさ。
六角形になっていますが角は丸く加工されているので耳が痛くなるようなことは無いです。
内側にネジが付いていますがこれは筐体の結合を高めているだけで音響パーツではない。
外側にあえて見せるようなネジは定期的に見かけるけど内側にあるのは珍しいかも。特に装着に影響はありません。

ノズルの先端だけ交換出来るタイプ

音質としては1DDらしいパンチと、締めるところは締めた弱ドンシャリ。
高評価が多かったのもこちらを選んだ理由だったんですが噂に違わぬ出来。
サブベースやキックは出しゃばらないが下の方でちゃんと鳴っており、中高音が明るい曲でも全体を締めている。
ボンボンと出てくるベースラインはないけど力強さはちゃんとあります。
ロックでもダンスミュージックでもこれくらい出れば良いか。というラインにかかってきます。
曲によってはドラムのフロアタムもしっかりドンッと出てくる。

中高音は解像度が高いながら刺さりはなく、分離感も良好な爽やか系。
ハイブリッド系のキラキラとした広がりのある強調とは異なる、適度なまとまりを感じます。
女性ヴォーカルはグループ合唱でもそれぞれの声が聴き取りやすい。伸びもそこそこ。
男性ヴォーカルも少し爽やかに鳴る傾向はあるがある程度の熱量もこなせる。
ダンスミュージックのキラキラとしたシンセサウンドやギターは1DDらしくシャキッと出ます。
スピード感のあるメタル系も良し。
フィルターをブラックの方に変えると中高音全体が持ち上げられ、低音は相対的に若干弱くなります。
個人的には標準フィルターの方がゲームも音楽もこなせて好み。
ブラックにすると標準フィルターなら気持ちよく伸びるで済むところがちょっとピキッと来ます。パンチ重視ならアリ。


完成度の高い出来れば金属製の、5千円以下で買えるチャンスのあるイヤホン!という条件で色々漁った結果ですが
結局KEFINEというブランドが中々強い。Deiciとか前々から気になってはいたけど、中華らしくすぐ新作出るから
どこかで激安チャンスがあれば~というところでKleanがジャストでした。
日本Amazonでも五千円切ってた時があるので狙っている人はアリエクだけでなくそちらも要チェック。

こういうのが欲しかったんだよ!という欲にピッタリハマったのでそういう意味でも気持ちよかった。
1DDだけど抵抗は32Ωと少し高めなので、BTモジュールだとちょっと音量は取りにくかったです。個人的にここだけ残念。
寝ホンに使える薄コンパクトさなので、そういう用途でもオススメです。


総評
個人的好み度:10点満点中/9.5点
完成度:10点満点中/10点

TWISTURA Beta Flagship 11mmガラス振動板採用の1DD

 

今回ご紹介するのはコチラ(TWISTURA公式)(TWISTURA AliExpress公式)(Amazon公式リンク)←追加しました!
TWISTURAより発売された、平面ガラス振動板を採用した金属製1DDイヤホン。Beta Flagship【PR】
多分初めて、SNS経由ではなく当ブログのメールアドレスから公式よりご連絡いただきました。感謝。



凹のある0.78 2pin端子。軽量なアルミニウム合金のボディは以前レビューした同ブランドのWoodNoteと同一かと思います。
マットな質感で重厚感はあるのに軽いので装着感は快適。長時間使用も問題なし。FPのデザインはロゴを中心に階段状に段差が付いています。オシャレ。
ベントはDDの真上のあたりと、側面pin傍に大きなモノが1個。このあたりもWoodNoteと同じですね。それなりに音は漏れますがノズルの方向的に思ったよりは周囲に響かないかも。
異なるのはボディの厚み。同じ1DDでありながらBetaは少し厚みがある丸みを帯びています。
個人的に注目したのはノズル根本。Betaも引き続きノズル交換ギミックを搭載しているのですが、
装着部分にぐにゃりと曲がった角度が付いている。
このギミックのあるイヤホンはほぼ真っ直ぐな角度のノズルになっていたので、ココは違いを感じました。
角度のお陰で耳への収まりが向上し、安定感がだいぶ増していると思います。

交換ノズルは短め

ノズルに関しては3種。最初から付いていた金色はヴォーカル重視、黒っぽいノズルがインスト、銀色がスタンダード。

公式より引用

公式のグラフを見ても音の変化はそこまで大きいものではありません。
構造を見る限りはノズル先端内側に付いているフィルターの厚みによる調整。



付属品は3.5mm&4.4mmデタッチャブルケーブル等の他、おしゃれなカラーリングのケースとイヤーピース3種。
イヤーピースのケースは側面がないタイプなので油断するとイヤピが飛び出てきます。持ち歩きには全く向いてない。
標準的な作りのイヤピの他、他ブランドで見たことのある物も。
個人的には角笛のような全長長めのイヤピの方が相性良さげ。

音質としてはクリアな響きと残響感が綺麗なサウンド。
低音は控えめな傾向。サブベースは「出せる」という感じ。普段はあまり前に出てこない。ライブ音源やダンスミュージック等の
低音が盛られている楽曲だとちゃんと重く響いてきます。
キックからミドルにかけては段々スッキリとした鳴りに。あまり響かない。古いロックだとベースが全然ブルブルと来ないので物足りないかも。

中高音はスタンダードノズルの時点で主役。
ガラス振動板と金属筐体の織りなす技なのか、分離感とクリアさ、残響感のレベルが高いです。
ハイブリッドイヤホンでは中々お目にかかれなさそうなナチュラルさ。
かといってモニター的かと言われたら異なる。リスニング向けな音のパンチはあります。
女性ヴォーカルやピアノ物が好きな人ならかなり刺さりそう。
スネアやクラップのパンッという音がとても良い。
ギターの分離感も気持ちいいがここは楽曲によって太さが足りなくて物足りなさも。

インスト、ヴォーカルノズルはこの中高音域を僅かに持ち上げていく。
はっきり言って大きな差ではないのでスタンダードでピンときたらスタンダードで良いとは思う。
金属的でありながら刺さりはないので、刺さるくらいの中高音が欲しいんだと思ったら段階的に変えていく。そんな具合。

低音が盛られたイヤホンを聴いてばかりいた自分でもこのクリアサウンドは魅力的。
ミドルベースの辺りが細いのは注意点。味付けが濃くないので楽曲の粗が出やすい部分もある。
多ドラの密度も良いですが1DDでクリアな音が好みという人ならBeta Flagshipは非常に強い選択肢だと思います。



総評
個人的好み度:10点満点中/8.5点(楽曲によっては10点が出る)
完成度:10点満点中/10点

LUN SHENG & Bai Qingxue 1998 ブルーver

 

今回ご紹介するのはコチラ(アリエクリンク)
LUN SHENGという日本Amazonでは出回ってない謎の中華イヤホンブランドから出ているイントラコンカ型。
パッケージには漢字で「白青雪」と記載のあるイヤホンです。
振動板が青と金色の二種類あり、音質も異なるという謳い文句。
昨年夏に話題になっていた製品ですが私は青色を選びました。

私の箱はベコベコで届いたので引用

見た目はTHE イントラコンカ型。この形状を引用した製品は一体何十種類あるんでしょう。
若干太くコシのある銀箔が巻かれたような見た目のケーブルは1.2mとしっかりした長さがあり、取り扱いは上々。
タッチノイズは結構乗る。細くて柔らかいケーブルと違って絡まりにくいです。
スプリットの部分も丈夫そうな作りになっており、リケーブル不可ですが長く使えそうな堅牢感。





細かいデザインでいうと左右の識別はなんと漢字表記です。漢字圏じゃない人はどうするんだろう。
日本人か中国人しか使わんやろ!という思い切りの良さを感じます。
狐のような動物が走ってる様子がプリントされています。

青い振動板はブルーダイヤモンドコーティングとありますがこの辺は雰囲気ですね。
金色の方はクリアーでエレガント。明るい傾向?
青色はナチュラルでワイドな音。
先に購入してた人たちが低音しっかりあって良い!という評価だったので迷わず青を選びました。

音質としてはイントラコンカらしいクリアな開放感がありつつ15.4mmの大型DDらしい元気の良さもある、
それでいて尖りのないまとまった音。
低音がしっかりとイントラコンカらしくない程度に厚みがある。ボワ付きも少ないので低音が盛られている曲で
中高音をマスクするような過剰な存在感はない。
サブベースまでは流石に弱いけど、キックからドスッと重みのある音を出してくれます。
自分はスポンジカバー等を無しで使ってコレなので、低音が好きな人はカバーで更に厚みを上乗せできる。
イントラコンカと相性がバツグンだと思ってるピアノ、アコギの明るい音も刺さりは一切ないのに綺羅びやかさはしっかりある。
ヴォーカルも低めから高めの声まで聴き取りやすさはバッチリ。ラジオ、動画配信をながら聞きする人にも最適だと思います。

ちなみにASMRもかない相性良し。
クリアで開放的、ゴリゴリではないが低音もしっかりあり、細すぎてパンチが不足することも無し。
カナル等密閉的な形状で聴くよりも自然な聴こえ方が味わえます。
ただしインピーダンスが80Ωと少し高めなのでパワーがないと少し音量不足。
後は万人向けと言って良い形状なので装着感は基本問題ないのですが、15.4mmと大型のドライバではあるので
耳穴が小さいという人は収まらない、収まっても痛くなってくるという相性も。
初めてのイントラコンカデビューにオススメの音質&価格ですがここだけは注意点。

逆に耳穴が大きいからすぐ落ちちゃうという人には問題ないと思います。スポンジカバー無しでもビタッと止まるくらいの
サイズ感なので、緩く感じるという人はカバーなりドーナツリングなりで対応できるかと。
青色がイマイチに感じたら金色もと思ってましたがこれ1つで自分は大満足でした。



総評
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/10点(パッケージはしょんぼりめ)

CVJ Vivian 2次元キャラか文字か選べる低音ホン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
CVJより昨年発売されていたイヤホン。Vivian。私はキャラクター版をスルーして文字が印字された方にしました。
CVJはNightelfあたりからVivian以降もNeko等、数々の痛イヤホンをリリースしてますね。
個人的にイヤホンに対して可愛いキャラクターは求めてないのでスルーしてたんですが低音が強いと聴いてゲットしてしまいました。

qdc端子で、スケルトンブラックな樹脂に金属製のフェイスプレートのデザイン。
このFPは軽いので特に重心が外側にいくようなことはなく、標準的な角度と若干短いノズルも相まって装着感は良い。
ノズルの先端は部分的に段差が付いてるという不思議な仕様でした。
ベントは内側に2箇所。
18ヶ月の開発期間をかけたというだけありFPの縁が部分的に削られたデザインになっていたりと、少し凝った仕様。
ノズルの根本には音響フィルタースポンジなるものが入っています。


音質としては低音が主役でありつつ中高音も聴き取りやすいバランス。

10mmのデュアルダイナミックドライバはまるでKZのような重みのある重低音。
サブベースからキックまでゴリっと圧力をかけてくれる。樹脂筐体ということもあり締まりはあまりないが、
ノズル内のスポンジとチューニングネット?がうまく調整してくれてるのか余韻がしつこいということもない。

中高音は意外なことにクリアで聴き取りやすい。
目立つ低音とはしっかり分離され、女性ヴォーカルもギターも解像度は高めに聴こえる。
ドラムの金属系も距離感は感じるが悪目立ちのあるギラつきや刺激感は一切無くちゃんと聴こえる。
KZ EDX LITEに近い、1DDながらどこか余裕を残した響き。
低音が主役だからと安易に抑えるのではなくきっちりバランス良く聴こえるようにチューニングされた気合を感じました。

分離感が良く刺さる音もないので思わず音量をあげちゃうタイプ。
ゲームや動画試聴でも使いやすくて良いと思います。
後はデザインですが可愛さや個性を優先するならキャラクター、音質に興味あるけどキャラクターはちょっと・・・というなら文字盤。
幸いデザイン別で音質を変えてるわけでもありません。

アリエクでかなり安くなるタイミングもあるし、Amazonでもセールなら二千円台になる。(本レビュー投稿時はクーポンで約2.5k)
KZも興味深いけどもっと可愛いデザインで低音の強いイヤホンが欲しいぞ!という人にはオススメ。

総評
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/10点