7HZ Aurora 7HZがリリースしたハイエンドのトライブリッドモデル

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)(Linsoulリンク
私のブログでもいくつかレビューのある、比較的低価格ながら個性的で満足度の高いイヤホンの多いブランド7HZより
リリースされた1DD、2BA、1マイクロ平面駆動ドライバ搭載のトライブリッドイヤホン。Aurora。【PR】
399ドルという普段出しているクラスより上の価格帯ですが一体どんな完成度なのか。



0.78 2pin端子で7HZいつもの斜めに設置されたもの。
Auroraの名を冠していますがフェイスプレートの柄はオーロラというより何か別物のような。
確かに見える角度で雰囲気は大きく変わるけど派手さは結構抑えめ。
プレートはかなり薄めで重量感は全く感じません。
公式説明だとチタンフィラメントとあります。


光の当たり方で全く異なる見え方

本体は半透明な黒の樹脂製。そこそこ大型の部類に入る大きさで、内部にドライバがみっちりと入っています。
2基のBA、平面駆動は6mmサイズなのですがDDが12mmサイズなのでしょうがない。
ノズル本体は短いけど根本にかけてかなり太く盛り上がっています。
樹脂製でフェイスプレートも軽量であるにも関わらず全体としてはそこそこの重量感なので
これくらいしっかりとした太さがないと装着感に難が出ると思ったんだろうか。
太くて奥まで押し込めないのでイヤホンが耳から結構はみ出ます。
幸い外側に重心がないので違和感は少ないけど長時間付けてるとちょっと耳の入口の血流が滞る感覚。

音質としては全体的にド派手な迫力のあるドンシャリ。
低音域は12mmサイズのDDだからこそという深く、前に押し出してくるゴリゴリの音。
サブベースからミドルまで反応が早くだらしないボワ付きは少ない。
かなり押し出し感のある低音域だけどイヤホンのトップ側に3つの少し大きめなベントが3つ並んでいる
効果なのか樹脂筐体にも関わらず余韻もしつこくないし、音ヌケも良い感じ。

中音域はBA2基で担当しており、上下が強力なAuroraの中では少し落ち着いた音色。
ただしチューニングの妙かクロスオーバーの性能が良いのか、分離感が高くVoもギターサウンドも
少々ドライに存在感をハッキリと出してきます。
ピアノやアコギサウンドも綺羅びやかさが強くて良い。

高音域は6mmの平面駆動が担当。
ここが結構刺激感というかクセのある音域。
低音域に負けないようにしっかりとパンチがある刺激強めの音。
中音域よりも更にドライで硬質な感じ。
ホーン楽器の高音域がずば抜けて気持ち良いけども聴き疲れしやすいのも確か。

気持ちウォームで力強い低音域とかなりドライで力強い高音域、それらに挟まれた分離感高めの中音域。
ポップスだろうがしっとりしたバラードだろうが「俺が俺が」と上下が襲ってくる。
中音域も負けじと存在感はしっかりあるので聴く人によってはバランスが悪い!とか言われてしまいそう。
クラシック系の音源等、ちょっと落ち着いてしっとりと聴きたいという時には不向きだけど
ロック、ダンス系をド派手に楽しみたい!という人にはこれ以上ないパワフルイヤホンです。
何でもいける優等生な高級機というよりは独自の派手さを持った7HZなりの楽しく聴けるを体現したイヤホンだと感じました。

ケースは金属ではなく革系

珍しく内部クッションみっちりタイプ




総評
オススメな人:上下ともにド派手に聴けるドンシャリ+解像度を求めていた方。
個人的好み度:10点満点中/9点(装着感だけ) 
完成度:10点満点中/9点 7HZらしく高品質、高音質だとは思うが円安の影響もあり少々割高感は否めない 

0 件のコメント:

コメントを投稿