AFUL Performer8 滑らかさ+高解像度の同居するハイブリッドイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。

AFULというブランドよりリリースされた7BA+1DD構成のハイブリッドイヤホン。Performer8。
複数の特許技術が詰め込まれたという触れ込みで販売されたPerformer5の上位グレードになります。
本当はPerformer5の時点で「いつか欲しいな」と思っていたんですが短い期間で上位が出てしまうと
そっちに惹かれてしまいますね。 何と言っても評判も良かった。



0.78 2pin端子で本体は樹脂製、内部には独自の音導管が組み込まれています。
その他に独自のクロスオーバーや装着時の圧のバランスを整えるシステム等。
数々の技術が詰め込まれた、価格に見合うこだわりのある仕様になっています。
DDは8mmサイズのバイオ系素材の振動板。BAは中低域用に2基、中域2基、高音域に3基をあてがったようなドライバ構成。
フェイスプレートは派手すぎず、高級感のあるブラウン+ゴールド系。




形状としてはいかにもエルゴノミクスな、滑らかで微妙に凹凸のあるもの。
パッと見て分かる通りノズルが根本の盛り上がり含め結構長め。そして段差なしタイプ。
ノズルを除くと導管がくっきりと見えます。先端まで伸びてない分、メンテナンス面でも良さそうな構造。

装着感は正直不安だったんですが杞憂。なんならノズルがスマートな分Yanyin Canonよりも圧迫感は少ないくらい。
ノズルが奥までしっかりと入り込みますが角笛のLサイズでも余裕でした。(CanonはMにしないとキツかった)
本体が軽量なこともあり一度ハマれば中々ズレません。なのに装着疲れ感は殆ど感じない。
ノズルに段差がないとこういう点で有利なこともあるんですね。
樹脂製なおかげなのか、長さの関係か、イヤピがスっぽ抜けるということも不思議と少なめ。


音質としては全てにおいて過不足のない、高解像度で滑らかなサウンド。
フラットで面白みがないというわけではなく、全てが程よい。
全部で8個のユニットが詰まっているとは思えない程非常に滑らかで、妙なギラツキや凹みが存在しないチューニング。
奥まで差し込んだ装着感にも関わらず空間の広さや音抜けも並以上。
実はベントがイヤホンのお尻、底辺部に1箇所だけある。これだけでこんな効果を出せているのか。。。

基本的な解像度の高さに加えてハイブリッド系の綺羅びやかさと、1DD系の纏まり、伸びやかさが良い塩梅にまとまっています。
「この曲、こんな音も鳴ってたのか」と新たな発見をさせてくれる。
細やかなタッチや他に埋もれがちな音もしっかりと拾ってくる。

サブベース~低域はしっかりとした質感がありつつも、広がらず、縮むこともなく存在感をアピール。
音導管が導入されているイヤホンで感じることの多い、整理された質の高さ。
ダンス系の音楽でも、ロック・ポップス、歌謡曲でもジャズでも。
どっしりとした重さの表現もこなせて、元々軽めの低音域にもしっかりと存在感を出せる。
一応、リケーブルで量感の調整も出来ますが基本的な質が高いです。

中音域は特に解像度の高さを感じる。ヴォーカル帯やギターのカッティング系、ホーン系、キーボードやシンセのサウンド。
どれも非常に気持ちよく響かせ、金属的な質感もしっかりと出してくる。
だからといってサ行の刺さりや金物のギラつきは皆無。
うまく纏められただけでなく、旨味を極限まで引き出したような感じ。
ユニット数が多いおかげか、適度に艶めかしさもあるので寒色系に寄っているわけでもない。

高音域も中音域の印象とほぼ同じだが、非常に抜けが良い。でも刺さらない。
不思議と金属筐体に近いしっかりと金属感のある残響感すらあります。
本体が樹脂製にも関わらず。
こういう「何でこうなるんだ」という部分の原因が「複数の特許技術」に詰まっているんでしょう。

このイヤホンはあの楽曲に相性が良い。という好みの組み合わせは各々あると思います。
Performer8はそれをどんな楽曲にも合わせた、それでいて無難に丸くなったわけでもない
超オールマイティなパワーを持ったハイブリッドイヤホン。

様々なイヤホンを触ってるうちに「コレ1個あれば良い」と思えるものに出会えることは正直何度もあります。
どんどん更新されていって「今はコレがあれば」「やっぱりコレがあれば」と、
途方のないスパイラルに足を踏み入れた気持ちになることもありますがPerformer8はそんな螺旋を断ち切ってくれる、
個人的にマスターピースとなり得るイヤホンでした。
ヨドバシカメラでも8月から取り扱いを開始してますので、大抵中華イヤホンの高価格モデルは「試聴がなぁ」となるところも
解消されてきています。

是非いろんな方に聴いてみて欲しい、それだけの価値があるイヤホン。

オススメな人:ハイブリッド系で、1個で万能型なイヤホンが欲しかった方
個人的好み度:10点満点中/10点 
完成度:10点満点中/10点 国内で取り扱い開始して試聴も可能になったのは非常にヨシ

Amazonリンク

SIMGOT EM6L H-2019 Target Curveチューンのハイブリッドイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。

SIMGOTの1DD+4BAハイブリッドイヤホン、EM6L。Linsoulリンクはコチラ
H-2019 Target Curveのチューニングを施された、ゲーミングに適してるという売り文句のイヤホンです。
qdc pin仕様で、金属製のフェイスプレートと樹脂のハイブリッドボディ。
ど定番の構成と筐体ですが、SIMGOTは個人的に完成度の高いチューニングをしてくれる印象。



細かな点で言うと、ベントが内側には一切なく、フェイスプレート側のやや大きめな1箇所のみ。
ノズルは金属製ですが段差が一切ないタイプ。
高級なモデルだとこういったノズルが結構あるイメージですが、音質的な効果があるんでしょうか。
個人的にはどうしてもイヤピがスっぽ抜けるので多少は段差があって欲しい。
ノズル自体の角度や長さは標準的なので、イヤピは選びませんがドットスパイラルのような柔らかいタイプは
本当にするすると抜ける。もとい耳に残りそうになる。

8mmのDDは高性能高分子複合振膜+デュアルキャビティ仕様。このDDが中低音を担当し
残りのBA4基は中高音担当。
EM6Lは内部に音導管を3本搭載しており、ハイブリッドながら非常にまとまりのある完成度の高い音を実現しています。

音の第一印象としては、ハーマンカーヴらしい無難な完成度の隙間にSIMGOTの煌めきが光るサウンド。

まず重低音にはしっかりと重さがあり、引き締まっていながらも存在感は強め。
ミドルベースはハーマンカーヴらしい「鳴ってはいるけど存在感としては控えめ」な量感。
ここのギャップが楽曲によって妙にあっさりとした質に感じることも。

中音域は分離感が強く、ドラムのスネアや金物、女性Voから男性Vo、ギターのカッティング等どれも
解像度高めで存在感も強い。
しかし決して出しゃばるようなパンチの強さはなく、何ともハーマンターゲットらしい不快感を伴いやすい音域は
ギリギリまで削ってる感じ。
おかげで音量をアゲても刺さり無しで気持ち良く聴けてしまう。
ベントは背面の一箇所のみだが音抜けもかなり良く、中音域のステージ感は重低音と高音域に比べかなり広い。
個人的にこのあたりが一聴した段階ではかなりクセがあるように感じた要因でした。

外使いで愛用しているTRN VX PROは締まりのある低音域にシルキーな中音域、金属筐体らしい程よい硬さと抜けのある高音域。
上に向かうにつれて広く感じる音場なんですが、EM6Lは高音域の辺りは結構控えめなバランスになっているので
その手前の中音域が広さのピークになっている印象。
ここの辺りは完全に好みだが、金属的な残響感と抜けを好むなら前者。ナチュラル目な残響感を好むならEM6Lかなと思いました。

私のSIMGOT歴はEA500からはじまり、まだレビューを投稿していませんがEA2000やEM2R等どれも完成度が高く非常に面白いブランド。
KZ系のギラついたドンシャリも好きですが、SIMGOTはどれも分離感が高くていろんな楽曲を改めて聴き直したくなる
特徴的な鳴りが多いと思います。
このEM6Lも久々にVX PROに代わって外使いに愛用出来そうなサウンド。
解像度高めのバランスの整ったハイブリッドイヤホンが好みなら一度は試聴してみて欲しいです。

現状amazonでの取り扱いは無し。国内販売だとヨドバシやビックで取り扱っています。

 

オススメな人:サブベースに重さがあってかつ全体の解像度高めのハイブリッドが欲しかった方
個人的好み度:10点満点中/9点(ノズルが段差ありなら10点だった...)
完成度:10点満点中/9点 

7HZ Sonus 1DD+1BAのハイブリッドイヤホン

今回ご紹介するのはコチラ。
7HZより1DD+1BA構成のSonus。Linsoulリンクはこちら
このブランドだと私のブログではSalnotes Zeroを絶賛したきりでした。
かなり以前からツイッター(X)で情報は出ていましたが、販売価格は59.99ドル。
シンプルなドライバ構成とはいえ、いかついプレートをしているので70ドル~程度はしそうだと思っていたので
約60ドルとは流石の価格。

0.78 2pin端子で相変わらずイヤホンに対しやや斜めに設置されたモノ。
特許でも取ってるのかというくらい他ブランドは真似しませんが、これだけでケーブルが
僅かに内側に入り込んでくるので、すごくフィット感が向上します。


樹脂ボディと、少し厚めのアルミ合金フェイスプレート。

プレートはフラットではなく、ロゴから2本のラインにかけて登り坂のように盛り上がっています。
表面はマットな質感で指紋が全く目立たない。
今回私のはブラックですがシルバーなロゴとの色対比が絶妙ですね。

ノズルは本体と一体化した樹脂製。若干太めで、標準的な長さ。

角度がやや深めで、イヤーフィンのような段差がある少し凹凸のある仕様。
装着感はガッチリとハマるタイプですが、人によってはノズルの太さが少しキツさを覚えるかも。
ベントが2箇所と、すぐ側にRLロゴが入っています。ここを見て判断する人いるんだろうか。

ノズルには通常のメッシュだけでなく花柄を刻んだおしゃれなメッシュ付。
交換用もオマケとして入っています。
通常目に付かないところにお洒落を取り入れるとは江戸っ子の精神を感じます。
思えばSalnotes Zeroもメッシュが少し独特でしたね。


付属ケーブルもかなり独特の幅のあるケーブル。
いわゆるきしめんタイプと呼ばれるやつですね。
個人的には撚った方がオシャレというか、使い勝手が良い印象ですがこれもまた7HZブランドの個性でしょうか。

ドライバについては詳細が書かれておらず、恐らくは10mmサイズのDD。

見直すことで広い周波数応答を実現したようです。
BAについてはノズル内部ではなくやや斜めに伸びるノズル根本、DDの直ぐ側に配置。

音質としてはややニュートラル寄り。低音から高音域まで自然に伸びるサウンド。
重低音はかなり深めの領域まで鳴っており、全体を支えるように下の方で広めに響きます。
ミドルベースはあまり膨らまず、存在感がありながらも悪目立ちはしない。
ソリッドというわけではなく、パワーはあるけどバランスを弁えたボリューム感です。

中高音域は分離感も程々に、自然なバランスで広めに鳴ります。
Sonusの一番印象的な部分というか、中核を担う印象。
ウォームでもないがシャリつきも一切ない。
ハイブリッドイヤホンだと大体中音域は強めの低音と高音に飲み込まれてやや凹むか、
凹まずとも存在感はやや弱め、負けずに主張して刺激強め。という大まかなパターンに分かれると思うんですが
Sonusでは本当にニュートラルなバランスにチューニングされていると感じます。
高音域も金属的なタッチ感は残しつつも極力自然さを意識した柔らかさがある。
サブベースが濃い以外は、出しゃばらず凹まず自然に伸びる音を意識したチューニング。

解像度という意味では他機種に一歩譲るがこのニュートラルさは案外癖になる。
少なくとも聴き疲れとは無縁な音。
だからといってモッサリとしてつまらないというわけではない。
Salnotes Zeroはかなり独特のドライな音でしたがSonusはひたすらナチュラル。
でもサブベース、特に20HZ~30HZあたりだけはやたらと濃い。
リミックス系の音源を聴くとちょっと笑いが出るくらいに太いのが出てきます。
装着感による密着感からではなく、ドライバから直接叩き出す低音。
普段好む楽曲によっては「このイヤホン全然ナチュラルじゃないんですけど!」と面食らうかもしれません。
でも基本的にはナチュラルです。多分。。。



オススメな人:ナチュラルめなバランス、聴き疲れのしにくいハイブリッドに興味のある方。
個人的好み度:10点満点中/10点 第一印象時点ではまぁ悪くないかなと思ったのが、電子系で完全に吹っ飛ばされました。
完成度:10点満点中/10点 

SONY SRS-XB100  定番bluetoothスピーカーの最新モデル

 

今回ご紹介するのはコチラ。
SONYのSRS-XB100。
かなり昔から出ている筒型コンパクトタイプの最新モデルです。
手のひらサイズというには気持ち大きいけど約φ76mm×95mmと、持ち歩き用には十分なサイズ。
重さは約274g。重心が上にあるせいか結構軽く感じます。



充電端子はTypeCで再生時間は約16時間。46mmのスピーカーユニットを搭載。
普通スピーカーは円形ですが偏心ユニットというあえて少し歪んだ形のユニットを搭載することで
クリアな音質を実現させたもの。
勿論パッシブラジエーターも搭載。
底面には低音を更に増強させる空間もあります。
4つ穴があるように見えますが1箇所はストラップホールなので実は3つ。
底は平らではなくわずかに盛り上がっており、床に接地する部分はペタペタとした粘質感があります。
接地面を減らすことで共振を防ぎつつ、このペタっとした質感でしっかりホールド。
ホコリを払ってから置かないと不味いという緊張感があります。。。

防水・防塵性もバッチリのIP67相当。水場は勿論水深1mに30分沈めても問題なし。

充電端子のカバーは横の溝が深いおかげで爪を切った後でも外しやすい。
その上ケーブルの邪魔にならないよう1cmちょっと飛び出せるようになっており、細かな心遣いを感じます。
スイッチは電源、ペアリング、再生停止、音量マイナスプラス。
インジケーターは最低限目視の出来る小さいタイプ。 やっぱこれくらい控えめでいてくれないと困ります。
再生停止ボタンは複数押しでスキップ等の操作も兼ねています。
ペアリングボタンはスピーカー同士のステレオペアリングにも併用。

全体はハードシリコン系のツルツルとした素材ですがストライプ状に模様が入っており
非常に持ちやすい。ツルッと滑ることはまず無いと思います。
その上このストラップ。持ち運びも万全。
ストラップホールは上下2箇所あり、上に通す、下に通す、両方通すの3パターン。
通し方によってぶら下げ方に幅が出ます。
個人的にこういうストラップはすぐに外すんですがこの機能性はちょっと良いなと思ったのでつけっぱです。

音質としては非常に豊かな低音と、広がりがありつつも刺激感の無い中高音。
サブベースまである程度鳴らしてくれるがミドルベース辺りはかなり盛られているので
曲によっては前に出すぎてちょっと邪魔に感じるかも。
イヤホンでいうウォームな音作りの印象。
人の声や金属系の音は刺激感こそありませんが聴き取りにくいわけでもない。
この手のコンパクトスピーカーとしては珍しく、売り文句通りのクリアな音。
音量調整はかなり細かく出来、小さくしても音のバランスはあまり変わらないのが良い。
大きめの音量だと流石に低音の主張が目立ち、隣人を気にする環境ならあまりオススメ出来ないくらいにブンブン鳴る。

本当は1台で終えようと思ってたところで割安になってたのでオレンジ色を追加しちゃいました。
ステレオ再生はBTボタンを長押しで接続待機になります。
ちょっと時間がかかるけどペアリングすれば、電源オフはどちらか片方を押せば両方とも落ちます。
最初に接続しておいたほうがR側になるっぽい?
特にアプリで自由にいじれるわけではありませんでした。
ステレオ再生することで音の広がりは勿論、低音域は鳴り方に余裕が出来て良い感じ。
少し驚いた点としては、TWS機能を使うと大抵遅延がひどくなるのにXB100は殆ど差を感じませんでした。
ステレオ再生でゲームやってると大分リッチな気分に。


大きさ比較2種

一応マイクも搭載しているので通話も可能。
高い防水防塵性とストラップで場所を選ばず使えて、再生時間も軽く10時間を超える筒型のコンパクトスピーカーを
求めるならデザイン性含めてかなり良い選択肢だと思います。
正直言えばもうちょっと小さめならより良い。
出始めのレビューをみてると「低音強すぎ」というのもそこそこ見かけたので、もうちょっとコンパクトで低音を程よく
削ぎ落としたような状態であれば...という無いものねだり。アプリで調整できれば最高。

Music Centerというアプリでバッテリー残量を細かくみれたり、電源オフも可能。
が、電源オンがない。 電源オンがあるだけで滅茶苦茶便利で心強いんですが。
まぁオフが出来るだけでも導入する価値はあると思います。

個人的にはBose soundlink Micro以来、TypeC搭載で再生時間しっかりあって置き場所を選びにくいスピーカーとして
ベストな選択肢になりました。色も明るくて可愛い。
価格については多少上下があるけど時折6千台と、旧作と殆ど変わらない安さになることも。
大手なだけあり、完成度はしっかり高めなので小型の筒型タイプを探していた人にはコレがおすすめ。
ストラップの使い勝手もかなり扱いやすくて良かったです。

EWA A106 pro 超コンパクトなbluetoothスピーカー

 

今回ご紹介するのはコチラ。
EWAというブランドのスピーカー、A106 pro。
商品名にproがあったりなかったりしますが、実は同製品名でマイナーチェンジというか
アップデートをしている為。
令和最新版なんていうのがよくありますが、こちらはきちんと機能性を上げているようです。
フリマを漁ったりする際は要注意。


リセットボタンを兼ねた底面のスイッチ

充電端子はmicroB 底面にモデル名が記載。
硬めのゴム足が付いていますが、微妙に凹凸が付いており案外機能的。
無印モデルの時はこの形状ではなかったせいで音量を上げるとバウンドしていたらしい。
アップデート版では再生時間が6時間から8時間に伸び、端子が剥き出しですがIP67の防水性も追加。
BOSE soundlink Microも端子が剥き出しで沈んでも大丈夫レベルな防水性でしたがどんな技術なんでしょう。
実際、水場に持ち込んで使っていても何も問題は起きていませんでしたが。
ただしEWAに関しては値段が値段なので本当に大丈夫?という不安は正直拭えません。

正面に電源ボタン。こちらを長押しすると電源オン。 複数押しで曲スキップ等の操作ボタンも兼ねています。
電源オンオフのSEは小さめで好印象。ギターの音がしたり「ッパワーオン」という大きなアナウンスも入りません。
何よりの特徴はそのサイズ。48mm*40mmの超小型。商品画像の手とのサイズ比較は大げさじゃなかった。

1円玉と比較してもこのサイズ感

3Wのネオジムマグネットを搭載したドライバーはシャキっとした中高音を鳴らすのは勿論、
パッシブラジエーターも搭載しベースラインもしっかり前に押し出す力があります。
小型サイズのスピーカーは人の声が目立つばかりでポスポスとした寂しい低音であることが多いけど、
A106 proは設置した場所にかなりの振動を与えるほどにベースを叩き出します。
流石に昔のポップス等を流すと低音の存在感はあまり出ませんが、最近の低音も高音も盛々な曲だと相性良し。
音量を上げると高音域はチャキチャキ感が出すぎてうるささも出てしまう。
でも低音も存在感を増すのでこの辺りは曲や場所によってうまく調整するしか無い。

iPhoneで使っていますがゲームでも案外遅延が少なく、動画じゃなければ気になりません。

デメリットとしては電源ボタンのライト。
使用中は2,3秒に1回点滅するんですがこれがかなり眩しい。
小さいインジケーターならまだしもこの大きさと明るさで頻繁に点滅するのはひどい。
じゃあ反対に向ければ。と思うんですが近くに壁やものがあると反射でも気になるレベル。
ベッドサイド、枕元に置いても使えると思ってたんですが鬱陶しくて諦めました。
次のアップデートがあれば是非この照明をオフにするかもっと弱くして欲しい。

後はレビューで散見される「重くて残念」という点について。
個人的にはスピーカーは軽い方が音がスカスカだったり本体が共振しまくって残念な印象なので
約175gというこの重さは信頼できます。
この小ささだと持った感じのズシっと感が凄いので驚くのはわかりますが。

総合的には約二千円、セール時なら千円台で買えるにしては非常にお買い得。
muzenのお洒落なスピーカーだったり、JBLのスピーカーも良いですが
コスパ的にはこのA106 proが一番良さそう。
最小級なのは間違いないし、筒型で上向きなので指向性をあまり機にする必要もない。
Ankerの似た製品も候補でしたがレビュー動画を見る限り音質が中途半端な傾向に感じたので
だったら割り切ってかつ安いEWAの方にしておこう。という買い物でしたが正解でした。

インジケーターの眩しさが無ければ10点満点と言いたいスピーカーです。

Yanyin Canon 1DD+4BAのスイッチ付きハイブリッドイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。Yanyin Canon。
カメラとは勿論全く関係ありません。
比較的新しいメーカーですが、いわゆる中華イヤホンという廉価な価格を想像し易いものと違い
ちょっとお高いタイプのメーカー。
えげつない形状とお値段ですがパワーのあるイヤホンとして高評価が多いので思い切って手に入れました。



0.78 2pin仕様で本体は樹脂製。シリアルナンバーが刻印されており、フェイスプレートの模様は個別に異なります。
1DDはバイオロジカル系素材の振動板を採用し、主に低音域用。そこに4つのBAが中高域を担うようなTHE・ハイブリッド構成。
3つのスイッチはそれぞれ低音域・中音域・高音域の調整用ですが中音域についてはそこを上げ下げするのではなく
低音高音の2つを調整するようなスイッチらしいです。
えげつないほどに段差の付いた形状となっており、人を選びそうなものに見えますが装着感はビッタリ。
これがエルゴノミクスか。と納得させるような密着感があります。ノズル自体は真ん中に出っ張りが有るタイプで金属製。
根本の樹脂が角度、長さともにかなり癖のある形状なので人は選ぶかも。
イヤーピースは普段使っているものより奥に刺さる分1サイズ落としてちょうど良いくらいでした。
よくある小さなベントは見当たらず、大きめのメッシュで蓋をされたベントらしきものがスイッチの付近に1箇所のみ。

音質としては濃いけどもしっかりと分離感もある高品質ドンシャリ。
スイッチが000(全てオフ)の状態でも結構な低音重視ドンシャリです。
装着感の深さからくる影響もあるでしょうがスイッチをONにした時にはサブベースからずっしりとしたボリュームのある
低音域がグッと出てきます。 バスドラもベースラインもゴリゴリと。
勿論濃すぎると思ったら低音をオフ、あるいは中音域スイッチをいじることで結構バランスは変わります。
しかしどのバランスにしても重みのある低音の存在感はしっかりとあるので個人的にはとても好きな低音。
出しゃばらないけど存在感のある、引き締まっているのに重みが強い低音です。

中高音に関しては低音の存在感から若干控えめに感じます。
しかし埋もれてるというわけでもなくドラムの金属類やホーン等の金管楽器はキッチリと粒立ちよく響く。
男性Voが少し凹みやすいが、ここはイヤーピースやケーブルの交換である程度補強可能。
個人的にNiceHCKのsilverloongが良い感じでした。
音場としてはベントが少なくノズルが長いこともあって並~ちょっと狭め。
少し空間を感じる狭さがある。
共にパンチの強さがしっかりとあり、刺激的な部分はしっかりと刺激的に。
太さの欲しい部分も濃く強く押し出してくれます。解像度という意味では妙なクセなく標準的。

全てオンや、低音高音オンにした時はかなりの暴れん坊っぷりなのですが
最終的には001。高音域だけオンにする形で私は落ち着きました。
000で物足りなく感じた高音域を補いつつ、低音のパワーはそのまま。

KiiBoomのEvokeも弾力感があって存在感の強い低音と、パンチのある中高音が良いバランスでしたが
Canonはお値段分バランスの良さ、それぞれの音域の粒立ちの良さを感じました。
中高音の解像度、抜け感を最重視する。ナチュラル、フラットな傾向の音が好きという人でなければ
まず間違いなくオススメ出来るハイクラスなハイブリッド機。
一口にドンシャリと言っても細かい好みの違いはどうしてもあるもの。
そこを3つのスイッチで細かく調整のできるCanonはかなり懐の深さを感じました。

強いて気になる点をあげるとすれば少し話題になっている「イヤホン耳」ですかね。
奥までずっぽりとはまる分、外した時は耳の中が涼しいような感覚があります。
2,3時間つけても痛いとはなりませんが流石に血行が気持ち滞るような感覚もある。
でもこの辺りは相性もあるしどのイヤホンでもカナルなら装着疲れは多少なりある。
後は見た目が物によってちょっと柄が極端なバランスになっててダs...。ここは運。

低音域の濃ゆいドンシャリを求めるならCanonは避けて通れない機種になるんじゃないでしょうか。

オススメな人:低音、ドンシャリ好き全て。
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/10点 十分にお値段分の価値はある音と質。

QCY ArcBuds 多機能でより低価格に抑えたワイヤレスイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。
QCYよりリリースされているノイキャン付きTWS。ArcBuds。
昔から認知はしていましたが使うのは初めてのブランドです。
SOUNDPEATS等がbluetoothイヤホンを出し始めた辺りからより低価格な商品をリリースしていたイメージ。
このArcBudsもANCを搭載しバッテリー駆動時間も標準以上を満たしながら定価は現時点で6千円程度とリーズナブル。タイムセールでは4200円程度。
今回はクーポンコードを用意していただいたので、諸々で4千円程になります。

 

 




 
ツヤ消しで薄く、コンパクトな充電ケース。充電端子はType-C。インジケーターは1個のみ。
イヤホン本体はノズルが長短めなどんぐり系筐体。
付属イヤピも当然軸が短いタイプですが、ドットスパイラル系のイヤピならケース含め問題なく装着可能。
ケースと同じくツヤ消しでコンパクトな樹脂筐体。
フェイスプレートのロゴがちょっと某日本放送的。
タッチセンサーですが筐体に縦の長さがあるので装着の際に誤作動は起きにくい。
というよりもデフォルトで1回タッチに操作が割り当てられていません(重要)


専用のアプリがあるので、そちらから様々なイコライザ設定があるのは勿論自分で細かくカスタマイズも可能。

タッチ回数による動作も選べる。ゲーミングモードも搭載してる他、電源オフタイマーという設定もあったり。
大手に近いというより、大手以上に親切設計です。

かなり幅広く設定可能なEQ

ノイキャンモード、デフォのサウンドも

電源オフタイマー設定は初見。便利そう。

このArcBudsの凄いところはこの価格でANCどころかパススルーも搭載されているところ。
ANC自体は周囲の音を根こそぎ抑えるというより音の反響、残響を抑える感じ。
人の声が聞こえなくなるというレベルではありませんが、かなり抑えられますし、ちょっとした雑音は相当小さく。
モードを変えても音質にはさほど影響もありませんでした。
パススルーはしっかりときれいめに音を拾えるので、マイク性能が結構良さげ。
にしても、ノイキャンのモード、強さもアプリで選べるのは本当に大手顔負けという感じ。
ちょっとした物音が抑えられれば良いとか、弱めのノイキャン需要も意外にあるのかも。


音質としてはDD1発らしいダイナミックさのある、広がりが気持ちいいスピーカーライクなサウンド。
ノズルが短いのも影響してるのか、10mmサイズのDDをフルに使い切るような濃さのある重低音。
サブベースはどっしりと底から震えるような重く濃さのある音を出せる。
気持ちボワついてはいるけど広がりがあるぶん閉塞感は全然無い。
ベースラインも前にグイグイと出てくるけど中高音もキチっと被らず主張。
中音域については最近のよくまとまった繊細さのあるサウンドではなく、いかにも1DDだなぁという
パンチと伸びがある。解像度は高くないが気持ちいい音。
高音域も金属的な表現については多少繊細さに欠けるが、きっちり聴き取れる量感は保っている。
昔よく使っていたSOUNDPEATSのQ30というbluetoothイヤホンがこういうどんな楽曲も
迫力がありつつモッサリとしすぎない、楽しく聴かせてくれることを重視したような音質でした。
勿論イコライザで結構自由にいじれるので、低音もうちょっと大人しくても良いとか
中高音を目立たせることも可能。

QCY ArcBudsはデザインこそ他メーカーに比べシンプルですが質実剛健といったような印象。
というか単純にコスパが高い。
ノイキャンやゲーミングモードも専用アプリでイコライザもいらないから五千円以下で良い感じのワイヤレスイヤホンが欲しい!
という需要は結構あると思います。
でもそれらを搭載してるのにセールやクーポンで五千円切っちゃうワイヤレスイヤホンがQCY ArcBuds。
最近レビューしたワイヤレスイヤホン達と比べてもコスパという意味では相当に強い。
音質的にもやたらと開放感のある広い鳴りは非常に気に入りました。
カラーリングも黒一択ではなく白もあるし、IPX5防水性もある。
バッテリーも通常なら8時間、ANCを使っても7時間と、1日歩きまわってる間つけっぱなしでも問題がないレベル。

妥協なく無難に強いTWSを求めるならとてもオススメ。5%OFFクーポンをいただいたので、ぜひご利用ください。4000円程度のお値段になります。

クーポンコード:TT8MEEQQ 

使用期限:2023/8/4 15:01 JST〜2023/8/8 23:59 JST