Questyle QCC Dongle Pro 超小型のiPhone/iPad向けBluetoothレシーバー・トランスミッター

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
世界初のMFi認証を取得したロスレスBluetootuトランスミッター、QCC dongle pro。
iPhoneはAACというアップル独自のコーデックを使用していますが、aptxやLDAC等、Android端末で対応してたりする
コーデックには対応していません。
AACもSBCより高音質なコーデックとされていますがLDACやaptx Adaptiveならもっと音がよく感じるかもしれない。
そういう人向けのアイテムです。

MFi認証をアピールしているだけでゲーム機や他の端末でも全然使えます。 


本体は非常に軽量で小さい。似たようなタイプの製品は数あれど、端末に装着した状態で最も存在感の無い大きさじゃないでしょうか。
外装は残念ながらABS樹脂。金属製っぽい見た目なのはコーティングだけです。

bluetoothのバージョンは5.4。
対応コーデックはSBC、aptX、atpXHD、aptXAdaptive、aptX Lossless、LDAC

インジケーターが1箇所付いており、こちらでどのコーデックに接続しているかが判断出来ます。
(SBCは青、aptXは白、それ以上の高音質系は赤色等)

iPhoneでの使い方としては挿すだけ。
2,3ミリ程度の段差があるケースを使っていますが、特に問題なく装着できました。抜けやすいとかそういうのも無し。
自動的に専用アプリをDLするかどうかのメッセージが流れるので落とすだけ。
シンプルで扱いやすいです。デバイスを追加したい場合は更新を押してペアリング。
ペアリング後は選択可能なコーデックを選ぶ。これだけ。
一応、ファームウェアが1.50以前だとLDACがかなり不安定なバージョンらしいので新品でも中古でもまずはファームウェアをチェックしましょう。



SOUNDPEATS H3がaptx adaptiveもLDACも対応してるので試しに使ってましたが接続性に関しては電車内で2回。
大量の人とすれ違う際に途切れることがありました(LDAC)。
駅中や改札付近等、いかにも人が多い場所では途切れないのに電車内で途切れたのは謎。たまたま同じようなワイヤレス環境を持ってる人が近くにいて干渉
したのかもしれません。
逆にいうと基本的には途切れず思ったより強い。LDACは自分としてもかなり不安定なイメージが強かったので良い意味で裏切られました。
安定度優先にしてもaptx adaptiveでも十分同じくらい音は良い気がするので良し。

やはりAAC接続よりは低音がよりどっしりと低い部分まで出るようになったと感じます。
一番良かったのはiPhoneだと音量メーターが細かく上げれる点。
メーター数自体は変わってないと思うんですが「ここから音量爆上がりする」という事象が解消された。

基本有線派という人もbluetoothアンプを使っている人はこいつを挟むだけで手軽に高音質コーデックに対応出来ます。
消費電力もiPhoneで1,2日試した限りは特に違いを感じないレベル。
つけっぱなしでも画面がオフになるとしばらくしてオフになるので挿しっぱなしで消費しまくるということもない。
個人的に唯一生じた問題は縦向きのまま、カメラレンズ付近についているスタンドを立てるとドングルが干渉する点。
当たり前ですがいくら小さくても末端に凸が出来るのでスタンドと末端が机との接点になる置き方は出来ません。
テコの原理で端子に力がかかるので出来たとしても非推奨。

こんなことしか問題がない程度には大満足の製品でした。
アリエクのセールでもある程度安く購入出来ますが、国内でも現状は中古が散見されます。(旧ファームウェアでLDACつかえねー!となった人かもしれない)
同じような製品探してたけど接続が不安、邪魔になりそうで不安という人には現状LDACもaptx LLも対応しているコンパクトなドングルとして唯一無二かなと思います。
オススメ!


総評
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/9点(格安でもないので外装の安っぽさはちょっと不満)

NICEHCK NX8 SE(Special Edition) 1DD+6BA+1PZTのトライブリッドイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。(公式リンク)
以前リリースされていたNXシリーズの最新作であるトライブリッド構成のイヤホンNX8の「日本限定チューニング」モデル。NX8 SE。
元々気になっていたモデルではあったのですが個人的にNX7 MK4からNXシリーズらしい尖りが丸くなっていたのもあり見送っていたモデル。
そんなNX8に「派手さ」をプラスした日本独自版のモデルが春頃にクラファンスタートしていたのでいってしまいました。




0.78 2pin端子で樹脂製の軽量なボディ。トライブリッド構成ですが全く感じさせないコンパクトな大きさ。
気持ち短めの金属製ノズルが根本からの盛り上がり含め少し斜めに伸びている。
滑らかで凹凸の少ない形状なので装着感は癖なく奥までしっかり押し込める感じ。
ベントは丸い形状で少し大きめのものがpin端子傍に1箇所と内側に1箇所。さらに長方形のベントがFP縁の金色部分にあります。
音漏れは結構ある。ベントがどれも割と大きめなことと樹脂筐体でレジン充填がされているわけでもないので想像以上には漏れた。
フェイスプレートは金色のアルミニウム合金で縁取られた星空模様。
商品画像だと結構きれいに見えてたんですが実物は樹脂の表面加工が分厚めなこともあって案外ぼやけた感じ。


音質としては無印版を聴いていないので比較は出来ませんが完成度高めのソリッド系ドンシャリ。
10mmの1DDはチタンメッキ振動板を採用。
サブベースのボリューム感は並で、あまり強い存在感はないが結構下の方まで出てる。ダンスミュージックだと割とゴリっとは出る。
ミドルベースはそこそこ存在感があり、それでいながらチタンコートのおかげか分離感が良くソリッドに引き締まっている印象。
逆に言うと余韻が少なめではあるので少し明るめの中高音と相まって若干腰高に聴こえるかもしれない。
ただし一昔前のNXシリーズを期待してる人にはむしろ「これくらいは明るくないとな」と感じるはず。
締まっている分メタルのギター等太めのサウンドも迫力は出しつつスピード感がある。
樹脂筐体であるにもかかわらずこのタイトな雰囲気はNXっぽい。

中高音はいかにもピエゾっぽい若干粗さのある元気な刺激が出るときもあるが基本的には全体に伸びも分離感も良く優秀な感じ。
若干ドライな印象でタイトな低音と合わせて完成度の高いソリッド系ドンシャリな印象を受けました。
男性ヴォーカルも女性ヴォーカルも抜けよく程々に伸びる。カッティング系のギターは思ったより他より凹んで前に出てこない。
6BA+1PZTなんて積んでたらさぞ刺激的な音をしてるに違いないと思いきや定価約3万に相応しいパンチと解像度。
ただ最近流行ってる?気のするマイクロプラナーを複数積んだ上位価格帯の中高音域と比べるとちょっと物足りない。
NX8 SEでしか味わえない栄養を期待してると「普通に完成度高いけど値段なりではあるな」と感じてしまった。

日本限定板なので販売経路が制限される云々とありますが結局はアリエクとかでも普通に買えるようになる予感はする。
普通に良いドンシャリイヤホンですが無印との差はそこまで大きくないようなので、気になる人はまず店舗で聴き比べをしたほうが吉。



総評
個人的好み度:10点満点中/7点
完成度:10点満点中/10点

ZiiGaat Luna ブランド初のフルBAイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)(Linsoulリンク)
ZiiGaatよりリリースされたブランド初となる6つのBAを搭載したフルBAイヤホン。Luna【PR】
6万近い定価に相応しく、Sonion製BA2基とKnowles製BAを4基搭載。
ZiiGaatといえば基本的にPOWERのある音が定番ですが、一体どんな具合なのか。


筐体は基本的にいつものタイプ。0.78 2pin端子で、大きめのメッシュベントが天頂部に一箇所のみ。
装着感は相変わらずの良さ。食い込むような形ではありませんがいつもよりワンサイズ落としたイヤピでスッポリハマる。
ガチガチに密着の取れるタイプというわけではないので遮音性等は普通。圧着感を高めたい場合は最近低価格帯でも増えてきてる
ぺったりとしたシリコンイヤピがオススメ。個人的にはあまり好きじゃないのでいつも角笛です。



フェイスプレートはこちらも最近定番になってきた個体差のあるグラデーションカラー+ラメ。
Lunaは月を意味しますが大きめの星を模したようなラメとグリーン系の細かいラメ、そして群青のラメという色使い。
月というよりは地球のような? 月からみた地球みたいな印象を受けます。

音質としてはフルBAらしいカッチリとした硬さがあるフラット寄りなサウンド。
サブベース自体は控えめ。ここが一番大きく他シリーズと違う部分でした。キックやミドルは並にボリューム感がある。
DDから出されるような弾力的な低音ではなくフラット寄りなクリーンなバランス。
ここで一気に好みが別れるとは思いますがブランドBAだけあり解像度は全体で非常に高く、他音域が突出してるわけでもないので
低音が弱いなぁという印象にはあまりなりませんでした。
ただサブベースがバッサリとカットされた印象が強いのでそこが弱いと困るよ!という人には難しい。
2.1chスピーカーのウーファー出力を一気に最小まで絞ったような雰囲気。
個人的に気に入ったのはベースのスラップサウンド。
ベースラインの膨らみがボンボン来なくて若干物足りない感じはありつつも、スラップのペキペキ感が非常に気持ちいい。フュージョン系の楽曲と相性良さそう。
スラップを多用するソロを聴いた時にかなり印象が変わりました。 重さよりもキレ重視に振るとこうなるんですね。

中高音は透き通った印象の強いサウンドで、刺さりはまったくない。
ギターのカッティングが気持ちよく聴けるタイプのキレの良さ。温もりは弱いがこのちょいクールでフラットな音は良い。
同じ6BAで構成されていたSLIIVOのSLT6は圧のあるタイプだったので人によってはフルBAなのにPOWERありすぎ!となりそうでしたが
Lunaはキレを上げつつフラットに仕上げてるのでBAサウンドに「静寂感」をイメージしてる人にはコチラのほうがオススメかも。
ヴォーカルも全体の中で飛び出ず凹まず、サ行の刺さりも無くバランスよく伸びる印象。
余韻や艶は少ないと思う。

ZiiGaatの今までのイヤホンからすると結構異端の出来。
結局ブランドらしい低音の強さあるんでしょう?と思ったら本当にスッキリとした見通し重視の音。
フルBAにしたんだからフルBAでしか作れないような音にしよう。という意気込みを感じました。
私が今まで持ってたイヤホンだとフルBAでも低音は強いぞ!というものしかなかったレベルなので新鮮。
ESTRELLAのようなギャンギャンに眩しい派手なサウンドも良いけど、フラットで落ち着いた雰囲気をしっかりと味わいたい人にオススメ。
POWERは一旦置いとくぜ!という潔さを感じるチューニングでした。



総評
個人的好み度:10点満点中/7点
完成度:10点満点中/10点

AZLA TRINITY 新イヤピ付きのエントリー有線イヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。(アキハバラe市場リンク)(楽天アキハバラe市場リンク)

株式会社アユートがAZLAと共同企画したコンセプトモデルのイヤホン。TRINITY【PR】
AZLAと言えばイヤーピースで散々お世話になっているという人も多いであろうブランド。
今作は定価が税込み2,200円で、新作のイヤーピースであるSendaEarfit Tが4サイズ付属します。

※次回入荷予定は8月上旬頃予定

「全ての音楽好きの方へ高音質体験を提供するスーパーセントリー有線イヤホン」という触れ込みですがその実力はいかに。




まず本作は3.5mmプラグ/120cm長のケーブル版と、Type-C/マイク付き150cm長の2バージョンが用意されています。
それでいてお値段は固定なので、Type-C版が欲しかったと言う人にも選びやすい。
ただしケーブルの長さが異なる点と、先日オフィシャルより発表のあった通り

※USB-Cタイプのみ
・最大対応サンプリングレート:96KHz/24bit → 48KHz/16bit


という点にはご注意ください。
生産国も当初は韓国でしたが中国となっております。後者はまだしも前者は人によって影響が大きいと思いますので。


リケーブルは不可。お値段的にしょうがないですがその分金属筐体でありながら非常に軽量。
端子の根本も補強がありながらスマート。
私は3.5mmのブルーを選択しました。宣材写真でも一際鮮やかに見えましたが現物も綺麗です。
ノズルは若干短めで、先端が少し大きい縁取り。
ベントはLR表記の付近に一箇所。
少し残念なのは触るだけでは左右の区別が付かない形状にも関わらず、ケーブルの根本等に判別用のポチっとした印が
付いていない点。
寝ホンとしても使えるサイズ感なのですが部屋が暗いと左右がわかりません。

←MサイズEarFit T Lサイズ角笛→






装着感に関しては弾丸型だけありイヤピに強く依存しますが、このSendaEarfit Tはかなり良いですね。
若干ペトペトとしたタイプですが流行りの液体シリコン系のような強いベタつきではなく、埃もそこまでくっつきません。
公式によると傘部分が先端に向かって肉薄になる独自構造を採用しており、耳への圧迫を抑えつつ遮音性は上げているとのこと。
口径も角笛ほどではありませんがホーン形状に少し広くなっており、イヤホンから出る音をストレートに伝達。
比較写真を取ってみましたがノズルの長い角笛に比べてより汎用性が高い形状ですね。
軸がしっかりとしてるので固定感もしっかりある。
しっとりとした素材感の為、弾丸型のTRINITYも割としっかり固定されます。個人的に液体シリコン系のベットリ感は苦手だったがこれならアリ。

音質については低音強めのウォームドンシャリ。
ドライバーについては8mmの極薄のPU+PEEK複合膜振動板を2枚の樹脂層でサンドした46μ厚3層レイヤー構造振動板と、
外磁型マグネットを採用した「発展型ARDドライバー」。歪みの少ない、1DDでありながらワイドレンジ再生を可能にしたというもの。

低音についてはミドルベースが多めで、一番目立ちます。
解像度は比較的悪くありませんがちょっと膨らみ気味なので迫力こそありますがちょっと暖色傾向。
このサイズ感のイヤホンは久々に使いましたが耳掛け式に比べても遜色のない量感。
深さはそこまでありませんがノリよく聴けるタイプ。

中高音については音数の多い音源だと低音域に押されて引っ込み気味ですが、分離感はそこそこに高い。
弾丸型でベントも1箇所しかありませんが奥行きがあり、ドラムの金属類がしっかりチキチキと聴こえる。音数が多くなければヴォーカルもそこまで凹まない。
ギターの辺りはちょっとモタっとした部分もありますが低音域の力強さが影響してメタルやロックはズクズクと重めの刻みサウンドが良い。
ASMR系との相性も良好で、声にちょうどよく熱があるので好みでした。
静かな環境音だと分離感の高さが特に目立ちます。

ポーチ付き

個人的には「音質最優先」と箱に記載されてはいますが結構クセのある音だなと思います。
2,200円という価格で単体売りされたら1000円前後はするであろうイヤピが付いているのは非常に魅力的。
ただし初めての有線としてオススメするかと言われたら迷います。
定位感や分離感の高さ、低音の迫力の強さからゲーミングにはちょうど良いと思いますがタッチノイズにはちょっと弱い構造ですし。
音楽用にはもう少しスッキリとしたバランスの良いサウンドの方が万人受けしそう。

初めての有線イヤホンデビューにというよりは、既に1,2個所持している人が「AZLAの新作イヤピも付いてお手頃だ」と飛びつくような感じ。

eイヤホンをはじめ家電量販店でも取り扱いのあるメジャーなブランドなのでまずは試聴をオススメします。

SOUNDPEATS H3 モリ盛りのハイブリッドTWS

 

今回ご紹介するのはコチラ。(アマゾンリンク)
SOUNDPEATSより発売された最新ワイヤレスイヤホン。H3【PR】
先月から発売され、すぐに在庫切れとなってしまいましたが最近では少々安定的に。
1万を超える強気の価格と構成ですが色んな意味で「盛ってる」イヤホンです。
PU+ウール素材の12mmDDにBAを2基搭載したハイブリッド構成。
まさかのウール素材を使用した振動板のDDが来ました。しかもPUと複合。
そこにBAも組み合わせたこの時点でクセの強い雰囲気ですが、見た目も斬新なデザインになりました。

本日23時59分までの5%OFFクーポンコード:SPH3XZK01


ケースは恐らく初めて?上蓋がスモークがかったスケルトン仕様になりました。がパッと開くタイプ。
少し深めの収納部で、イヤピは純正の軸が短いタイプ以外でも収まるっちゃ収まる。
革風の模様が付いてゴージャスですが樹脂素材です。
一瞬「技適は!?」と思うかもしれませんが蝶番?のあたりにちゃんと表記あります。



本体は樹脂ボディですがまずフェイスプレートがとっても綺羅びやか。今までのスティック型TWSも
割と輝きを放っていましたが前面に押し出してきましたね。
IPX5の防水性能と、透明度の高い樹脂にはUVコーティングも。外で使えと言わんばかりの仕様。
ベントはDDの真上に一箇所と、後他にも3箇所程穴はあるけどマイクっぽい。
結構ぶ厚めのデザインとなっており、段差もしっかりとあるタイプ。
ただしノズルの配置がかなり端に寄っており、根本を含めてもやや短め~標準的な長さに収まっているため
装着感は見た目の割に普通。食い込みが強い感じではない。
ノズルはかなり細かく気の使われた仕様になっており、イヤピがズレにくいよう模様が入っています。
メッシュデザインも今までの作品を踏襲したヤツ。
ノズル自体は短めなので長いイヤピは収まりが良くないです。
交換したい人は軸を短いイヤピから選択しましょう。



アプリ画面は割といつも通り。
音声ガイドが珍しくドイツ語・日本語も選択肢が増えていたので日本語にしたのですが
「電源オン!」「こねくてっど!」という感じでした。前者はまだしも後者。

音質としては接続環境にもよるが基本大盛りの低音と硬めの中高音が迫るサウンド。
箱出し後は1,2時間でも良いので適当な音楽を大きめの音量で掛けて慣らし運転をしたほうが良いと感じました。
H3はSBC/AACはもちろんLDACやaptX Adaptive、ロスレスにも対応していますがその接続方法でもかなり感触が違います。

低音は12mmの大口径が放つ距離の近いモリモリのボリューム感があり、サブベースからキック、ミドルまで支配的に存在感を出してきます。
シンセ等の低音が普段だとビリビリ程度にしか響かないのにゴリゴリと弾力感を伴って襲ってくる。
不思議と分離感は悪くないので殊更「この音がこんな前に出てくるのか」と驚きます。
中高音はヴォーカルからドラムの金属までどれもクッキリと別れてパンチのある硬さ。
正直箱出しだと耳が痛い部分もありました。そういうパンチです。
慣らし運転後は多少落ち着きますが一昔前のやんちゃハイブリッドサウンドを思い出します。
楽しく聴ける刺激的なサウンドであることは間違いなく、分離感や解像度もそこそこ良いです。
ただ低音域の膨らみに負けてちょっと丸くなってしまう部分もある。

私はiPhoneなので外だと基本AAC接続。
自宅ではaptx AdaptiveやLDAC対応のドングルやらDAPがあるのでそちらでも接続した所音質が大分変わります。
基本大盛りで派手サウンドですが音の天井感が全然違う。
ベントの少ない筐体の影響もあってAACだと狭い空間に低音がドゥンドゥン響き、負けじと中高音が暴れまわる感じですが
aptx Adaptive・LDACにおいては低音は若干締まり、中高音は解像度がグンと上がり尖りは殆ど気にならない。
上下に余計な尖りがなくなる分中音域、特にヴォーカルがより前に出てくる。元々解像度は悪くなかったのが
高音質なコーデックになるとより高まるので気持ちいい。
正直な所iPhoneでしか使わない人ならちょっと勿体ない。

EQは結構細かいバランスでいじれるようなので触ってみました。
それがコレ。



殆ど変わってないじゃんと思うでしょう。
中高音で一部ほんのちょっと下げて、一部ほんのちょっと上げて。
この程度じゃないとBAが暴れん坊になってしまうんです。
低音を下げてバランスを取る手もあるんですがこの低音は減らしたくない!と思ったので
どうにか耳に痛くないように、でも低音に負けて丸くなってる部分はちょっとでも解消されるようにとしたバランスです。

iPhoneに繋いでる人でこっちのバランスも良いぞ!という人がいたら教えて下さい。


ノイキャンについては-55dBを謳うだけあり直近で言うとヘッドホンタイプのSpaceシリーズと同等程度にはしっかり効きます。
例によって車のエンジン音や人の歩く音なんて無音同然になるのでちょっと怖い部分もありますが。
電車内で使うと一気に雑音が減る。
バッテリーに関しては7時間という表記で、ハイブリッド構成の割には特別普段より減っているわけでもない。
伊達にゴツメの筐体になってないですね。
10分の急速充電で2時間使用可能となってるのでちょっと用を足す間に充電しておけば帰り道の分はほぼ確保できるようなレベル。
例によって低遅延(ゲームモード)もあるので、PCに接続してゲームをするときも快適。
特別装着感に優れるわけじゃないけど、逆に痛くなる要素もないので2,3時間は平気で使えます。


シャンパンゴールドって感じ

1万を超えるクラスではありますが、基本スペックは高いし細かい仕様もお値段分ゴージャス。
ただしSBC/AACを使う環境しかないのであればちょっと勿体なさを感じるイヤホンでした。

※累計30時間程度鳴らした段階ですが、iPhoneでも大分こなれて中高音の尖は落ち着いてきました。
最終的には結構オススメ!



SOUNDPEATS Space Pro 同軸デュアルドライバ搭載のワイヤレスヘッドホン

今回ご紹介するのはコチラ。
SOUNDPEATSより新発売のオーバーイヤータイプのヘッドホン。Space Pro【PR】
旧作のSpaceと比較をしながらのレビューとなります。
恒例のクーポンコードもいただいていますのでご利用ください。 5%オフ:SPSPACEP703



無印とProの主な違いとして
・40mmDDー → 40mm+10mm同軸デュアルDD
・LDAC対応に
・Bluetoothバージョンが5.3から5.4
・最大接続時間が123時間から151時間へアップ
・ANCの性能が最大-35dBから-47dBへ

が上げられます。
重さこそ20g程増えていますが基本的には全てのスペックがアップグレード。
細かな点ですがヘッドバンド部分の外側がナイロンから合皮になっていたり、ヘッドホンの表面もプラスチックから
合皮になっていたり。デザイン的にもアップグレード。
装着、操作性でいうとイヤーパッドの表面がプロテインレザーと柔らかいメモリーフォームを採用。
Spaceも十分並に良い装着感でしたが、柔らかく肌触りの良い被膜とふわっと柔らかい素材で装着感アップ。
ガッチリとした安定感という意味ではSpaceのタイプが好みの方もいると思いますが個人的にはSpace Proの方が◯。
スイッチも少し改良。Spaceだと表記も付いてはいるけどわかりにくかったボタンがもっとわかりやすい見た目に。

無印から



ここからPro スイッチがわかりやすく。

むっちり感の増したイヤーパッド

ナイロンから合皮へ



音質としては余裕を感じる低音域と分離感の優れた中高音。
SpaceがDD一発らしいパンチのあるクッキリハッキリとしたサウンドだったのに対しSpace Proは
ドライバが増えたことで明らかに低音域の底が増えた。LDACに対応したという点を除いてもです。
専用アプリの都合でまずはiPhoneで毎度テストしているのですがAACでも全然違いました。

幅が広がったことで楽曲によってはサブベースもしっかりと前に出てくるように。
出しゃばるようになったわけではないのでミドルベースも余裕を持った鳴り方をするだけでウォームなバランスにはなっていない。
密閉型のヘッドホンなのでキックはそこそこ反響を感じますが。

中高音は10mmというヘッドホンとしては小さめのドライバがうまい仕事をしているのか、一発のSpaceでは
パンチのあるビシっとした硬めの音だったのに対し繊細で柔らかいが主張はしっかりとある。
Spaceのパンチも刺さるようなタイプではないので、ここも好みですがドラムの金属類のニュアンスはSpace Proの方が圧倒的に聴き心地が上と感じました。
ヴォーカルに関しては女性ヴォーカルだとSpaceの方がわかりやすく前に出てくるが若干刺激的。
男性ヴォーカルだとSpace Proの方が低域に余裕がある分熱量が強い。

大きな違いとしてはやはりLDACに対応したことで対応機種に繋げば手軽に音質が向上する点。
ちなみにどちらも有線対応してますので、デスクトップで使う場合等はアンプに繋ぐことで更に音質の余裕も期待できます。
Spaceの方が優れているのはお値段だけでなく、僅かな違いですがゲーミングモードは65msとSpace Proの77msに比べ少々上。
また10分間の充電で12時間の再生が可能という急速充電っぷり。
Space Proの方は5分で4時間再生可能とあるので同じ比率だとしたら10分で8時間分?
どちらもちょっとした時間で一気に充電出来るのは良いですね。
諦めて有線にしなくても2,3時間使う分には数分で良いという具合。



公式アプリはSpace Proの方がマルチポイントとムービーモードという項目が増えていました。
イコライザに関しては同じ。
取り込みとノイキャンですが、取り込みは心做しかSpaceの方がより人の声を取り込んでくれるかも。
ノイキャンについてはスペック通りProの方が上。 声も小さくなるし風音やPCの駆動音、車のエンジン音がほぼ消える。
外で歩きながら使うには危険なくらいちゃんと効きます。
イヤークッションがふんわりとしっかり耳を包み込みせいかノイキャン無しでも結構シャットアウト。そこに性能の上がったANCの合せ技という感じ。

暑い季節ですが外出中に防音優先する方にはやはりヘッドホンタイプが無難にオススメでしょうか。今から買うならスペックの盛られているProの方がオススメでした。


Divoom Itour-S コンパクトでパワフルなbluetooth スピーカー

 

今回ご紹介するのはコチラ。(アリエク購入元リンク)(Amazon公式)
久々のスピーカーです。Divoomより販売されている小型のbluetoothスピーカー。Itour-S。
先日のアリエクセールで小型スピーカーを見てたらオススメに出てきて最終的に購入したヤツ。
Amazonで5980円。アリエクならセール時で半額以下にはなると思います。





Amazonの製品画像が本当にそのサイズ通りという稀有な例。
縦77mm*横46mm*高さ42mm 実寸で測ってもこれくらいのサイズ感です。
重さは約110g。クリップを含めて金属製なのでそこそこの重さ。
底面にType-Cの充電端子。正面にある-+ボタンは音量と曲送り戻し。真中のボタンが電源と再生停止・TWSモード切り替え。
左右にパッシブラジエーターが付いています。

IP67の防水防塵設計なので水場を始めアウトドアな環境で気軽に使えるヤツ。
クリップで挟んで使ったり、寝かせたり、一応縦置きでも使えます。
充電端子部分が少し平らに広がっているので安定感はしょんぼりですが自然に倒れるほどじゃない。
ただし低音がしっかりと出るタイプなのでつるつるな床だとちょっとずつズレます。
寝かせた時はクリップにシリコンリング+小さな突起があるので抜群の安定感。

私の場合この手のスピーカーは普段から使うというより、たまに長風呂したいときに持ち込んだり、旅行中音楽を聴く用に持ち出すことが多いです。
そこで重要なのが防水性はもちろんコンパクトさと音質の両立。
古くはBose Soundlink micro。最近だとMarshall Willen。音質が抜群なコンパクトスピーカーも手持ちにあります。
ただしそれらは手の平サイズというには若干大きく分厚く重い。
よりコンパクトで音質も良いスピーカーがあればと定期的にチェックしていたんですが現状このスピーカーがNo.1になりました。

今時パッシブラジエーターを堂々と見える箇所に配置している新作はちょっと珍しいかもしれません。
コイツがかなりいい仕事をするおかげで低音は見た目以上。筒型のもうちょっと大きめなスピーカーと大差ないくらいのボリューム感。ただしサイズのせいか中域よりの低音域はパッシブラジエーターが仕事を出来ないのか、急に薄くなる部分もあります。ここはサイズなり。
一発のフルレンジがクッキリとした音を出すので低音とのバランスも良好。
大音量が出るのでアウトドアでも使えなくはない。外で使うにはちょっと低音が霧散する分流石に頼りないと思いますけど。
iPhoneで3分の1くらいの音量ゲージで十分でかいくらいの余裕はある。
バッテリーも40%音量で10時間程度の再生時間。
初日4時間くらいつけっぱなしで3,4割しか減ってなかったので誇張でも無さそう。

うっすらとラメの入った小綺麗なホワイトで見た目も可愛い。他は黒とピンクがラインナップ。
青とか緑とか赤とか、もうちょっとうまくやればレトロ調な可愛いデザインになりそうですが拡張は流石にされないか。
定価はさておき数千円で買える小ささ最優先で音質も余り妥協したくないならDivoom Itour-Sはオススメ。

ぶら下げる紐がほしいならEdifierのMP100 plusも悪くないですが音が全体的に薄味。
多少重くても大きめでも良いなら未だに最初に上げたBose Soundlink microはオススメできます。
Marshallのwillenも見た目がかっこいいだけでなく音質までドンシャリで非常に良いのでオススメ。
小型スピーカーは良いぞ。