2025買ってよかったマンガ・モノ色々

 漫画編

 

望郷太郎 パイナップルARMY イズミと竜の図鑑 オーイ!とんぼ

今年は古めか、既に話題作だった漫画ばかり買ってた気がする。望郷太郎は大分読み進めてからへうげものと同じ作者だと知って驚いた。1巻だけ読んでスルーしてたけど思い返すと絵がそのまんまだ。故郷へ帰るためにそれまでとは全く違う世界観に足を突っ込んでいく様が良い。 パイナップルARMYはマスターキートンのプロトタイプ。この話見たな・・・ってパターンがいくつもある マスターキートン好きならオススメ。 イズミと竜の図鑑はこの中で唯一新し目。のほほんとした平凡なストーリーかと思いきや結構危なげな雰囲気のある漫画で今後が楽しみ。 オーイ!とんぼは風の大地が終わってからゴルフ成分不足になってたところにピッタリとハマった。 どちらも型破りな大型新人という流れだがプレイスタイルが全く違って面白い。 来年はもう少し新しい漫画にも手を付けたい。

 

モノ編

 

Columbia サップランドⅢ 

正確には 今年頭に買った。そこそこ暖かいし歩きやすい。滑りにくさは普通。レザーとナイロン2種類とも買う程度には気に入った。 いくら締めてもサイドジップがあるので着脱が非常に楽なのもポイント。普段より0.5落とすのが良さそうなサイズ感でした。今年のモデルはⅣ。少しアウトソールのブロックパターンが変わってたりするらしいのでキニナル...

 

Columbia ライトキャニオン ソフトシェルジャケット

パッカブル可能な薄手のジャケット。去年良かったヴィザボナよりも遥かに軽く、それでいて風は通さない密度のあるジャケット。逆に夏場はいくら肌寒くてもこれを着ると暑く感じるレベル。 秋~初冬で厚手のジャケット着たくない自分としては薄くて軽くて最高。

 

象印 SU-DA80-BM

蓋がとてつもなくシンプルなシリコン一体成型の水筒。保温性能がサーモスより高い。

 

3M コマンド  粘着フック Lサイズ  CML-GP-E  

粘着式の壁フック。ちょっと厚みのある専用シートがねっとりとくっつくので約2kgまでOKという強さ。ここにフック欲しいけど木材だから金属のシート貼らないと磁石が付かない。なんて場所に最適。今のところ剥がれたことは1回も無い。これだけ強力だけど剥がすときにダメージは無いらしい。

 

KINTO (キントー) KRONOS ダブルウォール アイスティーグラス 

350mlサイズの太めなダブルウォールグラス。持ちやすいし多少保温も保冷もしてくれる。厚めなので口当たりも優しい。もうちょっとだけ容量が多いと良かったけどそうなると細めのグラスになったりしちゃうんですよね。400ml~で扱いやすいダブルウォールグラスあったら教えて欲しいです。

 

Logicool G ゲーミングマウス G502X

G300の後継機を待ち続けて数年。出ませんでした。 仕方ないのでアリエクで何個か適当なマウスを試していたんですがコチラが意外とちょうどよかった。 高さの無い薄型ボディなので手の小さい自分でも扱いやすい。左側に5個ボタンがあるので進む戻るブラウザを閉じる等割り当てて使える。 左右対称がベストではあったけど全然ないですね。8ボタン以上を望むと逆に多すぎるゲーミングマウスばかり出てくる。ゲームでも普段使いでも全く問題なかったので今後はG502Xで行きます。 とりあえずで有線買ったけど無線verも買い足ししちゃおうか。
普段から使うものなのでずっと良いものないかと探してましたがようやく見つけました。大きそうだから無理。ってスルーしちゃうかもしれないけど全然いけます。

 

今年もなんだかんだお世話になるColumbia。
オーディオ部門ではとにかく大量に聴いて大量に入れ替えてという感じの年でした。
モノとしては水筒もマウスも長年悪くはないんだけど、理想とは違うんだよなぁと思いながら 使っていたところにこれだ!というものが見つかったので安心しました。
来年は据え置きの電波時計で理想的なものを見つけたいです。

 

EarFun OpenJump 低音モリモリのオープンイヤー型

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク
EarFunより発売されているオープンイヤー型TWS。Openjump。

今年、地味に何個か買ったりレビューしたりで試していたOWSですがOpenjumpはそれらの中で圧倒的な低音。
一方で装着感が他に比べて少し違う部分もある。


見た目からしてちょっと違うタイプ。

14.2mmの円形大型ドライバを搭載。ウール複合ダイナミック振動板を搭載。
全体的にスマートなデザインで、フックが細めなのは勿論、スピーカー部がかなり小さいです。
横幅のあるデザインが多いOWSですがOpenjumpは耳穴の上に来るだけでなく、耳穴にちょうど収まるようなサイズです。
デフォルトでやんわりスピーカーが内側に入るよう角度がついています。
これによって大体はすぽっと収まる。フックが細いので多少調整も効く。


この角度が良い感じ

・bluetoothは5.3
・再生時間はイヤホン単体で11時間。
・LDAC対応
・マルチポイント対応

主なスペックはこんな感じ。LDACオフ前提ですが11時間のバッテリーは非常に強い。
ゲームだけでなくyoutubeを1日ダラダラ見ていても途中で切れることがまず無い。ちょっと離れる間で急速充電も勿論OK。
ゲームモードもあるのでFPS等でも全然いけます。

音質としてはまず公式アプリは必須。
デフォルトでも十分良いんですが低音を盛るEQを選択したうえで、カスタム調整がオススメ。
Openjumpはオープンイヤーでありながら下手なカナル型よりしっかりしたサブベースを出すことが出来る。
それでいて半開放的な構造なので抜けが良いし中高音のパンチもしっかりとある。
AirPodsみたいな軽い装着感なのにしっかりと低音が乗ってくるタイプです。

キックからミドルベースまでもブンブンと盛れるし、解像度・分離感が高めなのでモワモワとした感じもない。
中高音もギターサウンドが低音の影響から太く、しっかりと芯のある音を出しつつジャキジャキとしたキレも失わない。
ヴォーカルは高めの女性ヴォーカルだと時折主張が強いがギリ刺さるほどではない。
超高音域は流石にカナル型に比べると漏れてる感じはしますがこの辺りはOWSなので妥協点。

EarFunらしい「これで良いな」と思う音質がOWSでもきちんと表現されています。
一度装着するとそのままぼーっと聴いていたく鳴るような、迫力と解像度、低音と高音のバランスが全部ちょうどよくレベルが高い感じ。

個人的に合わなかったのは装着感。良いように書いておいてなんですが実は左耳だけ微妙に合わない。。。
右耳はぴったりフィットするんですが左だけちょっと浮いてしまう。フックの調整も30度幅で効くようなんですがグイグイと強めに引っ張っても
治るのは最初だけでしばらくするとほぼ元に戻ってる気がする。
耳穴の中に入る作りなので、どうしても相性が出てきます。 OWSは耳穴の真上に来るタイプが殆どなのでこういうのは初めてでした。

後はゲームでも良いことは良いんですがFPS等で足音を拾いたいとか、そこまで細かいのはちょっと難しい。
後VCをしてるとその人の声の高さによって聞き取りやすさが全然違う。低めの人は良いけど中間的な男性の声は非常に薄くなるときがある。



とはいえ高級なお値段でも無しにLDAC対応で長時間のバッテリー性能、ゲームモードも対応ということで完成度は非常に高いです。なんと尼セールで6990円程度。
何よりも低音を重視するという人ならオススメ。
後は強いて言うならOWSの中でも若干遮音性は高いほうがいい人。 耳穴に滑り込むので音楽再生中は正直周りの音が結構遮断されます。
外でもある程度実用的に使えるOWSが欲しいという人にも良いと思いました。



総評
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/10点

QCY Crossky R70 大型ドライバー搭載のOWS

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク)
QCYよりリリースされたオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン、R70【PR】

17mm*12mmの大型楕円形ドライバを搭載しただけあり、耳の入口全体を覆うようなサイズ感。
角度がついているので自然に耳穴をカバーしてくれます。
楕円形ドライバですが出力部は円形の金属メッシュ。
角度とドライバの大きさのおかげか位置調整なしでちょうどよい開放感と音圧を感じることが出来ました。


全体的に大型に見えますがフックの耳にかかる頂上付近はちゃんと細めになってます。

メガネやマスクとの干渉も最低限に押さえてはいる。スピーカーに近づくにつれそれなりに太いのでメガネフレームとの相性はある。

・bluetooth 6.0
・LDAC対応
・IPX5の防水性
・単体で13時間の連続再生

と、QCYは相変わらず価格を押さえた上で基本スペックはしっかり高め。
大手ブランドで最新作なのにbluetooth5.1~3のを見るとズコーってなりますからね。
音質以前に接続強度やバッテリー持ちに関わってくるのでこのあたりを押さえてくるQCYの印象は良いです。

専用アプリの中で「フォーカスモード」なるものがあり試したのですがどうやらいろんな環境音を出して集中したい人向け。
焚き火の音や雨音等、無音も音楽も集中が続かないという人に良いやつですね。 個人的には使わないけど専用アプリでここまで用意してるのは珍しい。


音質としては上から下までバランス型。落ち着いた装着感と相まって長時間使いやすい音。
いわゆる低音ブーストモードはなく、用意されたEQやカスタムEQがありますが正直デフォで良い感じ。
EQでいじると一箇所だけを上下するだけでかなり全体のバランスが変わるので調整がむずいです。そして低域も全開にしたところで
もっこりと包み込む印象で重さは大して増えない。

というわけでデフォの音質で聴いた印象ですが、装着感の良さも相まって低域はオープンイヤーとして並~ちょい盛り。
本体が震えるレベルの低音ではなく、あくまで自然に大型ドライバから出したような適度に広がりのある低音。
ベースやドラムのパンチはインイヤーに比べて当然落ちますがオープンイヤーとしては普通。

中高音に関してはデフォルトの時点で結構シャッキリとした印象。大型ドライバ一発らしいパンチというよりはこちらも低音と同じく自然な伸びを意識したような印象。
人の声が聴き取りやすいうえでギターやドラムの金属系がギリギリ煩くないライン。
音楽も全然悪くないけど配信をよく見る人にとても丁度良さそうなライン。
低域がスカスカじゃないので物足りなさを感じません。
テレビのスピーカーの音を近くで聴いてるような感じです。


角度がついてるので長時間の装着にヨシ

迫力を出すインナーイヤホン寄りになるか、中高音重視で低音が少し弱めになるか、2つの選択肢のど真ん中をいったような音。
楽しく聴ける迫力よりも、長時間使えて装着感良くて音質はバランス良ければ。という人にオススメ。

CCZ CZ10 1DD+4BAの歯車デザイン

 

今回ご紹介するのはコチラ(Amazonリンク
CCZよりリリースされたゲーミングを謳うハイブリッドイヤホン、CZ10。

qdc端子で多分亜鉛合金の非常に重量感のある全金属ボデー。重いです。
ノズルは長く、若干強めの角度がついているタイプ。イヤーピースを角笛のような柔らかく軸の長いモノにすると相性が良くないかも。
軸が短めでしっかりとした素材感のイヤピがオススメ。(Kbearのコーヒとか)
角笛だとプラプラとした収まりきってない感覚がありましたが、交換すれば外使いで階段を歩いてても全く気にならない程度に固定されました。
ベントはノズルの根本と、DDの真上と言うよりは少し外側、BAのあたり?に1箇所ずつ。
内側にこの2箇所しかないこともあり、装着時の密閉感はそれなりに強い。
音楽を流していなくても耳栓的に結構ノイズが減少します。
全金属でかつガワの厚みもそれなりにあることが伺えました。


フェイスプレートは歯車を貴重とした彫刻?と言って良いんでしょうか。シールではなく段差のあるリアルなデザイン。


よく見ると中身の配線も見える
 4つのスワロフスキー的な装飾もアリ。メカメカしくて重い雰囲気を少し華やかにしています。

構成としては10mmのデュアルマグネットドライバ+PET振動板と、BAユニットが4基。
ZiiGaatでもよくある最近ド定番なハイブリッド構成ですね。
KZやTRN等低価格帯が多いブランド以外なら1万を越えることの多い構成ですが、CCZも前二社以上に低価格帯が多いブランド。
金属筐体とこの構成で現在のAmazon価格約5000円。
定価は相変わらずのJP価格ですがアリエクだと3000円台になることも。


音質としては程よい密閉感+重さとソリッドさの両立する低域+ギラつかないけど解像度高めの中高音。
つまり良い感じのドンシャリ。 今年リリースされた1万円以下では最強クラス。

サブベースからキック、ミドルまで一定に盛られた印象の低域は密閉感もありなかなかの量感。
しかし金属筐体のおかげかボワつきはほとんどない。ドッと出てスッと収まる。
最近は大きめのベントでこのあたりを調整してるような印象のイヤホンが多かった中、CZ10は内側の2箇所しかないベントで
よくここまで仕上げたなと思いました。
重みはあるのに余韻が少ないので、ウォーム系が好みだと少しここはあっさりに感じる人はいるかも。
ロック、メタルは勿論ポップスでもスカスカには感じないです。全体的に盛ってる。

中高音はキレ良く、刺さらず、分離感も高め。
超高域のような抜けた音や伸びの良さはイマイチ。流石にここは密閉感の高さの影響を受けた印象。
1000~2000人キャパの程よいホールでライブを聴いてるような密閉感です。
そんな狭くないけど広くもない。
ギターやコーラスの分離感が非常によく、ヴォーカルの伸びも高めの女性ヴォーカルだと若干天井を感じるけどそれ以外はまぁまぁ。
ドラムもバスドラからハイハットまでまんべんなく綺麗に聴こえる。低域の余韻の少なさがタムに対してちょっと「もう少し残って欲しい」と感じることはある。

ドンシャリでありながら低域の余韻の少なさによって中高音が際立つ。
ゲーミングと謳うのは迫力+人の足音のようなカサカサコツコツ音が聴き取りやすいとかその辺りですかね。
ベントが大きいタイプだと細かい音は「聴こえるけど音場が広すぎてすぐには認識しにくい」とかあるのでそれも含めて内側ベントしかない密閉デザインなのかも。

結論としては今年買った1万以下の中ではトップクラスのお気に入り。
国内Amazonでも定価こそ1万近いですが今では5000円台に下がったり。狙えばアリエクじゃなくてもそれなりに安く買えます。
お利口なタイプよりも少しだけ尖った、プラスチックよりも金属の方がなんとなく良いだろ!っていう人にはコチラが間違いない。
注意点としてはイヤーピースの選択。
最初に書いたように軸短め、素材もしっかりしたコシのありタイプが良いです。
あと軸が長いので耳奥にしっかりと押し込めるようなサイズ推奨。
そこをクリアさえすれば超オススメのドンシャリイヤホンです。

総評
オススメな人:ドンシャリ好き、金属筐体好き。五千円前後で強いイヤホンが欲しい方。
個人的好み度:10点満点中/11点
完成度:10点満点中/10点 付属品は価格なりかそれ以下ではある。本体に予算全掛け。

7Hz Diablo & Divine 神か悪魔か二種同時リリースの平面駆動ドライバ搭載イヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Diablo:Amazonリンク)(Divine:Amazonリンク)(Diablo:Linsoulリンク)(Divine:Linsoulリンク
7HzのCrinacle氏とのコラボチューニングモデル、Diablo & Divine【PR】

7HzはZEROでも同氏とコラボチューニングモデルを出していましたね。
今回のイヤホンはまさかの二種チューニング違いを同時リリース。
14.5mmの大型平面駆動ドライバを搭載した金属筐体のモデルとなっています。



いつもの0.78 2pin端子で、少し斜めに傾いて搭載されているのもいつも通り。
他ブランドには多分無い?独自の構造。みんな真似すればいいと思う程度にはケーブルのフィット感が向上してると感じます。
銀色のDivineの方が少し重い気がするのですがスペックで見るとどちらも同じ重さ。
航空宇宙グレードのCNCアルミ製筐体。Diabloはマットなブラックになっており、フェイスプレートの縁取りだけ銀色になっています。
丸っこいデザインでノズルは標準的な長さですがかなり角度が深めに付いています。
形状的にどこか当たるというわけではないけど逆に言うとフィンのような食い込みがない分案外装着感はクセアリ。
個人的には角笛のような軸の長いイヤピを奥に突っ込んで固定されると良い感じでした。


ドライバの真上あたりにあるベントと、天頂部に3つ並んだ大きめのベントを搭載。
音漏れは殆ど気になりませんが、大きめのベントがある割には特にDiabloは天井の高さが低い密閉感強めの空間ではありました。

がっしりとして大きめのケース付き


2つの音質としては低音強めのDiabloと低音を削ってバランスを取って明るくしたDivine。

公式より引用

Diabloはとにかく低音モリモリパワータイプ。
昔TRNのkirin等、大型の平面駆動ドライバを搭載した低音モリ系のイヤホンもありましたがそれをリファインした感じ。
7Hzらしく一定の解像度の高さや分離感等は維持したうえでどこまで低音盛れるかチャレンジしたような量感。
サブベースだけはそこまで誇張せず程々です。
ライブ音源を見るときには2つとも共通して天井の高さや空間の狭さを感じるのでちょっと没入感こそ下がりますが
キックからミドルまでかなり盛っているので会場に近いような圧力のあるベースを味わえます。

中高音は存在感こそ低音域に押されていますが平面駆動らしい解像度の高い鳴りはある。
艶や熱量のあるヴォーカルが得意な印象。
ダンスやメタル系だともうちょっと高音域のキレや存在感がほしいなと感じてしまうがジャズやアコースティック編成のような
綺羅びやかさより生っぽい感じが強い楽曲と相性が◎。

DivineはDiabloとの比較だと一気に明るくなりますが、標準的なドンシャリと言って良い程度にはちゃんと楽しく聴かせるバランス。
サブベースの量感は並。でも存在感はDiabloより強く感じるかも。
Diabloの場合グラフがサブベースから若干右肩上がりになってるんですが、Divineは逆にサブベースから右肩下がり。
普段毎度グラフを見るわけでも無いんですが多分Divineみたいなのが普通。
サブベースが一番強く、そこからミドルにかけてちょっとずつ下がっていき高音域で様々な山脈を描くイメージ。
先にDiabloから聴き込んでいたのですがとにかく相対的にバランスの良さが目立つなと思いました(
大型の平面駆動ドライバだけあって盛られていなくても低音や中音域にはしっかりと芯がある。ただ明るいだけの腰高な音ではありません。
ソリッドなベースにキレのあるギター、ドラムの金属類も細かやな解像度があって気持ちいい。

共通して空間が狭いとは言いましたがDivineの場合は狭いライブハウスのステージ近くにいるような感覚。
目の前で見て「ここの演奏こんなタッチでやってんだなぁ」と味わえるような距離の近さがあります。
個人的には空間の広さを感じるタイプのほうが好みなんですが、この近さは平面駆動の解像度の高さと相まって非常に楽しい音でした。

どちらも同じ筐体ではありますが音を除いた使いやすさというか取り回しに関しては圧倒的にDiablo。
やはりDivineの鏡のような筐体は傷が目立ちやすいので外使い等怖くて出来ませんね。
ブラックのDiabloはマット塗装なのもあって指紋も全く目立ちませんし。
音質に関してはバランスを求めるならDivine。Crinacle氏らしい低音の盛り(?)を味わうならDiablo。

これだけ反射しちゃいます

定価2万超えと少し安くも高級でもないライン上にありますが付属ケースはとても満足感の高いしっかりとした作りですし、
所有欲は中々強いかなと思います。
7Hzのラインナップが好きな人にはオススメしやすいです。
刺さりや破綻のない優秀さはコラボチューニングモデルでも健在でした。


総評
オススメな人:平面駆動一発で金属筐体。たくさん出てるアイツとは違うのが聴きたいんだけど!という方。
個人的好み度:Diablo:10点満点中/7点 Divine:10点満点中/8.5点
完成度:10点満点中/10点 これはどちらも満点。いつもの7Hzクオリティ。