今回ご紹介するのはコチラ。(アリエクリンク)←Amazonにまともなリンクが無いため購入履歴より。
実は昔からTWSも出しているKZの比較的最近の製品。Xtra。
この手のイヤホンに手を出し始めた際、通勤用にTWSも欲しいと思ってKZのTWSもお試し済みなんですが、
当時は「再生時間3時間」が使ってみると1時間半でバテリィロウといい始める始末。
その後もたまにチェックはしてみるものの、4時間程度が関の山だったと記憶してます。
最近はKZ CarolというスティックタイプのTWSは再生時間も7時間という表記になり、実際評判もそこそこ。
おまけにLDACに対応したCarol Proも出たので最近チェックしてたところで見かけたのがこのXtra。
個人的に決め手となったのはAptx adaptive対応。
直近のリリースだけあり搭載されているDDもスーパーリニア系統。KZ LITE辺りの世代。
再生時間は公称8時間。
アリエクセールで3k代だったのでお試しに購入しました。
ちなみにCarol Proもほぼ同時に手に入れましたが、現在技適が取得されていない状態。
技適についてはざっくりいうと日本で未取得の製品を勝手に使ってると法律違反になります。
KZ公式でこれから申請するようですが、アリエクでbluetooth製品購入の際には注意しましょう。
ケースは円形タイプでサラサラの素材感。透明なプラ板で充電ケースとイヤホン本体のインジケーターを確認できます。
イヤホン本体はかなり凹凸のある大きいサイズ。バッテリーを内蔵している分、1DDでもここまでゴツくなってしまいました。
ただ、本来は有線イヤホンの筐体なのか、妙な位置にベントがあります。
内側も随分とざっくりとしたベントが数か所。
ノズル自体は標準的な長さ。ただ根本が大きく盛り上がっているので装着感に関しては
耳にしっかり差し込むのではなく、穴に載せておくような感覚。ワンサイズ落としたイヤピ推奨。
イヤーピースは角笛のような高さのあるものは勿論、短めのイヤーピースでないと充電ケースがうまく閉まりません。
標準が頼りなさそうなのは想定済みだったので私はアリエクでたまたま見かけたこのWhizzer EASYTIPS SS20というイヤーピースを使っています。(アリエクリンク)
FP側もスケルトン仕様なので、基盤が丸見え! タッチセンサーまで見えますね。ロゴ含めダサかっこよさが良い。
地味にANC機能と、ハイパフォーマンス(低遅延)モードがあります。
ANCは案外効きが良く、車のエンジン音等はかなり低減します。人の声はそこそこ通る。
ハイパフォーマンスモードは音ゲーをやる人にもあまり遅延を感じない程度には低遅延に。
Aptx Adaptive接続だとその時点でもう殆ど気になりません。
音質としてはボリューミーな低音が中心のドンシャリ。
イメージ的にはKZ LITEにもっとキックやミドルベースを上乗せしたこんもり感。
はっきり言って低音過多ですが中高音含め分離感はそこそこ優れており、Aptx Adaptiveだと音はかなり良いです。
低音が強いとはいえ人の声もクッキリ聴き取りやすく、高音域は若干距離があるが埋もれるほどではない。
全体にベントが多いせいか密閉感もなく並の空間。
音楽用と考えれば少しバランスの悪い、良い意味で低音馬鹿のイヤホンですが、これがゲームにバッチリハマる。
モンハンやFPSに使っていましたがまず遅延が全く気にならないレベルで、アクションシーンのSE全般が
ド低音で再生されるので迫力がある。それでいて中高音に曇りは感じないし、足音が聞こえにくいとかもない。
VCも、多少声の低い人は誇張されますがゲームとは別に聴き取りやすい。
刺さるような不快な音域もゼロ。
再生時間に関してはおおよそ5時間の時点でバテリィロウが流れました。
丸1日使うには途中で充電を挟む必要がありますが、一度で5時間も持てば十分。
何より驚いたのは外付けアンテナのない普通のドングル(creative BT-W4)とでも、扉2枚挟んだ数メートルの距離でも
VCが途切れず聞こえた点。
そこの辺りは中華クオリティだろうと思ってたんですが今までで一番強いくらい。
筐体がもう少しコンパクトサイズだったら万人にオススメしたいくらいの出来でした。オススメ。
総評
個人的好み度:10点満点中/10点
完成度:10点満点中/9点
0 件のコメント:
コメントを投稿