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EarFunより発売されているオープンイヤー型TWS。Openjump。
今年、地味に何個か買ったりレビューしたりで試していたOWSですがOpenjumpはそれらの中で圧倒的な低音。
一方で装着感が他に比べて少し違う部分もある。
見た目からしてちょっと違うタイプ。
14.2mmの円形大型ドライバを搭載。ウール複合ダイナミック振動板を搭載。
全体的にスマートなデザインで、フックが細めなのは勿論、スピーカー部がかなり小さいです。
横幅のあるデザインが多いOWSですがOpenjumpは耳穴の上に来るだけでなく、耳穴にちょうど収まるようなサイズです。
デフォルトでやんわりスピーカーが内側に入るよう角度がついています。
これによって大体はすぽっと収まる。フックが細いので多少調整も効く。
| この角度が良い感じ |
・bluetoothは5.3
・再生時間はイヤホン単体で11時間。
・LDAC対応
・マルチポイント対応
主なスペックはこんな感じ。LDACオフ前提ですが11時間のバッテリーは非常に強い。
ゲームだけでなくyoutubeを1日ダラダラ見ていても途中で切れることがまず無い。ちょっと離れる間で急速充電も勿論OK。
ゲームモードもあるのでFPS等でも全然いけます。
音質としてはまず公式アプリは必須。
デフォルトでも十分良いんですが低音を盛るEQを選択したうえで、カスタム調整がオススメ。
Openjumpはオープンイヤーでありながら下手なカナル型よりしっかりしたサブベースを出すことが出来る。
それでいて半開放的な構造なので抜けが良いし中高音のパンチもしっかりとある。
AirPodsみたいな軽い装着感なのにしっかりと低音が乗ってくるタイプです。
キックからミドルベースまでもブンブンと盛れるし、解像度・分離感が高めなのでモワモワとした感じもない。
中高音もギターサウンドが低音の影響から太く、しっかりと芯のある音を出しつつジャキジャキとしたキレも失わない。
ヴォーカルは高めの女性ヴォーカルだと時折主張が強いがギリ刺さるほどではない。
超高音域は流石にカナル型に比べると漏れてる感じはしますがこの辺りはOWSなので妥協点。
EarFunらしい「これで良いな」と思う音質がOWSでもきちんと表現されています。
一度装着するとそのままぼーっと聴いていたく鳴るような、迫力と解像度、低音と高音のバランスが全部ちょうどよくレベルが高い感じ。
個人的に合わなかったのは装着感。良いように書いておいてなんですが実は左耳だけ微妙に合わない。。。
右耳はぴったりフィットするんですが左だけちょっと浮いてしまう。フックの調整も30度幅で効くようなんですがグイグイと強めに引っ張っても
治るのは最初だけでしばらくするとほぼ元に戻ってる気がする。
耳穴の中に入る作りなので、どうしても相性が出てきます。 OWSは耳穴の真上に来るタイプが殆どなのでこういうのは初めてでした。
後はゲームでも良いことは良いんですがFPS等で足音を拾いたいとか、そこまで細かいのはちょっと難しい。
後VCをしてるとその人の声の高さによって聞き取りやすさが全然違う。低めの人は良いけど中間的な男性の声は非常に薄くなるときがある。
とはいえ高級なお値段でも無しにLDAC対応で長時間のバッテリー性能、ゲームモードも対応ということで完成度は非常に高いです。なんと尼セールで6990円程度。
何よりも低音を重視するという人ならオススメ。
後は強いて言うならOWSの中でも若干遮音性は高いほうがいい人。 耳穴に滑り込むので音楽再生中は正直周りの音が結構遮断されます。
外でもある程度実用的に使えるOWSが欲しいという人にも良いと思いました。
総評
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/10点
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