今回ご紹介するのはコチラ。(Amazon公式)
形状やドライバの変更を経てLDACにも対応したブランド最新のイヤーカフ型TWS。Clip【PR】
7月に発売予定でしたがなんやかんやとあり8/25にリリースを迎えました。
bluetoothのバージョンやバッテリー持ちの辺りは前作からそのままで
・チタンPVDコーティング12mmデュアルマグネットDD搭載
・0.6mm超極細ニッケルチタン合金
・LDAC対応
をはじめ
アプリが新たにPeatsAudioからSOUNDPEATSに更新。色々と機能が増えました。※現状は旧アプリの方が安定して使えるらしいです。私の場合は問題ありませんでしたが新アプリは動作不安定になることがあるようなので各自安定したアプリを選択することを推奨。
Dolby Audioに対応した点がメインかなと思いますが排水機能という謎機能まで。
マルチポイント接続や装着検出、今後は落下検知というのも対応する予定とのこと。
見た目としては再びタッチセンサー式に戻りました。物理ボタンは撤廃。
花形のようないくつか穴の空いた開口部は前作とほぼ変わらず。
最も変わったのはスピーカーが軸の先端にそのまま付いていた前作に比べ、軸の外側に付いた点。
このデザイン変更により装着感は大幅に変わりました。
耳を挟むには些か緩かった前作はモデルのようにリングが地面と水平になるような装着は厳しかった。
Clipはホールド力が高まったことで水平に装着出来ます。
ただし個人的には一長一短。水平向きだと音はやはり若干耳穴からスピーカーがずれているので音の迫力は少し落ちる。
今までのようにイヤリングのようなぶら下げ方をするとちょっと装着感が少しキツイ。
せっかくのイヤーカフ型なのに耳たぶを多少巻き込んでぎゅっとしてしまうので本来の「付けてることを忘れる装着感」が失われる。
あとは耳にしっかりとくっつくことで耳の形による装着感の違いも出やすくなったと思います。
右耳は割と水平に付けても落ち着くんですが左耳がちょっとズレて音が軽くなりやすい。イヤーカフ経験値の浅い私には盲点でした。
音質としては今までで最も強い低音が魅力的なドンシャリ。もちろんダイナミックEQオン。
12mmの大型DDを積んでるだけありLDACはもちろんその他の接続時でもど迫力の低音が味わえます。
中高音の抜けも構造上素晴らしく、周りの音ははっきり聞き取れるのに音楽もしっかりと楽しく聴ける。
リングを下向きに装着した時は半密閉かのようにスピーカーが耳穴に入るので少し低音のほうが支配的になります。
というかスピーカーの開口部の一部が耳穴からズレてちょっと音が変に反射してこんもり感も出る。
ここの辺りは本当に個人差ですが私の場合は水平向きがバランスよく響いてバッチリでした。
Dolby Audioモードはサラウンド感が増す仕様ですが開放感のあるイヤーカフだとそこまでは恩恵がない感じ。ダイナミックEQと同時に使うことが出来ないので結局は後者に。
前作のUUではPC前で使うだけでも時折接続が切れたりして不安定だなという不満がありましたが今作はその点もバッチリ。
試しに人混みの多い駅や改札でも使ってましたが途切れることは一切なし。(AAC)
とはいえ周りの騒音が大きいと肝心の音楽は最大音量にでもしないと聴こえなくなりますし、そこまで上げると流石に漏れが激しい。
なおかつ水平装着をする私の場合は歩行中の振動で多少ずれるので細かく直しが必要でした。
家の中で落ち着いて使うには接続の安定性、音の迫力とこの2点については快適。
当然周りの音もバッチリ聞き取れるし、スピーカーが使えない環境が多い人には最適だと思います。
タッチセンサーに戻ってしまったのは少し残念。水平装着だと特にこのタッチセンサー部を触るのが少し手間。そしてずれる。
装着感検出については感度高め。耳→耳の距離以内なら外しても平気だろと思ったらそうでもない。片耳外した瞬間に反応して音楽が止まる。
以下は届きたての際の感想ですが、現状はアプリとファームウェアのアップグレード(v0.0.24)で改良されています。耳に装着する際には接続成功してるくらいには改善されました。もし接続遅いという評価がある場合は旧ファームウェアの問題だと思います。一番現状気になった点としては「電源オンの遅さ」と「接続の遅さ」。
耳にかけて数秒してから電源オンとアナウンスが流れ、そこから接続するまで更に数秒かかります。(iPhone)
今までのワイヤレス系で一番時間がかかったので「何で?」となりました。使うにあたって大した影響ではないけども。
単純な音質ではシリーズ最新に相応しい出来。
ただし相性はかなり人によりそうな感じでした。
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