【番外雑記】サカナクションの最新ライブを有線イヤホンで観た

 


先日行われたSAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”LIVE at K-Arena Yokohamaですが、この2日間の公演は
1日目はNFmember(ファンクラブ的なもの)限定チケット、2日目は誰でもチケットを購入すればアーカイヴを
9/15の23:59まで視聴可能になっています。

配信用にカメラワークも音質も練られた、ただのライブ映像垂れ流しではない一つの作品。
もし忘れてたとか、知ってたけどただのライブ映像なら別に。という人がいたらと思いこの記事を書きました。
Youtubeで初日の映像は10曲分だけ無料配信もあったのですが、視聴者はなんと10万人越え。
無料とはいえ50分近い映像に10万人を集めたのはそれだけ「ちょっと見て終わり」という事をさせなかった完成度の高さが成せる事なのかなと思いました。


本映像作品の会場であるKアリーナ横浜は開業からまだ2年と経っていない新しい施設で、「アーティストに最上の舞台を オーディエンスに最高の記憶を」をコンセプトにしています。
音響システムは演者持ち込みではなく、200個ものスピーカーが常設されているそうです。
そんな会場にも関わらずサカナクションはスピーカーを更に追加。そしてステージ下にサブウーファーと呼ばれる重低音専用のスピーカーも追加するという
出血大サービスな構成で怪獣ツアーの千秋楽を迎えました。

ただ、配信ライブで見るということは大抵、自宅で見るということ。
私は1日目はイヤホン、2日目はスピーカーで見始めたのですが低音が凄すぎて途中からイヤホンに切り替えました。
集合住宅なら間違いなく苦情が来るレベルの床が震える低音が出てしまっていた。

・イヤホン・ヘッドホンで視聴する際はスマフォ等で「空間オーディオ」がオフになっていることが前提の音作り。
・専門のスタッフが音をリアルタイムマスタリング。

このようにただライブ映像をそのまま放映するのではなく、配信だから出来るこだわりをつめてくれるのがチームサカナクションの強みだと思います。

今回は初日DUNU DK3001BDを使い、二日目はCCA hydroを使いました。
会場の体で直に感じるレベルの低音はやはり低音が強いイヤホンだと映えます。
特にDK3001BDは空間の程よい広さと中高音の解像度、深めの低音がライブ鑑賞にぴったり。
CCA hydroは中高音の解像度こそ劣りますが低音域の盛り具合に関してはより会場の重さに近かったかもしれない。

多分、配信ライブを見てる人はイヤホン・ヘッドホン勢の割合が多い気がするのですがPCやTVのスピーカーでしかまだ見てないという人には
是非イヤホン・ヘッドホンを使って鑑賞してほしいです。
会場の音をそのまま拾って流しているわけではないので、リアルタイムマスタリングによる人工的な雰囲気を感じるかもしれませんが、「こんな音してたんだ」とかそういう細かい部分を改めて発見できる機会があると思います。
ライブ会場現地参戦してた方も、会場で流してる音とは別物になってると思いますので「生で見たからもういいや」と思わずに見て欲しい。

1日目のNFmember限定チケットを購入していた方は本日9/6には山口一郎氏を除くメンバー4人で振り返りコメンタリーも追加で配信されたので、こちらも是非。

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