今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)
私のブログでは2年ほど前に紹介したWan'er S.Gのアップデート版。Studio Edition(以下SE)
1DDという構成は変わらず、カラーリングデザインをはじめ細かく更新された感じ。
qdc端子は変わらず、軽量な全樹脂筐体。
ブラックとホワイトカラーがあり、私のは福袋で購入したらRがブラック、Lがホワイトのタイプでした。
通常はどちらか一色です。
どちらも大理石のようなキラキラした模様のあるデザインが基本になっており、高級感がある。
無印と同じくベントはDD上とその横に並んで1箇所の合計2箇所。
ノズルも角度や根本は同じような加工ですが金属ノズル部分が変更されています。
短く、返しが上位モデルでたまに見かける斜めに伸びたタイプ。
個人的には元のノズルのほうがしっかりめの装着感でした。特別悪いことはないけどイヤピによっては抜けやすい。
音質としてはニュートラルでクリア。解像度がより無印より上がった印象。
同じ10mmサイズのDDですが振動板がより軽く高剛性にアップデートされているらしいです。
ノズルが少し短くなったことも影響してる気はしますが、サブベースや低音は無印に比べ少し軽くなった。
ミドルベースから中音域にかけての妙にしっかりとしたトルク感が良い意味でフラット気味に。
中高音域はSEで更に解像度が上がり、音が少し華やいだ。
1DDなのでハイブリッド系のような強い感じではなく、透明感の高い優しい感じ。
金管楽器やドラムの金属は一定以上の音域がカットされたような天井の低さこそ感じるが軽やかで
分離感が高く聴き取りやすい。
ご時世的に無印がamazonで3000くらいだったのが今では4000近くなり、SEは4500程度。
セールでそこそこ落ちますがここ2年で低価格帯はより激戦区というか、選択肢が増え続けているので
デザインが秀逸で推せるものの音質的にはマイナーアップデートのような仕上がりのSEは若干厳しい印象。
ナチュラルな傾向で、中高音は少し明るめに聴こえるほうが良いという人にはそれなりにオススメ。
個人的好み度:10点満点中/7点
完成度:10点満点中/9点
0 件のコメント:
コメントを投稿