LETSHUOER DT03 ES9219C 2基搭載USB DAC

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク)(LETSHUOERリンク
LETSHUOERがUSB DACをリリース。
初のUSB DACなのかなと思いきやDT02というのもあったようです。


全身マットブラックのアルミニウム合金筐体。
3.5mm&4.4mm端子搭載で、側面にゲイン切替スイッチ(L↔️H)と音量スイッチ。
真ん中に大きくLEDインジケーター。
以前レビューしたKiwiEars Allegroと比べても形状の違いはあれどほぼ同じサイズ感。
それでいて非常に軽いです。



スペックとしては
DSD:64~256対応
PCM:最高32bit/384Khz
SN比:118dB(3.5mm)/119dB(4.4mm)
出力:78mW(3.5mm)/195mW(4.4mm)

内蔵された独立の水晶発振器はUSBクロック干渉を最大限に抑え、JITTERを減少させる。 等。

突出した個性は無いものの、手堅く使いやすくまとめてきた印象。

最初からこれだけついてるのは凄い

付属品がかなり充実しており、ケーブルが2本。短めのものと、デスクトップユーザーに嬉しい長いケーブルまで付属しています。
ケーブルは布地被膜のタイプですね。
PCで使おうと思ってるけどType-Cポートが無いor少ない。そんな人でも安心のType-C変換器まで。
更になんとレザー調のケース付き。
別売りされることはよくありますが最初から付属しているのはポータブルユーザーに嬉しい。
買ってみたのは良いけど付属品が物足りないということを想定した充実加減。
激安というわけではありませんが、初めてのUSB DACに丁度良い感じのセットですね。

音質の前に一個触れておくと、DT03は当初紹介文章の中で「独立ボリューム」という表記がありましたが誤記です。
これは元の中国語の「独立」をそのまま誤訳してしまったもので、実際には独立ボリュームではない。
USB DACで独立ボリュームかどうかはユーザーによって買う買わないの判断の大きな分岐点だと思いますので、ご注意ください。
LETSHUOER公式より情報提供がありましたのでこちらの記事に追記しました。

音質としてはハキハキ元気の良いサウンド。
元が寒色系なら更にその傾向を強め、ウォームなイヤホンも全体的な解像度を底上げした上で更に中高音域を強調する傾向。
特に中音域はかなりパンチが乗るので元が強めのドンシャリだと少し刺さるくらい。
金属的な音にパンチを求める人ならかなり好みの傾向かと。
味付けがしっかりしててクッキリハッキリ系なので、純粋に解像度だけを高めたい 味付け弱めで良いと思う人には難しいかも。

ゲイン切替スイッチに関してはボリュームスイッチ0.8個分くらいの調整感で案外微増、微減です。
私はiPhoneユーザーなのですが、ボリュームの刻みとしては16個くらいでザックリな幅。
独立ボリュームではない分機材の相性もあるけどもう少し細かく調整を求めるならやはり独立ボリューム搭載か。
大きなインジケーターは見た目も良く、ガジェット感が高い。
発熱に関しては並。3分程度でそれなりに熱くなります。

USB DACを初めて買う人には付属品がとても充実してるので良い選択肢だと思います。
少し見た目が地味かもしれませんが、派手なものよりシンプル系が好きな人もいるでしょう。
既にLETSHUOERブランドのイヤホンを持ってる人なら、同ブランドから出すだけあり
相性の良い傾向だと思うので、是非チェック。



総評
オススメな人:LETSHUOERブランドのイヤホンを愛用してる人。ポータブルでもデスクトップでも付属品充実してるのが欲しい人。
個人的好み度:10点満点中/6点
完成度:10点満点中/8点 

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