SOUNDPEATS Capsule3 Pro+ MEMSドライバー搭載のTWS最新作

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク
SOUNDPEATSのCapsule3 Proがパワーアップして帰ってきました。Capsule3 Pro+(プラス)。
もう新作か 早いな。と思ったのに無印のレビュー投稿日調べたら1年半前でした。Airとか他シリーズが間にたくさん挟まってただけだった。

今回も恒例のAmazonで使えるクーポンコードを用意していますので是非ご利用ください。

クーポンコード:CP3PLPRM40

プラスと名のついた本作の主な特徴は以下。

・MEMSドライバーと12mmDD & XAA-2000 Aptosパワーアンプチップ
・最大-45dB「Adaptive ANC」機能(AI適応型ノイズキャンセリング)
・マルチポイント機能
・通話時のノイズキャンセリング
・低遅延ゲームモード
・6.5時間/ケース込み43時間


LDAC&ハイレゾ認証というのは前作からも同様。
再生時間短くなってない??と思った人。前作の無印版は8時間だったので短くなっています。
ドライバが増えて、パワーアンプチップも搭載したのでその分消費電力が上がっているようですね。



まず見た目について。
形状については充電ケース含めて驚くほど変化なし。タッチセンサー部含めた箇所がブロンズカラーからゴールドになりました。
ノズル形状も変わらず楕円形。通常のイヤピも使えないことはありませんが充電ケースへの収まりが悪く充電不良を起こしたり、
ノズルとの間に隙間が出来てしまうこともあるので少なくともTWS用の軸が短いタイプを使いましょう。
装着感も合う合わないが難しい人もいると思いますが、普通のカナルイヤホンの要領で差し込むのではなく
一旦耳に入れた後、スティックを前後にずらしながらちょうど密閉が取れる位置を探すことが大切。

中身についてですが、一番アピールされているのはやはりMEMSドライバー(xMEMS製「Cowell」)
これは見た目が少し大きめのBAのような立方体に見えるドライバー。
構造的にはシリコン振動板を生かした歪のない高音域を再生するという機構らしいです。
半導体と同じように大量に作ることの出来るとかなんとか出てきたけど良くわからない。。。
イントラ系のCapsule3 Pro+の筐体にはBAを乗せることが構造的に厳しいところを、今回はこのMEMSドライバで補填した感じでしょうか。

音質としては深みのある低音域にMEMSドライバーのクリスプな中高音が印象的なドンシャリ。
低音域に関しては前作と同じ12mmのバイオセルロース振動板採用のドライバーだけあって深さもボリューム感も非常に強い。
1DDだとどうしてもウォームよりなバランスになる程度には幅の利かせた低音域でした。
それでもMEMSドライバが増えたおかげかパワーアンプチップが搭載されたせいか、解像度が幾分上がっている気がする。
サブベースの重さは有線イヤホンでもそうそう味わえないレベル。

中高音は非常にクリスプで乾いた、特徴的な音。
12mmDDの重低音に負けずクッキリハッキリと分離感の非常に高い音を出します。
BAと違い金属的な質感やキレというより、ぱっと広がる反応の早い軽やかな音を出す傾向。
正直すごく好みの分かれそうなところです。
刺さるような音は出ないんですが、耳が少しこそばゆいようなパチパチはじけるような感覚がちょこちょこあります。
聴いているうちに慣れる程度ですけども。
ヴォーカルの解像度が特に素晴らしく、DDとのハイブリッドのおかげか男性Vo系の厚みや艶も、女性Vo系の伸びが素晴らしい。
コーラスもくっきりと聴き取れる程度に分離感がしっかりしています。
DD一発だった前作と比べやはり中高音域の質感が段違いに良い。
アコギの音が特に違いを感じられました。

ANCに関しては低音域の減衰がやはり凄い。車や電車の駆動音がガッツリ消えるので振動の体感と音の差に違和感すらある。
中高音、人の声や高めのノイズだと前作より効きが若干弱い気がしました。
低音域の減衰が凄い分、むしろ近くの人の会話がより聴き取りやすいような。。。
基本的に進化を遂げてコストもかかっている分、無印と違い定価は一万オーバーとなりましたが
今回提供いただいたクーポンコードを使えばセール期間中は13,880円→10,404円になるはずです。
明らかな無印とのマイナス点はバッテリー持ちくらいなので、6時間以上ずっと使えないと困るなんて人以外は
プラス版の本作は結構オススメ。


総評
オススメな人:前作の低音+盛られた中音域を求めていた人
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/10点

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