TRN MT1 1DDのオールラウンダー

 

今回ご紹介するのはこちら。
TRNの1DD機の中では割と有名株?な印象のあるMT1です。

qdc 2pin仕様で10mmのDD一発仕様。 今までレビューした中で似てるのはCS1ですね。価格帯も同クラス。
プラのボディで背面は三角形の模様がついており、少し凝ってます。中身が丸見えのスケスケ仕様でDDの様子がくっきり見えるのは良いのですが
接着剤らしきものの白いモヤもはっきり見えてしまうのがこの価格帯の泣き所。

音の第一印象は「1DDでこれだけ鳴らしてくれたら十分」という力強さ。
低音はサブベース等はカバーしてませんが広がりがあり、量感も十分。
中音域は若干凹んでる部分もありますが比較的それ以外が派手になってるので凹んだ印象がより強まっている。
女性Vo.は高めの人であればしっかりと前に出ますが基本的には全体の1歩後ろです。
高音域については少し刺激のあるトゲトゲした音ですがドンシャリ好きには丁度いいくらいの刺激。

音場は若干広め。流石に解像度を語るクラスではありませんが、高音以外は結構粒のいい音だと感じます。
CS1は背面のベントのおかげで抜け感があり、その分迫力が少し欠けていましたが
MT1はその迫力を埋めたような音で、抜け感こそありませんが音場の広さがこもりを感じさせません。
見た目も後続の1DDシリーズに比べるといい意味で普通にまとまってるので、狙うなら今がチャンスかもしれません。
後続がどんどん出るといずれamazon等入手がしやすいルートでは取り扱いが消えてしまいがちなので。



総評
オススメな人:千円台のイヤホンの中でもバランス良く迫力を求める方。
個人的好み度:10点満点中/8点
完成度:10点満点中/10点(CS1と同じく、コスパで考えればこれ以上は求めれません)


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