今回ご紹介するのはTFZのNo.3。
11.4mmの大型ダイナミックドライバーを搭載した1発のみのイヤホンです。pinは0.78 2pin。
ダイヤモンド振動板が採用されており、一番の魅力は量感と解像度の高い低音域。
心鏡はTRI-I3の廉価版と感じましたが、こちらはpink ladyの廉価版という印象。
通称「印籠」と呼ばれるボディは真っ黒で指紋が残りやすく、安っぽくは見えないもののもうちょっと値段なりの見た目がほしいですね。
最近出ている機種が価格に似合わぬ見た目ばかりなのでそれらに比べるとちょっとイマイチ。
ボディは小さめで収まりがよく、BT20S proのケースにも綺麗に収まるサイズ感。
第一印象としては、とにかく深さと量がある低音。それに負けず中音域も鋭く主張してきます。ヴォーカルやギターのカッティング音は気持ちいいくらいに響きますが
ドラムの金物が時折刺さる場合あり。
高音域は他の音に比べると1歩2歩引いたところで鳴っている印象。DD1発の割には頑張っていると思いますがBAとのハイブリッド機に比べると
こもったような印象ですね。
古めのロックを聴くと低音域がかなり深いところまでしっかりと出るのですごく楽しいです。バスドラムがドンドコと鳴り響きますが
ボワつかない程度に締りがあり、深さもあるので無闇に持ち上げられた感じがありません。
ベースラインだけ妙に前に出てくるイヤホンとは別物です。
逆にEDM等キラキラした音が多い楽曲だと低音中音に高音がすっかり追いやられてしまうのでちょっと楽しみにくいです。
重低音と中音域がどちらもそこそこに解像度がありつつしっかりと前に出てくるのでこの2つを楽しみたい人にはとてもオススメ。
pink ladyを聴いてみたいけどお財布が厳しい。という人には是非試して欲しいイヤホンです。
余談ですがpink ladyは一時期アマゾンにも商品ページがあったのですが最近はそれも消えてしまったようです。
アリエクも取り扱いはあるものの、日本への配送は不可。現状他のサイトをあたるしかなさそうです。
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