今回ご紹介するイヤホンはKZ ZSTX 1DD+1BAのハイブリッドイヤホンです。
以前紹介したZSN pro xも同じ構成ですが見た目含め、音も結構違いがあります。カラーが中華イヤホンとしてはかなり可愛い見た目。今回購入したのはブラックですがパープルやグリーンもあります。スケルトンなので中のドライバや配線が丸見え。堅牢感をなくした代わりに遊び心があってこちらの方が万人受けしそうなデザイン。
0.78の2ピン端子で、こちらもTRN BT20S PROに流用可能。私はこちらをメインにTWSとして使っています。
音質としてはKZらしいメリハリのある元気な音ながら、ゴリッゴリのベースとキレのある中高音を叩きつけるようなZSN pro xと比べるとバランス型。 ドライバ構成は同じながらどうしてここまで違いがでるのか?
大きな違いの要因はボディにあります。素材による響きの違いも多少はあるでしょうが画像の中央に見えるのはベント穴です。ZSN pro xはベント穴がないので持ち前の音圧を更に上げているフシがあるのですが、ZSTXは ここにベントを設けることにより圧が多少抜ける代わりに自然に抜け感や音の伸びが得られました。
KZの真髄はZSN pro xだ!と感じて気に入ってはいるんですが、正直コチラの方が優等生で今ではコチラを外用メインに使っています。pro xは低音の圧を重視したい人には迷わずオススメできる一品ですが、ヴォーカルや金属系の音もしっかり響いてベースもしっかりと主張してほしい! でも籠もってるように感じるのは嫌だよ!という贅沢な要望に応えれるのがZSTX。
圧が抜けることで多少先の細さや艶の薄さはありますが二千円程度で買えるドンシャリ系イヤホンとしてはこれ以上は望めないのではと思います。
BT20S PROがあるおかげで廉価クラスのイヤホンにもどんどん手を出していますが、ZSN pro xとZSTXは手元に置いて損のない楽しい系ドンシャリなので初めての1本には勿論、ちょっとラフに扱う2番手、3番手としてもオススメです。

KZ ZSTX 1BA + 1DDハイブリッドユニットインイヤーヘッドフォン、バランスアーマチュアおよびダイナミックドライブユニットヘッドフォン、HIFIベーススポーツDJヘッドフォン、銀メッキの有線イヤフォンヘッドフォン、取り外し可能な有線ヘッドフォン (no mic, purple)
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