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Kiwi earsよりリリースされた2つのサイズが異なるDDとBA1基を搭載したハイブリッドイヤホン。Forteza。
まず最初にDDのサイズですが、商品ページによって2個とも10mmサイズと表記されてます。
Kiwi Ears公式も確認しましたが10mm+6mmの異なるサイズのDDが正しいようです。
実物がFP以外、とてもクリアな樹脂ボディなので確認したんですが見た目は同じサイズに見えてしまいますね。
連なるDDの存在感 |
ノズルは高級機のように導管が直に伸びできているタイプ。
根本からぐにょりと伸びたノズルですが、ノズル自体はほぼ真っすぐでシンプルな装着感。
大きなDDをとんでもない角度で格納しているので本体サイズは気持ち厚め。
深めのイヤーフィンがあるのでホールド感が強く、ノズルがシンプルに伸びていることもあり遮音性が高いです。
ベントはpin側の1箇所、少し大きい、金属カバーの付いているタイプ。
音質としてはDDを重ねて配置したことで非常に重みのあるサブベースの存在感が圧倒的なドンシャリ。
かなり深いところからのサブベースはダンスミュージックをはじめサブウーファーが活躍するような低音域が含まれる楽曲だと
気持ち良さが凄いです。続けて聴きすぎると低音酔いするかもしれない。
ミドルベースはサブベースに比べ一般的な量感。ベース特盛イヤホンかと思いきやロック系の音楽だと案外まともというか
そこそこの量感でしか仕事をしません。
ミドルベースばかり強いイヤホンだと曲によって嫌になるくらいバランスが崩壊しますがその点Fortezaは綺麗に纏まっている面も感じられました。
中高音は粗さこそありますがまぁまぁ伸びてくれる。
男性Vo等は少々凹んでしまうこともあるが、女性Vo等の高めの音域ならベースの量感に負けないくらい存在感が出ます。
音場が標準~少し狭めでサブベースの存在感が強いので中音域の凹みが楽曲によってはかなり目立つ。
重ねたDDからの太さのある音と比べ、BA1基な分どうしても薄さが目立つこともあるが楽しく聴くという意味ではアリなバランス。
モニターライクに聴きたいとか、ナチュラルさを求める人には向かないけど
とにかく楽しく聴くことに重きをおいたパワー系の仕上がりです。
個人的には見た目の良さと程よい遮音性の高さも相まって外使いに向いてると思いました。
Kiwi Earsは見た目含めイヤホンごとの突出した魅力がわかりやすく備わっていて強いですね。
総評
オススメな人:見た目に惚れた方。サブベースはいくらあっても良い方。
個人的好み度:10点満点中/9点
完成度:10点満点中/10点
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