TANGZU x SeeAudio Shiminli Encounter Edition

 

TANGZU x SeeAudio Shiminli Encounter Edition(一応リンク

今回ご紹介するのはコチラ。
TANGZUからリリースされていたShiminliというイヤホンのSeeAudio ver。
正式名称がとんでもなく長い。
私のブログだとShiminliは未レビューなんですが見た目がTRN MT3と同じソレですね。
特徴的な筐体なのに3つも同じ見た目のイヤホンがある不思議。

今回の記事はいつか投稿しようと寝かせておいたらもうかなり時間が経ってしまったけど
新着情報もないし、とりあえず上げておくか!というお蔵入り的なレビューになります。


MT3とは違い0.78 2pin端子。ドライバは10mmのカーボンナノ素材振動板を採用した1DD。
より駆動しやすくなったという公式の売り文句に違わず、アンプのvolを普段よりかなり絞っても
同じくらいの音量が出ます。携帯直でも余裕でしょう。

装着感はpin端子の差があれど基本的に同じ。
小型でずっしりとした筐体なので耳全体で支えるような装着感。
カラーリングは綺麗な赤。MT3のような真っ暗ではなく、透明感のある塗装で金属的な質感が
より楽しめる高級感のある塗装。

音質としては非常に纏まりのある優等生なサウンド。
サブベースから低音域はソリッドで、出しゃばるような膨らみはゼロ。
それでもバスドラムやベースラインはある程度聴き取れる質感はある。
中音域はこのイヤホンの中では一番主張が強く、Voあたりが結構力強く盛り上がる。
解像度もそこそこに、刺さるような刺激は全く無く、少し広めに響く。
高音域は中音域に比べるとやや控えめだが金属筐体らしくキチっと程よい残響感を出してくれる。

どちらかというと刺激的な音を好む自分にとっては大人しく、見た目の満足感以外は
そこまででは無いかもと感じました。これでMT3と同じか少し高いくらいなら好みで選んでヨシくらいの選択肢になるんですが。

そしてこのイヤホン、リリース直後にSeeAudioからとある声明が出されました。
ざっくりいうと製造中、TANGZU Wan’er S.Gのドライバが混入してしまった可能性が高いというもの。
購入者にはamazon等の場所を問わず、今後出る新商品を貰うか返品するかが選べるような事態になりました。
その後一旦販売も休止。
個人的には事態が落ち着いた当たりでレビュー投稿しようと思っていたんですがまさか休止にまでなるとは。

S.Gと同じドライバだよ!と言われれば確かにバランスは比較的似通ってますが
ベースラインはこちらの方が少し目立ってますし、中音域もS.Gに比べると少し厚みがあり骨太です。
私が手にしたのは混入版ではないと思いたい...。

途中まで書いて、声明後の流れで一旦お蔵入りとして、お茶濁し程度にアップするか
リニューアルがあればその後に出すか迷っていたんですが現時点で見かけないですし。
いよいよお蔵な雰囲気だったので出しちゃいました。


オススメな人:ナシ(もう売ってないので
個人的好み度:10点満点中/6.5点
完成度:10点満点中/無評価(早くリニューアルして! 

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