今回ご紹介するのはコチラ。BLON B50。Linsoulのリンクはコチラ
個人的にかなり久々のオーバーイヤーヘッドホン。
50mmのコンポジットダイヤフラムを搭載。
CNCアルミニウムとスチールバンドと堅牢な金属メインのデザイン。
重さは手持ちの秤で計った感じだと約440g。
32Ωの低インピーダンスで感度高めなので駆動し易いという意味でモバイルに適しているという
商品ページの触れこみとは対象的なヘヴィーさ。
折りたたみ機構があるわけでもないので持ち出しやすいかと言われたらNo。重めだけど装着感は非常に良好。
イヤーパッドはしっかりと厚みのあるタイプで、肌に触れる面はフラット。
内径は結構余裕があり、私の耳は結構内側のパーツに触れてしまうことが多いのですが
B50全く触れない程度に広いです。
密閉型ということもあり装着するだけでかなり環境音が聞こえにくくなります。
音漏れも上部にベンドが3つありますが余程音量をあげない限り気にならない。
恐らく合皮であろう柔らかく幅の広いバンドがあるおかげで重量感もさほど感じません。
内部にL,R表記がありわかりやすい |
ものばかりだったのでB50のふわっとした装着感は中々アリ。
でも400g超えの重さなので1時間くらい経つと何か首が凝る感覚出てきますね。
付属ケーブルは1.5mの嬉しいちょい長。L字型プラグというのがポータブルを意識してますね。
布皮膜なので多少はタッチノイズがあります。
リケーブル可能ですがヘッドホン側は左右に分かれてますので注意。
音質としては密閉なのに空間に余裕のある、低音よりも中高音が主役の音。
サブベースがボリュームこそ控えめですが底の方でしっかりと存在感があり、ミドルベースはやや細い音。
中高音がかなり軽やかで、ポップス等の曲だと全体的にスカスカっぽくなってしまう印象。
しかし解像度は中々良好で、イヤホンにも負けず細かなニュアンスを伝えてくれる。
ドラムの金属系がややシャリつくが刺さることはないので許容範囲でした。
サブベース以外音の線が細めなのでスタジオ音源のようなキッチリマスタリングされた音よりも
ライブ音源の方がかなり楽しく聴ける音。
空間の広さとサブベースのどっしりとした厚み、中高音の軽やかさがライブ音源だとバッチリ。
イヤホンで感じやすい低音の暴力感こそありませんが長時間楽しんで聴きやすい優しいバランス。没入感よりも適度な距離感を維持する感じ。
個人的には密閉型にしては少し全体的に軽くドライな音だなーと思い若干肩透かしでしたが
装着感の良さと見た目の格好良さで1万円台としてはまぁまぁアリなヘッドホンだと思いました。
周囲の音をシャットダウンしたい、音漏れは極力避けたい。という理由で密閉型が良いけど
音がモッコリとして分厚いのは好きじゃない!という人がいればかなりハマり役じゃないでしょうか。
個人的好み度:10点満点中/7点
完成度:10点満点中/8点 バンドの調整部にある溝が妙に汚れてたのが気になる。。。
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