SOUNDPEATS Capsule3 Pro 1万円以下でハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン

 

今回ご紹介するのはコチラ。SOUNDPEATSよりリリースされた新作TWS
Capsule3 Pro。 アマゾンで使えるクーポンコードも用意いただきました。(最後に記載)

日本オーディオ協会の認証を受けたハイレゾ音源再生をサポートするTWSです。
SOUNDPEATSは以前のAir 3のレビュー以来、久々。
TWS自体TRN BT20S PROを使い始めたあたりから全然使わなくなっていたのですが
先日のFree2Sから「めっちゃ進化しとるやん」と思ったので色々物色中。
Capsule3は12mmのバイオセルロース振動板を採用したDD1発仕様で再生時間は本体のみで最大8時間(ケース併用で52時間)。
地味にIPX4の防水防塵性能なのでちょっとしたスポーツのお供にも安心仕様。

ここ1年半ちょっとで大きく進化したなと感じる点がいくつか。
・LDACというハイレゾ音源をワイヤレスでも楽しめる高音質なコーデックに対応
・最大43dbノイズ低減効果のあるANC機能
・ヒアスルー機能搭載
・上記の機能が付いてるのに1万円以下



bluetoothのコーデックはSBCやらアップル専用のAACやら様々なものがあります。ほんとに様々でちょっと辟易するくらい。
LDACはその中でもハイレゾ音源に対応した転送量を誇る規格。
Qualcommでいうapt-XのHDなどと競合するもので、アンドロイド端末だと対応機種も結構増えているらしいです。
私の場合iPhoneなのでAACですがデスクトップ環境にFiio BTA30PROを導入したのでそちらで聴いてみました。
残念ながら機器相性の問題か環境の問題か、音量をMAXにしても普段リスニング中の6割くらいの音量でしか聴けてないんですが
SBCとは流石に質が違います。
正直、完全ワイヤレスイヤホンは「こんだけ出れば十分だよ」程度に感じることが多いんですが
LDACは上下共に音域が大きく広がります。「こんな出るようになってるんだ...」となりました。
その代わりバッテリー消費も大きくなりますがその辺りはトレードオフ。

ANCも一昔前までは「通話中のノイズを減らします!」だけで「それANCちゃうやん!」とツッコミを入れられるようなものが
多かったと思うんですが、人の会話等の一定以上の高さの音がか細くなる。
何より低音域の減衰がかなりのもの。季節柄除雪の音や除雪車のエンジン音が日中響くんですが
MOLDEXのようなフォームタイプの耳栓をしてる時と大差ないくらい聴こえなくなりました。
ヒアスルーというANCの逆に周りの音を取り込む機能も上々。
ちょっとレジで会話する時や、アナウンスを聞き取りたい時にイヤホンを外す手間が省けます。
どちらもホワイトノイズのようなノイズが乗るし音質も微妙に変化しますが
個人的にはまぁ許容範囲かなと。


装着感としては少々コツがあり、スティックをやや前方斜めを向くようにひねりながら
イヤーピース部分がうまく収まる位置を探しましょう。
真下を向くような角度だとノズルが短めでボディが少々大きいので痛くなりやすいです。
ノズルが楕円形なのでうまく収まる角度見つけないとスカスカになってしまいます。
イヤーピースに関してはドットスパイラル(M)でもいけました。充電も問題なし。
うまくハマるとANCなしでも遮音性は結構高め。

音質としては低音が主役のウォームバランスなドンシャリ。
1DD1発仕様ということもありますがバイオセルロース振動板はAir 3でも使われていたタイプ。
ドライバサイズは異なりますがインイヤー型のAir 3もかなりの低音量を誇っていたのが
カナル型に搭載されたのだからそれはもうボリューミな低音イヤホンになりました。
サブベース自体はそうでもないのですがミドルベースから中音域はかなり濃い目。
Capsule3 Proには上部に大きめのベントメッシュがあるのですがそれがあっても濃ゆい。
古めのロックのベースやバスドラがドンドコ響くタイプの低音機。
しかし中高音も音自体はややシャッキリとしたパンチがあります。流石に低音に押され気味ですが
閉塞感が少ないのでモコモコしたバランスにならない。
ヴォーカルも特に埋もれないので低音強めと聴いて敬遠してしまう人でもそんな気になるような
アンバランスさはないと思いました。
高音域のキラキラ感は流石に1DDということもあり主張は控えめ。

機能面での進化に興奮してつい長いレビューになってしまいましたが、
1万円以下でここまで多機能+音質面も強化されたのは改めて衝撃でした。
大手のANC付き完全ワイヤレスイヤホンもありますが、将来的にバッテリー劣化で使えなくなるものに
1万円以上出すのは正直勇気がいるので。
「多くを求めなければコレで良いよ」ではなく
基本的にこのくらいで十分なんじゃないでしょうか。

コレを気に最近のTWSをもうちょっと聴きたくなったので、今後もう少しレビューを投稿し
その都度比較ポイントがあればまとめたいと思います。

※追記

下記クーポン利用+商品ページの1500円OFFクーポン併用可能です。

最終価格:6556円(本記事掲載時)となります。
クーポンコード:CPS3PBLG32
期限:
開始日 2023/1/15 00:01 JST
終了日 2023/1/31 23:59 JST
割引:5%off


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