Senfer PT2022 低音濃いめ、カリカリシャープな中高音。

 

今回ご紹介するのはこちら。
Senfer PT2022 先日紹介したPT2021の最新版ですね。
まさか新製品が、それもこんな安直なタイトルで出るとは。
しかもパッケージはこれ使いまわしですね。
商品ページはコチラ(LuckLZ)。LuckEZが何故か割安です。
またページのキャラがほぼ真っ黒なグレーなのが中華イヤホンらしくて。凄いですね。

商品名が無く、付けてるイヤホンも別物 使いまわしだから...


MMCXリケーブル可能な点は変わらず。
見た目で変わったのは大きな銀色のベント部分。
Fiioの例のアレをパクったとしか思えないけど、まんまにならないようアレンジを加えたようなベント。
こいつのおかげかPT2021は低音がスッカスカで肩透かしでしたが、中高音はカラっと乾いた、爽やかーなサウンドで
ギターのカッティングがとても気持ちよく聴けるイヤホンでした。

左右の判別方法 無くなる

重さは左程変わらないけど、結構大きさ違う



PT2022はベントを無くしたことでほぼ完璧にFiioのアレになりました。
その分低音はしっかりと盛られ、サブベースからミドルベースまでイントラとしてはどっしりと鳴るようになりました。
やっぱりパクるなら余計なアレンジは不要ですね。

中高音はほぼPT2021のまま。ドライバーが変更になってるような紹介をされてますが多分変わってない気がする。
ベースが量感こそありますがイントラコンカということもあり、そこまでボワつかず他の音を阻害しません。
しっかりとギターやホーン楽器が響いてくれます。
男性Voから女性Voまでッカーンと気持ちよく抜けてくれますし、ピアノサウンドも美麗。
PT2021の時も書いた気がしますが艶という点ではかなり弱めでカラッカラに乾いた音です。
スポンジカバーを付けることで低音が増し中高音も若干補強はされますが、太く力強い音を求めている方に
この中高音は物足りないかも。

本体の円周上にベントが結構開いてます


全体的には高級偽Podsの方がパンチがあって好みというかオールラウンダー。
どうしても比べるとPT2022は時々「ちょっと薄味だな」と物足りない時があります。
でも5千円前後のイントラコンカとしては刺さり無く突き抜ける軽やかな中高音とボリューミーな低音は結構オススメ出来ます。
nicehckのEB2Sで「もうちょっと低音多めの方がいいな」と感じたらコレがオススメ。
リケーブル可能でモノの作り自体も悪くないです。
エアーダクトは今回しっかり透明で綺麗ですし、PT2021は地味な色しかなかったけど今作は緑や赤、紫等
中華イヤホンらしい豊富なカラーリング。

仮にリケーブル不可でちょっと安価にしたバージョンが出れば正直結構売れそうな気がします。
中華イヤホンのイントラ沼にもうちょっと足を踏み入れたい人にどうぞ。

GW中にゲットした記念。やりたかっただけのやつ。



総評
オススメな人:イントラでも低音はしっかりと欲しい方。中高音はドライな方が好みな方。
個人的好み度:10点満点中/8.5点
完成度:10点満点中/9点 パッケは台無しですが中身は結構高品質です。





0 件のコメント:

コメントを投稿