Jcally EP 09 リケーブル可能なイントラコンカ型

 

今回ご紹介するのはこちら。
JCALLY EP09 amazonでもいくつか取り扱いのあるメーカーですが今回のEP09は現状無し。
EB2Sからすっかりイントラコンカの魅力に取り憑かれてしまい、リケーブル可能なモデルを手に入れました。

チタン合金のボディでずっしりと重め。装着時も多少その存在を感じるので部屋で落ち着いて聴くほうが良いかも。
ベリリウムコートナノダイアフラムの1DD。15.4mmと大型のドライバーです。
ベリリウムコートといえばエージングに時間がかかることで有名ですね。
箱出しで聴いた感じ、かなりベントの多かったEB2Sと比べると比較的密閉感のある筐体が影響してか
低音にどっしりと迫力があり、少し全体的な音は硬質なモノでした。

これはエージングに時間かけるやつだな!ということで100時間以上は鳴らしてからじっくりと聴き込んだんですが
中高音がまぁ出る出る。
ちょっと高めの男性Voや女性Vo、クラップ音やホーン楽器、ドラムの金属系
楽曲にもよりますがこのどれかが大体刺さります。
大きめなドライバーからの迫力ある刺さりは体がイッとなるくらい刺さります。
200時間以上エージングすれば変わるとは思えない刺さり方になってたので少しガッカリ。
控えめな音量で聴いてもかなりグッと前に来るので音楽鑑賞には使えないかなーという状態でした。
スポンジカバーを付けても根本的な改善には至らないレベルの刺さり。

箱出しの一聴では迫力があってこれも良いな!と思ったんですがここまで刺さるようになってしまうとは。
普段大きいなーと思う音量の倍くらいのピンクノイズで追加エージングしたらどうなるか実験してみましたが
特に変わらず。。。

ただし、ゲームや動画視聴ではそこまで問題ない範囲に楽しめています。
EB2Sに比べ低音にボリュームと深さがあるのでゲームは特に相性◎。
イントラコンカ型イヤホンで低音を求める方にはまぁまぁオススメできる機種だと思いますが
環境によって大体の音楽は中音域がギンギンに響いて普段の6割程度のボリュームでしか楽しめない状態となるでしょう。

TRN BT30ならどうかと思ったんですがまったく同じ感じ。ギンギンすぎて聴いてられないです。
というかそもそも、最初から誰かが無理やりこじ開けたような傷が付いてたので何かこのイヤホンに対する不信感が凄い。
L側の傷でもウーンと思ったのにR側の傷はこれですよ。

R側。ドライバを交換するためにこじ開けたような溝の傷。

こちらはL側 黒い縁の一部が小さく欠けている



評判を探ってると中高音が強いからエージング推奨という人もいれば、中音域は控えめとかいう人もいるんですよね。
これは是非同じ機種をもう1個買って...。という検証をいつか出来ればと思います。



総評
オススメな人:イントラコンカ型で低音を重視する人。音楽鑑賞ではなくゲーム、動画視聴がメインの人にならまぁまぁオススメ。
個人的好み度:10点満点中/6点
完成度:10点満点中/6点

amazonのリンクがないので購入先のアリエクリンクを貼っておきます。Jcally EP 09



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