muzen wild mini ゴツいけど小さいBTスピーカー

 

今回ご紹介するのはこちら。
muzenというメーカーのwild mini。
魅力は何と言ってもこの男なら大好きそうな見た目。
トランシーバーのようなミリタリーデザイン。
細かいパーツを覗いて全てが金属製なのでどっしりと重めの248g。
bose sound link microよりも見た目コンパクトなのに42gしか差がありません。

縦横10センチ未満のsoundlink microと比較
充電端子は真横にある丸いカバーを外した部分にあり、残念ながらmicro-B端子。
正面左上のノブはボリューム調整となっており、カチカチ回るのがたまらなくカッコいい。
ノブの右隣にある出っ張りのあるスイッチは下に回すことで電源ONOFF、上に回すことでペアリング状態。
回すだけでなくPUSH式にもなっており、長押しでフラッシュライトも点灯します。
そして一番右にある丸いスイッチが左右回転で曲送り戻し、PUSHで再停止となっています。
よくもこんな小さなボディにスイッチを詰め込んだものだと思いました。
それによって男の好きなガジェット感が上がってます。
底面に2箇所、背面に4箇所小さめのゴム足が付いているので見た目のカッコよさを失わず
使いやすさも確保。

厚みは同じくらい。
コンパクトスピーカーに求めるのは勿論小ささですが、音質もある程度は欲しい。
その点でsoundlink microは発売から時間が経った今でもベストな選択肢の一つです。
wild miniはコンパクトさにおいては他の追随を許さない程にコンパクト。
それでいて音質も中々のものでした。
低音のボリューム感があるのですが、ボワボワと膨らみはなくかなり引き締まっています。
ほぼ金属の筐体でパッシブラジエーターも無いので軽めの音になると思っていましたが
重みのあるベースを鳴らしてくれます。
中高音に関してはサイズなりに多少ツイーターのようなシャカシャカと強調された音ですが
ラジオ等人の声を聴く用途ならバッチリだと思います。
スピーカーのユニットには希土類マグネットを採用し、最新のDSPテクノロジーを搭載したことで
こもらず、それでいて迫力のある低音を生み出しているとのこと。

バッテリーは100%の音量で6時間、音量50%なら10時間程度。4割の時点で結構な音量になるので
全開にすることは無さそうですがかなり持ちは良さそうです。
特に優れている点としては
・小さい
・カッコいい
・IPX5(噴流に対しての保護)レベルの防水性なので水場でも遠慮なく使える
・LEDライト付き


個人的にはsoundlink microと比べて音は好みでありませんでしたが、使っていて気になった不満な点としては
・ペアリングすると勝手に音楽再生をする
・音量が細かく刻めない、バッテリー残量がわからない(これはiPhone側の問題かもしれませんが)
・電源オン時は独特のビープ音が鳴るがオフでは何も鳴らないので「今の切れた?」と不安になる
・今どき充電端子がmicro-B


低音重視ならsoundlink mirco 多少低音控えめでも中高音重視ならwild miniという音。
細かな使用感もboseの方がアプリで遠隔電源オンオフ出来ることもあってboseの方が上。
ただ、ココまで拘った作りをもってお値段は約1万円。
soundlink mircoは1万4000円なのでこだわりを考えればお手頃に感じます。


総評
オススメな人:この見た目にグッと来た方。
個人的好み度:10点満点中/8点 
完成度:10点満点中/10点 多少使い勝手で首を傾げたが作りはとても良い。満足感。



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