KBEAR Robin グラデーションカラーが爽やかなハイブリッドイヤホン

 

今回ご紹介するのはKBEAR Robin 1DD+4BAのハイブリッドイヤホンです。
1DDは定番の10mmデュアル磁気回路ダイナミックドライバー。
クロスオーバー(ドライバー同士のサウンド調整パーツみたいなもの)は4G電子周波数分割技術を採用。
どういう仕組みなのかピンと来ませんが音が崩壊せず、なおかつそれぞれの性能を引き出すための技術が採用されているということでしょう。

背面プレートは亜鉛合金で、グラデーションカラーが華麗。マット塗装ではなく艶のあるタイプです。
初めこの商品画像をツイッターで見かけた時は「おろし器みたいだな」と思ったのですが実物は凹凸かなり控えめです。ちょっと凹んでるだけ。

0.78 2pin仕様で内側のボディはわずかに丸みを帯びだデザイン。ステムが気持ち長めで、イヤーピースは普段より小さめのものが収まり良かったです。
最近よく使ってたのが樹脂ボディのGK10だったということもありますが、robinは思ったより重めです。
金属筐体ボディほどではありませんが背面プレートが結構ゴツイせいでしょうか。

音質はTHE優等生なドンシャリ。
低音は重低音からしっかり量感があります。ミドルベースがかなり多く、人によってはこの部分が合わないかも。
弦楽器のベースが凄く前に出てきます。
中高音は刺さりがないながらもしっかりと主張感あり。BAのはずですがDD1発で出しているような太さとパンチのある中高音です。
華麗さのある高音も鳴っていますが少し距離感が遠目。
音場は平均的な密閉型イヤホン並。ステージはやや狭めに感じます。
尖ったところはありませんが特別欠点も見当たらない、見た目のデザイン含めて優等生という言葉が似合うイヤホンでした。


総評
オススメな人:2,3千円のハイブリッドイヤホンからランクアップを考えてる方。 ミドルベース濃いめで中高音もしっかり存在感は欲しいという方。)
個人的好み度:10点満点中/8点(デザインが良い。音質自体はもう少しどこか尖りがほしかった。)
完成度:10点満点中/9点(KBEARのイヤホンは完成度高いです 箱や付属品含めお値段以上の質であることは間違いありません。)



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