今回ご紹介するイヤホンはTRN V90です。
筐体が全て金属で作られており、見た目こそ小さいですがずっしりとした重さがあります。
耳にすぽっと収まるサイズなのでカナル型が苦手な人でも使いやすいと思います。
0.75の2pin。
この端子を使っているイヤホンはあまりなく、リケーブル用のケーブルはTRNからT1やT2等色々なものが出てますが汎用性は少々低め。
それでもリケーブルをする価値があるサウンドのイヤホンです。
サウンドの特徴としてはまず音場の広さ。
写真を見ていただくと分かる通り、がっつりと背面にベントがあります。半開放型のイヤホンと言っていいでしょう。
低音が空気感を含んでよく響きます。「重」低音域は若干控えめでやや腰高のベースです。それでもEDMを楽しく聴ける量感はしっかりとあるのでジャズでウッドベースがしっかりと主張して欲しい!とかでなければ問題なし。
中高音も細めですがしっかりと主張があり、刺さらない程度にパンチがあります。
全体的に開放感を伴う抜けの良さが素晴らしく、カナルイヤホンの密閉感が苦手な人に是非試してみて欲しいイヤホン。
遮音性が低い&音漏れが結構あるので外で使うには若干不向きなイヤホンですが、個人的にはTRN BT20S proとの相性が良かったのでしばらく外で使ってました。
音漏れがするといっても余程の爆音でなければ電車内では気にならないレベル。
遮音性はかなり低いですが却って安全な面もあって良いかなと。
外でも音に集中したい、雑音はなるべくシャットアウトしたい。という方にはオススメできませんが、私がTRNというメーカーにハマるきっかけとなったこのイヤホン。
中華イヤホンにちょっとお金をかけてもいいかなと思った人には是非試して欲しいお気に入りです。
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TRN V90 1DD+4BAイヤホン |
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