ZiiGaat Cinno 1DD+4BAのハイブリッドイヤホン【PR】

 

今回ご紹介するのはコチラ。(Amazonリンク
日本初上陸と思われる新ブランド ZiiGaatからリリースされたCinno。Linsoulのリンクはコチラ。
ZiiGaatは10年以上様々なブランドのOEM品やODM製品を開発してきた、下積みのあるメーカーとのこと。
満を持してオリジナル制作のイヤホンをリリースしたようですね。


Cinnoは樹脂ボディで、表面がコーティングを厚塗りされたようなピカピカ筐体。
一見チャコールグレーのような単一色に見えます。
側面を見るとラインが入っており、そこを境目に微妙に色が異なっているような。
ラインも左右で微妙に歪んで違いがあるのでただの模様ではなく、上下組み合わせた上でコーティングで固めているんだろうか。

0.78 2pin端子で、軽量な筐体は耳への収まりがスタンダードに良い。
やや薄めの筐体でノズルは標準的な長さ。メッシュがかなりギリギリの縁まで着ているのでハードめなイヤピだとうっかり
着脱時に剥がれちゃいそうですね。



ベントは内側と端子側に1個ずつ。
ノズル角度は浅めで、固定するようなフィンの形状は無くなだらか。
本体が非常に軽いのでしっかり固定されていなくてもあまりずれないです。

1DDは10mmサイズのLCP振動板。こちらが主に低音域を担当し、中音域、高音域に2基ずつBAが担当。
お手本のようなハイブリッド構成。

音質としてはLCPらしい弾力性のある低音と柔らかく明るい中音域が響くまろやかなウォーム寄りドンシャリ。
サブベースは少なめ~並。ミドルベースがそこそこの量感で、柔らかく響きます。
中音域もBAの割には少し大人しめのチューニングになっていて、ギターの音等は丸みが感じられる。
元々キラキラしてる楽曲だとちょっと大人しい鳴りに聴こえるかも。
ただVo、特に女性Voがサ行の刺さり皆無な上でやたらと伸びて響きます。
少し低めの女性Voや男性Voも熱量が感じられ相性が良いです。
高音域はBAらしく細やかなタッチも聴こえるし、下の音域の柔らかさに引っ張られず解像度も保っている。


LCPのDDで全体的に柔らかく少々ウォームな傾向ですが解像度はハイブリッドらしくそこそこ。
キラっと突き抜けるような明るさまではありませんが
中音域がピーク感なく広く響くのでアコースティックギター1本の楽曲等が結構相性良し。

何よりデザインが地味に見えてこういう色味は珍しいと思います。
音の傾向とは真逆に暗めの色ですが、厚めのコーティングのおかげか光がキラキラ反射して
結構オシャレに見える。ロゴも本来はもう少しギラギラして目立ちそうですがコーティングの厚みで微妙に目立たない。
ただし脂が多い人には酷く指紋でベトついてしまう点は注意。
撮影中、いくら拭いても気になって何度も拭き直したレベル。

後は箱出しだと結構中音域が眠たい感じなので、小一時間でも良いので大きめの音量で鳴らしてあげたほうが良いと思います。

箱がちょっとお洒落

総評
オススメな人:ギラギラ感やキラキラ感よりも、中音域にフォーカスの欲しい方。
個人的好み度:10点満点中/6点
完成度:10点満点中/7点 付属ケーブルがしっかり目で全体的な質感は良い。 同価格帯だとライバル争いが若干厳しい気がします。


0 件のコメント:

コメントを投稿