TFZ LIVE3 低音~中音域にパンチ力のあるオールラウンダー

 

今回ご紹介するのは前回と同じメーカーTFZの LIVE3。
ドライバーユニットはNo.3と同じく11.4mmのDD1発仕様。pinは0.78 2pin。
背面には大理石のようなマーブル状の模様があり、TRI Starseaのように個別で異なる模様なのでちょっとしたガチャ要素で楽しいですね。
私が購入したのはイエロー(オレンジっぽいけど)ですが他に白、黒、緑、赤と幅広いバリエーション。
そこまで低価格ではないのにここまで色があるのは珍しい。(現状アマゾンでは黒緑赤の3種類しか確認できませんでした)

3つの小さな背面ベントがありますが特に激しい音漏れはありません。 常識的な音量であれば悩むことはないです。
背面以外はNo.3と同じく真っ黒のプラボディなので指紋が目立ちますが内側なのでそこまで気にならない。

第一印象は低音の深さと広さ。No.3は沈み込んでくるベースと解像度が素晴らしかったですがこちらも負けず劣らず。
沈み込みが若干こちらの方が弱いがその分広さが出てるように感じます。
ヴォーカル等の中音域がカチっとパンチ力があるのでこちらも音の広がりに貢献してる感じ。
No.3の時は刺さっているように感じたドラムの金属系が程々に収まっているので全体的にこちらの方がオールラウンドに楽しめます。

高音が若干遠くで鳴っている印象もNo.3に近いですが、ベースの深さが若干劣る分バランス良く聴こえる。
とはいっても一般的な音に比べれば出すぎるほどに低音が出てるイヤホンなので低音フリークでなければ気にいると思います。
大型DD一発なおかげかイコライザーで低音を盛ると綺麗に上がってくれるので低音フリークでも問題なし。

アイマスの楽曲やEDM等キラキラ系の曲でもカチっとした中音域がしっかり鳴るので結構いけますね。
オールラウンダーにバランスが良い分、もっと中高音の強さが欲しい人はNX7 Pro。低音を更に求めるならNo.3等
その人によって次の方向性が別れるイヤホンだとは思いますが自分の好きな方向性がわからない、定まっていない人には
是非とも試して欲しいバランス良く迫力、名の通りライヴ感のある音楽が楽しめる優良イヤホンです。

最近DDイヤホンが個人的に結構好きなものが多いのでTINHIFIのT5等の新作も非常に気になりますね。。。
BAユニットが無いと中高音は話にならないな!と思っていたこともありました。

ただCCAのCA16も濃厚さに定評があるので気になる。 KZの新作ASTも24BAと、とんでもないユニット数のイヤホンなので気になる。
来月あたりにどれかをレビューすると思います。


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