雑記・今年買って良かったTHRASH METAL 5選

 Instagramでちょこちょこと購入したTHRASH METALの日記として付けてるレベルの投稿があるのですが、せっかくブログがあるので2020年購入したもので特に良かったバンドをまとめて投稿してみます。2020年リリースではなくあくまで2020年購入なのであしからず。

 

その1

  

インドネシアの若手スラッシュ。Fakecivilのデビュー盤。若手らしいクロスオーヴァー系のツッコミ系ネオスラッシュかと思いきや90年代半ばのスラッシュ衰退期を感じさせる、速さ一辺倒に身を任せるのではなく重く、テンポを下げたり試行錯誤感溢れる黒いスラッシュ。 インドあたりのスラッシュはメロコア系のノリが良いスラッシュが多いイメージを勝手に持っていたのでここまで重さを感じるスラッシュ、しかも若手がいるのは驚きました。

その2

ポーランドのデススラッシュ。R.O.D.のセカンド。 正直1枚目はそこまで印象に残るようなものではなかったんですがハードコア系の鋭く重さのあるサウンドにデス系の首を破壊しにくる高速縦ノリが心地いい。ストレス解消に持ってこいのアルバム。

その3

ギリシャのスラッシュ。Violent Definitionのファースト。Mentally Defieldというこちらも激烈にかっこいいバンドがいるのですがそちらのメンバーが2人参加しているバンドです。 スカスカにも感じてしまうほどのクランチサウンドで高速リフを刻みまくるピュアスラッシュ。上記のスラッシュを聴いた後だと音の軽さに拍子抜けするかもしれないがまずは1曲目を最後まで聴いて欲しい。終わる頃にはもう首が止まらなくなっていると思います。

その4

ポルトガルのヤングスラッシャー。ThrashWallのファースト。最近の若手は個人的にどのバンドもPOWER TRIPの影響を受けてるんじゃないかってくらいハードコア系のサウンドにVoのエコーエフェクト、パンク系のノリの良さ、そこにスラッシュの鋭さを足したバンドが多いと感じているんですがこのバンドは現代的なノリに加えサビで曲名を全員で連呼する「いかにも」なスラッシュさを併せ持つ粋なバンドです。年に1回はこういったバンドを見かけるのですがアルバムを1枚2枚だしてそのまま音沙汰が無くなることがあるので是非このまま進み続けて欲しい。完成度高め&かっこいいので21年には国内盤とかもあるのでは。

その5

POWER TRIPの最後の作品となってしまった2018年収録のライブ盤。 これからもクロスオーヴァースラッシュ、ひいてはメタル界隈を引っ張っていく大きな存在と思ってただけにVo.の急死は非常に悲しいニュースでした。個人的には上記に書いたように最近の若手、特にクロスオーヴァー系スラッシュを聴く度に「POWER TRIPみたいだな」と感じることが多く1つの完成形、代表格として認知している節が有りました。Hammer Of Doubtの2010収録版を聴いたときの衝撃は忘れられません。R.I.P


以上5作品が今年印象に残ったスラッシュでした。 来年リリースされる作品で既に目をつけているバンドもあるので最後にそちらの埋め込みを貼っておきます。


こちらは何と日本のバンド。Significant Pointのアルバム。2/7日リリース予定。スラッシュというよりはスピードメタルの類ですがヒーゼンっぽさのあるハイトーンVoにメロディとスピード感のあるギターソロが良い意味で臭くて良い感じです。

 

こちらはチリのバンド。 Demoniacのセカンド。南米らしいデスっぽい激しさを伴ったツッコミ系のスラッシュ。前作もギターパートが長いながらメロディアスでドラマチックな展開が面白い良いアルバムだったのですが、音がかなりくぐもっておりもう少しヌケの良い音になればもっと良いのにな。と思っていたところで今作が。先行公開されている2曲を聴くに音はいい方向に進化しています。タイトル曲は約20分の大作。途中から金管楽器が参加したり中々カオスな雰囲気になってます。チリのVektorや!

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