TRN STM ノズル交換可能なハイブリッド中華!


 

今回ご紹介するイヤホンはTRN STM 1DD+1BAハイブリッドイヤホン。qdcタイプの2pin。

上位モデルに使用されているユニットが組み込まれた上で価格を3000円以下に抑えた非常に魅力的なイヤホンです。

特徴は何と言ってもコレ。


なんと、ノズル部分を交換することが可能。始めから付いている金色がノーマルで青が薄めのフィルター、赤がしっかり目のフィルター付き。

まるで高級モデルのような仕様はテンションが上りますね。

傾向としては金→青→赤の順で中高音が抑えられ相対的に低音が前に出てきます。このイヤホンは低音も相当な量感ですが、ヴォーカルがより前に主張してくる音なので「もう少し抑えたいな」と思ったら標準の金ノズルから変更すると良いでしょう。

全体的に元気な音ですが個々の主張はZSN pro xと比べると若干控えめなところがあり、特に赤フィルター装着時はマイルド寄り。KZ系のドライな音ではなく若干ウェッティです。中華イヤホンとしては聞きやすい、入門に良さそうな音。 個性のあるパンチ力を求めるなら迷わずZSN pro x。

しかしこのイヤホンかなり曲者。というのも有線で使用する状態とBT20S proに接続した状態の音がびっくりするほど異なります。

BT20S proで使った際は中高音がかなり強めの主張でヴォーカルが刺さりやすい、低音はやや控えめな音になります。有線だとノズルは金が丁度いいと感じたのですが無線の場合は赤に変えてもやや中高音が強めのバランスでした。

出力元が弱めだと中高音の主張が強めのイヤホンになるようです。

出力によってここまで音が変わるイヤホンは初めてで戸惑いましたが、フィルター交換を含め音の変え方が無限大ですね。この分だと16コアのケーブルや8コアのケーブルでも大分音が変わりそうです。

アンダー3000円のハイブリッド中華は殆ど試した!という方でもオススメ出来る個性的なイヤホンでした。

今週からスタートするブラックフライデー、サイバーマンデーのセールでも登場に期待が出来ます。

 


TRN STM 1DD+1BAイヤホン

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